有価証券報告書-第59期(令和1年9月1日-令和2年8月31日)
17.リース
前連結会計年度(自 2018年9月1日 至 2019年8月31日)
(1)ファイナンス・リース
ファイナンス・リース債務の内訳は以下のとおりです。
サブリース契約、未払変動リース料及びエスカレーション条項(リース契約金額の引き上げを定めた条項)並び
にリース契約によって課された制限(配当、追加借入及び追加リースに関する制限など)はありません。
(2)オペレーティング・リース
① 借手としてのリース
当社グループの解約不能オペレーティング・リースに係る将来の最低支払リース料総額は以下のとおりです。
各期の費用として認識したオペレーティング・リース契約の最低リース料総額及び変動リース料は以下のとおりです。
変動リース料は、主に店舗出店契約に伴う、売上に連動したリース料であります。オペレーティング・リース契約の中には、更新又は購入オプション及びエスカレーション条項(リース契約金額の引き上げを定めた条項)を含みます。
リース契約によって課された制限(配当、追加借入及び追加リースに関する制限など)はありません。
② 貸手としてのリース
当社は、オペレーティング・リースとして賃借している物件の一部を転貸しており、貸主にサブリース料を支払う一方で、転貸先からサブリース料を受け取っております。
解約不能リースにかかる将来の最低受取リース料は以下のとおりです。
各期の収益として認識された変動リース料総額は以下のとおりです。
当連結会計年度(自 2019年9月1日 至 2020年8月31日)
(1)借手側
当社グループは、借手として、主に店舗用不動産(土地、建物及び構築物)をリースしております。
① リース負債
(単位:百万円)
リース負債に係る金利費用
(単位:百万円)
リースに係るキャッシュ・アウトフロー
当連結会計年度におけるリースに関連するキャッシュ・アウトフローは、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
② 使用権資産
当連結会計年度末における使用権資産の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
(注)2020年8月期における不動産に関して、当社、国内ユニクロ事業及びジーユー事業(国内のみ)の使用権資産合計は226,257百万円となっております。なお、これに対応するリース負債は244,290百万円となっております。
③ リース関連費用
当連結会計年度におけるリースに関連する費用は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
(注)変動リース料は、主に店舗出店契約に伴う、売上に連動したリース料であります。
④ その他
当連結会計年度末において既に契約しているが、まだ開始していないリースにより潜在的に晒されている将来キャッシュ・アウトフローは11,071百万円です。
機動的な出退店の意思決定を目的として、当社グループのリース物件には解約オプションが付与されているものがあります。主に店舗リース契約に係るものであり、その多くは、6ヶ月前までに相手方に書面をもって通知した場合に早期解約を行うオプションとなっております。リース期間は、解約オプションの行使可能性を鑑み、解約不能のリース期間を下限に設定し、セグメントごとの投資回収目標期間を加味して決定しております。この評価に影響を与えるような事象の発生または事実及び状況に重大な変化が生じた際には、評価を見直しています。
(2)貸手側
当社グループは、当社グループの出店戦略の展開に伴い、サブリースをしております。サブリースによる賃料債務の不履行、原状回復の未実施等のリスクを担保する目的で,転借人より敷金を受け入れております。
① ファイナンス・リース
当社グループは、閉店したロードサイド店の転貸を中心に、貸手としてファイナンス・リースにより賃貸しております。
(ⅰ)リース債権の増減分析
ファイナンス・リースに係るリース債権の増減分析は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
(ⅱ)正味リース投資未回収額と調整するリース料債権の満期分析
ファイナンス・リースに係るリース料債権の満期分析は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
(ⅲ)損益計算書におけるリース債権に関する金額
(単位:百万円)
② オペレーティング・リース
当社グループは、運営する商業施設につき、その敷地をテナントに対しオペレーティング・リースとして転貸しております。
(ⅰ)リース収益
オペレーティング・リースに係る収益は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
(ⅱ)リース料の満期分析
オペレーティング・リースに係るリース料の満期分析は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度(自 2018年9月1日 至 2019年8月31日)
(1)ファイナンス・リース
ファイナンス・リース債務の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (2019年8月31日) | ||
最低支払リース料総額 | 最低支払リース料総額の現在価値 | |
ファイナンス・リースにかかる未払債務 | ||
1年以内 | 9,824 | 9,411 |
1年超5年以内 | 25,394 | 24,698 |
5年超 | 4,847 | 4,615 |
合計 | 40,066 | 38,726 |
控除-将来財務費用 | △1,340 | - |
リース債務の現在価値 | 38,726 | 38,726 |
短期リース債務 | - | 9,411 |
長期リース債務 | - | 29,314 |
サブリース契約、未払変動リース料及びエスカレーション条項(リース契約金額の引き上げを定めた条項)並び
にリース契約によって課された制限(配当、追加借入及び追加リースに関する制限など)はありません。
(2)オペレーティング・リース
① 借手としてのリース
当社グループの解約不能オペレーティング・リースに係る将来の最低支払リース料総額は以下のとおりです。
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (2019年8月31日) | |
1年内 | 83,877 |
1年超5年以内 | 155,022 |
5年超 | 105,988 |
合計 | 344,888 |
各期の費用として認識したオペレーティング・リース契約の最低リース料総額及び変動リース料は以下のとおりです。
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (自 2018年9月1日 至 2019年8月31日) | |
最低リース料総額 | 119,059 |
変動リース料 | 78,780 |
合計 | 197,840 |
変動リース料は、主に店舗出店契約に伴う、売上に連動したリース料であります。オペレーティング・リース契約の中には、更新又は購入オプション及びエスカレーション条項(リース契約金額の引き上げを定めた条項)を含みます。
リース契約によって課された制限(配当、追加借入及び追加リースに関する制限など)はありません。
② 貸手としてのリース
当社は、オペレーティング・リースとして賃借している物件の一部を転貸しており、貸主にサブリース料を支払う一方で、転貸先からサブリース料を受け取っております。
解約不能リースにかかる将来の最低受取リース料は以下のとおりです。
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (2019年8月31日) | |
1年内 | 162 |
1年超5年以内 | 739 |
5年超 | 395 |
合計 | 1,298 |
各期の収益として認識された変動リース料総額は以下のとおりです。
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (自 2018年9月1日 至 2019年8月31日) | |
変動リース料 | 1,042 |
当連結会計年度(自 2019年9月1日 至 2020年8月31日)
(1)借手側
当社グループは、借手として、主に店舗用不動産(土地、建物及び構築物)をリースしております。
① リース負債
(単位:百万円)
当連結会計年度 (2020年8月31日) | ||
未経過リース料総額 | 未経過リース料総額の現在価値 | |
未払債務残高 | ||
1年以内 | 115,222 | 114,652 |
1年超2年以内 | 85,370 | 83,993 |
2年超3年以内 | 60,865 | 59,130 |
3年超4年以内 | 49,846 | 47,954 |
4年超5年以内 | 38,523 | 36,724 |
5年超 | 130,932 | 123,722 |
合計 | 480,761 | 466,179 |
リース負債に係る金利費用
(単位:百万円)
当連結会計年度 (自 2019年9月1日 至 2020年8月31日) | |
リース負債に係る金利費用 | 4,763 |
リースに係るキャッシュ・アウトフロー
当連結会計年度におけるリースに関連するキャッシュ・アウトフローは、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度 (自 2019年9月1日 至 2020年8月31日) | |
リースに係るキャッシュ・アウトフローの合計額 | 200,483 |
② 使用権資産
当連結会計年度末における使用権資産の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
不動産 | 器具備品 及び運搬具 | 合計 | |
2019年9月1日残高 | 330,860 | 44,681 | 375,541 |
新規リース契約,リース負債の見直し等による増加 | 164,901 | 13,049 | 177,950 |
減価償却費 | △120,862 | △12,594 | △133,457 |
減損損失 | △16,766 | △274 | △17,041 |
期間満了、除却等 | △2,034 | △1,084 | △3,118 |
その他 | 442 | △372 | 69 |
2020年8月31日残高 | 356,539 | 43,404 | 399,944 |
(注)2020年8月期における不動産に関して、当社、国内ユニクロ事業及びジーユー事業(国内のみ)の使用権資産合計は226,257百万円となっております。なお、これに対応するリース負債は244,290百万円となっております。
③ リース関連費用
当連結会計年度におけるリースに関連する費用は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度 (自 2019年9月1日 至 2020年8月31日) | |
リース負債の測定に含めていない変動リース料に係る費用 | 49,418 |
短期リースに係る費用(リース期間が1ヶ月以下のリースに係る費用を除く) | 3,261 |
少額資産のリースに係る費用(短期リースに係る費用を除く) | 33 |
(注)変動リース料は、主に店舗出店契約に伴う、売上に連動したリース料であります。
④ その他
当連結会計年度末において既に契約しているが、まだ開始していないリースにより潜在的に晒されている将来キャッシュ・アウトフローは11,071百万円です。
機動的な出退店の意思決定を目的として、当社グループのリース物件には解約オプションが付与されているものがあります。主に店舗リース契約に係るものであり、その多くは、6ヶ月前までに相手方に書面をもって通知した場合に早期解約を行うオプションとなっております。リース期間は、解約オプションの行使可能性を鑑み、解約不能のリース期間を下限に設定し、セグメントごとの投資回収目標期間を加味して決定しております。この評価に影響を与えるような事象の発生または事実及び状況に重大な変化が生じた際には、評価を見直しています。
(2)貸手側
当社グループは、当社グループの出店戦略の展開に伴い、サブリースをしております。サブリースによる賃料債務の不履行、原状回復の未実施等のリスクを担保する目的で,転借人より敷金を受け入れております。
① ファイナンス・リース
当社グループは、閉店したロードサイド店の転貸を中心に、貸手としてファイナンス・リースにより賃貸しております。
(ⅰ)リース債権の増減分析
ファイナンス・リースに係るリース債権の増減分析は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度 (自 2019年9月1日 至 2020年8月31日) | |
期首帳簿価額 | 4,824 |
ファイナンス・リース契約による増加 | 1,943 |
元本回収による減少 | △2,294 |
その他 | 15 |
期末帳簿価額 | 4,474 |
(ⅱ)正味リース投資未回収額と調整するリース料債権の満期分析
ファイナンス・リースに係るリース料債権の満期分析は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度 (自 2019年9月1日 至 2020年8月31日) | |
割引前受取リース料債権 | |
1年以内 | 1,499 |
1年超2年以内 | 1,034 |
2年超3年以内 | 792 |
3年超4年以内 | 502 |
4年超5年以内 | 370 |
5年超 | 345 |
合計 | 4,545 |
未稼得金融収益 | 71 |
正味リース投資未回収額 | 4,474 |
(ⅲ)損益計算書におけるリース債権に関する金額
(単位:百万円)
当連結会計年度 (自 2019年9月1日 至 2020年8月31日) | |
正味リース投資未回収額に対する金融収益 | 37 |
② オペレーティング・リース
当社グループは、運営する商業施設につき、その敷地をテナントに対しオペレーティング・リースとして転貸しております。
(ⅰ)リース収益
オペレーティング・リースに係る収益は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度 (自 2019年9月1日 至 2020年8月31日) | |
変動リース料に係る収益 | 120 |
固定リース料に係る収益 | 1,030 |
(ⅱ)リース料の満期分析
オペレーティング・リースに係るリース料の満期分析は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度 (自 2019年9月1日 至 2020年8月31日) | |
割引前受取リース料 | |
1年以内 | 1,009 |
1年超2年以内 | 1,008 |
2年超3年以内 | 533 |
3年超4年以内 | 205 |
4年超5年以内 | 205 |
5年超 | 530 |
合計 | 3,492 |