有価証券報告書-第59期(令和1年9月1日-令和2年8月31日)

【提出】
2020/11/27 9:00
【資料】
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【項目】
186項目
17.リース
前連結会計年度(自 2018年9月1日 至 2019年8月31日)
(1)ファイナンス・リース
ファイナンス・リース債務の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2019年8月31日)
最低支払リース料総額最低支払リース料総額の現在価値
ファイナンス・リースにかかる未払債務
1年以内9,8249,411
1年超5年以内25,39424,698
5年超4,8474,615
合計40,06638,726
控除-将来財務費用△1,340-
リース債務の現在価値38,72638,726
短期リース債務-9,411
長期リース債務-29,314

サブリース契約、未払変動リース料及びエスカレーション条項(リース契約金額の引き上げを定めた条項)並び
にリース契約によって課された制限(配当、追加借入及び追加リースに関する制限など)はありません。
(2)オペレーティング・リース
① 借手としてのリース
当社グループの解約不能オペレーティング・リースに係る将来の最低支払リース料総額は以下のとおりです。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2019年8月31日)
1年内83,877
1年超5年以内155,022
5年超105,988
合計344,888

各期の費用として認識したオペレーティング・リース契約の最低リース料総額及び変動リース料は以下のとおりです。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(自 2018年9月1日
至 2019年8月31日)
最低リース料総額119,059
変動リース料78,780
合計197,840

変動リース料は、主に店舗出店契約に伴う、売上に連動したリース料であります。オペレーティング・リース契約の中には、更新又は購入オプション及びエスカレーション条項(リース契約金額の引き上げを定めた条項)を含みます。
リース契約によって課された制限(配当、追加借入及び追加リースに関する制限など)はありません。
② 貸手としてのリース
当社は、オペレーティング・リースとして賃借している物件の一部を転貸しており、貸主にサブリース料を支払う一方で、転貸先からサブリース料を受け取っております。
解約不能リースにかかる将来の最低受取リース料は以下のとおりです。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2019年8月31日)
1年内162
1年超5年以内739
5年超395
合計1,298

各期の収益として認識された変動リース料総額は以下のとおりです。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(自 2018年9月1日
至 2019年8月31日)
変動リース料1,042

当連結会計年度(自 2019年9月1日 至 2020年8月31日)
(1)借手側
当社グループは、借手として、主に店舗用不動産(土地、建物及び構築物)をリースしております。
① リース負債
(単位:百万円)
当連結会計年度
(2020年8月31日)
未経過リース料総額未経過リース料総額の現在価値
未払債務残高
1年以内115,222114,652
1年超2年以内85,37083,993
2年超3年以内60,86559,130
3年超4年以内49,84647,954
4年超5年以内38,52336,724
5年超130,932123,722
合計480,761466,179

リース負債に係る金利費用
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年9月1日
至 2020年8月31日)
リース負債に係る金利費用4,763

リースに係るキャッシュ・アウトフロー
当連結会計年度におけるリースに関連するキャッシュ・アウトフローは、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年9月1日
至 2020年8月31日)
リースに係るキャッシュ・アウトフローの合計額200,483

② 使用権資産
当連結会計年度末における使用権資産の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
不動産器具備品
及び運搬具
合計
2019年9月1日残高330,86044,681375,541
新規リース契約,リース負債の見直し等による増加164,90113,049177,950
減価償却費△120,862△12,594△133,457
減損損失△16,766△274△17,041
期間満了、除却等△2,034△1,084△3,118
その他442△37269
2020年8月31日残高356,53943,404399,944

(注)2020年8月期における不動産に関して、当社、国内ユニクロ事業及びジーユー事業(国内のみ)の使用権資産合計は226,257百万円となっております。なお、これに対応するリース負債は244,290百万円となっております。
③ リース関連費用
当連結会計年度におけるリースに関連する費用は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年9月1日
至 2020年8月31日)
リース負債の測定に含めていない変動リース料に係る費用49,418
短期リースに係る費用(リース期間が1ヶ月以下のリースに係る費用を除く)3,261
少額資産のリースに係る費用(短期リースに係る費用を除く)33

(注)変動リース料は、主に店舗出店契約に伴う、売上に連動したリース料であります。
④ その他
当連結会計年度末において既に契約しているが、まだ開始していないリースにより潜在的に晒されている将来キャッシュ・アウトフローは11,071百万円です。
機動的な出退店の意思決定を目的として、当社グループのリース物件には解約オプションが付与されているものがあります。主に店舗リース契約に係るものであり、その多くは、6ヶ月前までに相手方に書面をもって通知した場合に早期解約を行うオプションとなっております。リース期間は、解約オプションの行使可能性を鑑み、解約不能のリース期間を下限に設定し、セグメントごとの投資回収目標期間を加味して決定しております。この評価に影響を与えるような事象の発生または事実及び状況に重大な変化が生じた際には、評価を見直しています。
(2)貸手側
当社グループは、当社グループの出店戦略の展開に伴い、サブリースをしております。サブリースによる賃料債務の不履行、原状回復の未実施等のリスクを担保する目的で,転借人より敷金を受け入れております。
① ファイナンス・リース
当社グループは、閉店したロードサイド店の転貸を中心に、貸手としてファイナンス・リースにより賃貸しております。
(ⅰ)リース債権の増減分析
ファイナンス・リースに係るリース債権の増減分析は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年9月1日
至 2020年8月31日)
期首帳簿価額4,824
ファイナンス・リース契約による増加1,943
元本回収による減少△2,294
その他15
期末帳簿価額4,474

(ⅱ)正味リース投資未回収額と調整するリース料債権の満期分析
ファイナンス・リースに係るリース料債権の満期分析は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年9月1日
至 2020年8月31日)
割引前受取リース料債権
1年以内1,499
1年超2年以内1,034
2年超3年以内792
3年超4年以内502
4年超5年以内370
5年超345
合計4,545
未稼得金融収益71
正味リース投資未回収額4,474

(ⅲ)損益計算書におけるリース債権に関する金額
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年9月1日
至 2020年8月31日)
正味リース投資未回収額に対する金融収益37

② オペレーティング・リース
当社グループは、運営する商業施設につき、その敷地をテナントに対しオペレーティング・リースとして転貸しております。
(ⅰ)リース収益
オペレーティング・リースに係る収益は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年9月1日
至 2020年8月31日)
変動リース料に係る収益120
固定リース料に係る収益1,030

(ⅱ)リース料の満期分析
オペレーティング・リースに係るリース料の満期分析は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年9月1日
至 2020年8月31日)
割引前受取リース料
1年以内1,009
1年超2年以内1,008
2年超3年以内533
3年超4年以内205
4年超5年以内205
5年超530
合計3,492