有価証券報告書-第42期(平成25年3月1日-平成26年2月28日)

【提出】
2014/05/30 11:36
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【項目】
106項目

対処すべき課題

今後のわが国の経済につきましては、政府の経済政策や円安を背景とした景気回復基調は見られるものの、世界経済の動向に左右されやすい不透明な環境により、予断の許さない状況が継続するものと思われます。
外食業界におきましても、4月の消費税増税による消費の低迷や食材価格の高騰による原価率の上昇、さらには人材不足等が懸念され、今後も厳しい経営環境が継続するものと思われます。
このような状況下、当社グループは、「和風レストランまるまつ」の新規出店により、顧客第一主義をモットーに、お客様に健康的で美味しい食事を、清潔感のある雰囲気の良い店舗の中で、よりスピーディにより安くご提供することで、トータル的な価値の創造に取組んでまいります。
また、より安全で安心な食事を提供するために、生産から販売までの一貫した仕組み(マス・マーチャンダイジング)の構築を目指すとともに、経営体質を一層強化して、収益力の向上に取組んでまいります。
その実現のために当社グループが対処すべき課題は、以下のとおりであります。
① 経営資源の有効活用
イ) 評価・教育・賃金の三位一体化
・ 教育制度の確立による人材の育成
・ 公正な評価制度と賃金への連動システム
ロ) 商品力強化による他社との差別化
・ 10分以内提供遵守
・ 主力商品の磨き上げ
ハ) 資産管理の標準化
・ 不採算店舗の整理、業態変更
・ 資産の有効活用
② 経費の節減
イ) 物流経費の削減
ロ) 工場の安定操業及び生産性向上
ハ) 本社管理コストの削減