臨時報告書

【提出】
2019/05/24 16:30
【資料】
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提出理由

当社は、2019年3月28日開催の取締役会において、株式会社テラケン(以下「テラケン」という)の発行済株式の一部を取得し、連結子会社化することについて決議し、2019年5月24日に取得価額が決定いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

子会社取得の決定

子会社の取得について
1. 取得対象子会社の概要
(1) 商号株式会社テラケン
(2) 本店の所在地東京都江東区亀戸1-16-8
(3) 代表者の役職・氏名代表取締役社長 中西 雅也
(4) 事業の内容海産物居酒屋さくら水産の運営
(5) 資本金の額100百万円 (2019年2月末現在)
(6) 純資産の額1,820百万円 (2019年2月末現在)
(7) 総資産の額2,187百万円 (2019年2月末現在)
(8) 上場会社と当該会社との間の関係資本関係該当事項はありません。
人的関係該当事項はありません。
取引関係該当事項はありません。
(9) 当該会社の最近3年間の経営成績
決算期2017年2月期2018年2月期2019年2月期
売上高5,979百万円5,237百万円3,526百万円
営業利益△166百万円△265百万円73百万円
経常利益△197百万円△280百万円△42百万円
当期純利益22百万円△514百万円△17百万円

2. 取得対象子会社に関する子会社取得の目的
当社グループは食と文化の融合をテーマに、外食事業として、くつろぎと安らぎを提供する料理店「湯葉と豆腐の店 梅の花」及び「和食鍋処 すし半」の店舗展開を主に行い、テイクアウト事業として、巻き寿司・いなり寿司等の販売店「古市庵」及び和惣菜・お弁当の販売店「梅の花」の店舗展開を行っております。さらに外販事業におきましては、京都セントラルキッチンの稼働による製造能力を最大限に活用すべく製造部門との連携による新商品の開発や丸平商店グループにおける海産物及びカキフライの製造販売強化を行い、販路拡大に努めております。
今後の業界を取り巻く環境は長期的には人口減少、直近では働き方改革関連法案の施行や人手不足等に充分留意する必要があり厳しい状況が続くと見込まれます。当社グループとしてお客様に喜んで頂く事は勿論ですが、従業員の幸せが第一義であると考え、業容拡大及び事業基盤の拡充を図るべく成長戦略として飲食関連会社の子会社化や業務提携を模索し、厳しい経営環境に対応できる規模や組織が必要と考えております。
テラケンは、主に「海産物居酒屋さくら水産」を展開し、海鮮系居酒屋の草分け的存在であります。豊洲市場のみならず各地漁港からの産直品も多く、鮮度の高い鮮魚を中心とした低価格居酒屋として多くの方々にご好評を頂いております。その他に美味しい焼き鳥をコンセプトに、リーズナブルでありながらワンランク上の質感を提供する大衆居酒屋として「てらけん本舗」や漁師の豪快さと祭りの賑わいをミックスした「豊漁居酒屋 わっしょい」等、計39店舗を展開しております。
テラケンが掲げる経営理念『お客様の食生活に元気と笑顔を与え、全従業員の物心両面を幸福にする』は、当社の企業理念である『人に感謝、物に感謝』のお客様や従業員の幸福を考えることに共通するものであると捉えております。テラケンの株式を取得し子会社化することで購買や物流面でのシナジー効果を見込むとともに組織の活性化に繋がり将来の当社グループの事業基盤の拡大に資するものと判断し、筆頭株主であるアスパラントグループ株式会社から、同ファンドが保有する全株式2,290株(発行済株式数の58.0%)の取得を行うことといたしました。
3. 取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
取得価額株式取得額1,517百万円
アドバイザリー費用等8百万円
合計1,526百万円

株式譲渡契約に基づき、今後一定の事象が発生することに伴い、最終的な取得価額は変動する可能性があります。
以 上