有価証券報告書-第20期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済の業況判断につきましては、日銀短観(2021年4月1日発表)によりますと、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業・製造業で5ポイントとなり、12月の前回調査から15ポイント上昇しました。米中など海外経済の持ち直しで輸出や生産活動が拡大した影響により3四半期連続で改善され、新型コロナウイルスの感染拡大前の水準を回復しました。大企業非製造業はマイナス1で4ポイント上がったものの改善幅は小さく、コロナ禍からの景気回復は二極化の様相が強まっています。
国内不動産業界につきましては、三鬼商事株式会社によりますと、2021年3月時点の都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス平均空室率は5.42%となり、2021年12月より0.93ポイント上げました。在宅勤務の広がりによるオフィスの集約などに伴う解約や新規供給の影響もあったため、都心5区の空室面積がこの1カ月間で約1万5千坪増加しました。
このような環境のもと、当社グループは収益獲得の強化に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は売上高2,652,804千円(前年同期比10.8%増)となり、経常損失1,347,281千円(前年同期は375,742千円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失1,693,774千円(前年同期は488,116千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
当社は前連結会計年度末日をみなし取得日として空間プロデュース事業を行うアトリエブックアンドベッド株式会社及び株式会社CAMELOTを連結の範囲に含めております。当該事実に鑑み報告セグメントとして「空間プロデュース事業」を新たに追加しております。また、当社は2020年よりレーシングゲームアプリの開発を始め、2020年9月及び12月には株式会社CAMELOTが運営するCLUB CAMELOTを会場としてeスポーツ大会を開催いたしました。今後の事業拡大に鑑みて当連結会計期間より報告セグメントとして「ゲーム事業」を新たに追加しております。
金融サービス事業
金融サービス事業につきましては、主としてファイナンシャル・アドバイザリー事業、投融資事業及び不動産投資事業の営業活動を行ってまいりました。ファイナンシャル・アドバイザリー事業につきましては、取引先の資金調達支援や財務戦略の助言などに努めました。投融資事業につきましては、様々な事業者の事業資金需要に応える事業融資を実行しました。また、投資しているファンドについて営業投資有価証券運用損を計上いたしました。不動産投資事業につきましては、神戸の1棟マンションやインバウンド向けのホステルの売却等により収益を確保しました。
この結果、売上高は2,013,577千円(前年同期比4.6%減)、セグメント損失は857,179千円(前年同期は247,391千円のセグメント損失)となりました。
サイバーセキュリティ事業
サイバーセキュリティ事業につきましては、主として、海外製のサイバーセキュリティ商品を国内の民間企業向けに販売を行いました。また、テレワークやオンライン会議が急速に普及し情報漏洩等のリスクが高まっていることから、法人向けのセキュリティ診断サービスを開始し、営業活動を行いました。
この結果、売上高は238,799千円(前年同期比14.6%減)、セグメント利益は27,955千円(前年同期は51,429千円のセグメント損失)となりました。
空間プロデュース事業
空間プロデュース事業につきましては、宿泊施設・カフェの運営及びナイトクラブの運営による営業活動を行ってまいりました。カフェ営業やナイトクラブの昼間営業に注力しましたが、新型コロナウイルス感染症による休業の影響を受けた結果、売上高は360,381千円、セグメント損失は413,138千円となりました。空間プロデュースは、当連結会計期間より報告セグメントとして新たに追加したため、前連結会計年度との比較を記載しておりません。
ゲーム事業
ゲーム事業につきましては、レーシングゲームアプリの開発、eスポーツ大会の開催をいたしました。ゲームアプリの完成は2021年春を予定しておりますが、先行して開発費用226,000千円を研究開発費として計上しております。この結果、売上高は40,045千円、セグメント損失は222,310千円となりました。ゲーム事業は、当連結会計期間より報告セグメントとして新たに追加したため、前連結会計年度との比較を記載しておりません。
当社グループにおける、当連結会計年度末の財政状態につきましては、次のとおりであります。
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末比1,987,831千円の減少となる1,460,957千円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末比575,888千円の減少となる1,393,705千円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末比1,411,943千円の減少となる67,251千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は263,878千円となり、前連結会計年度末比14,067千円の増加となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は41,740千円となりました。これは主に販売用不動産の減少1,252,272千円及び営業投資有価証券の減少209,212千円による増加があった一方で、前受金の減少656,476千円及び税金等調整前当期純損失の計上1,690,517千円による減少があったことなどによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は205,922千円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出129,377千円による減少があったことなどによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果得られた資金は178,248千円となりました。これは主に短期借入れによる収入485,000千円、長期借入れによる収入475,460千円及び株式の発行による収入311,305千円よる増加があった一方で、長期借入金の返済による支出690,950千円及び短期借入金の返済による支出340,000千円による減少があったことなどによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
生産実績
当社グループは金融サービス事業、サイバーセキュリティ事業、空間プロデュース事業、ゲーム事業を主たる事業としており、生産活動を行っていないため該当事項はありません。
受注実績
該当事項はありません。
販売実績
当社は前連結会計年度末日をみなし取得日として空間プロデュース事業を行うアトリエブックアンドベッド株式会社及び株式会社CAMELOTを連結の範囲に含めております。当該事実に鑑み報告セグメントとして「空間プロデュース事業」を新たに追加しております。また、当社は2020年よりレーシングゲームアプリの開発を始め、2020年9月及び12月には株式会社CAMELOTが運営するCLUB CAMELOTを会場としてeスポーツ大会を開催いたしました。今後の事業拡大に鑑みて当連結会計期間より報告セグメントとして「ゲーム事業」を新たに追加しております。
(注) 1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.主な販売先及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。なお、A社、B社及びF社との間で守秘義務を負っているため、社名は公表を控えさせていただきます。
3.空間プロデュース事業およびゲーム事業は、当連結会計期間より報告セグメントとして新たに追加したため、前連結会計年度との比較を記載しておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社グループはこの連結財務諸表の作成に当たりまして、貸倒引当金や繰延税金資産の計上、投資その他の資産の評価及び偶発債務の認識等に関して、過去の実績や取引の状況に照らし合理的と考えられる見積り及び判断を行っております。当該見積り及び判断について当社は継続的に評価を行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う業績の悪化が懸念され、財務諸表の作成においてのれんを含む固定資産の減損や投資案件の減損、更に貸付先の業績悪化に伴う貸倒引当金の積み増しが必要となる可能性があります。ただし、新型コロナウイルス感染症の影響額は、今後の広がり方や収束時期等について、外部の情報源に基づく客観性のある情報が入手できないため、当事業年度期末時点で入手可能な情報をもとに見積りを行っております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は852,370千円となり、前連結会計年度末に比べ1,821,607千円減少しました。これは主に、不動産の売却により仕掛販売用不動産が644,824千円及び販売用不動産が607,447千円減少し、運用損により営業投資有価証券が200,339千円減少したことなどによるものであります。
固定資産は608,586千円となり、前連結会計年度末に比べ150,638千円減少しました。これは主に、のれんが86,425千円減少したこと、アトリエブックアンドベッド株式会社の固定資産について減損損失223,053千円を計上したことなどによるものであります。
当連結会計年度末における、繰延資産の計上はありませんでした。これは主に、株式交付費が14,863千円減少したことなどによるものであります。
この結果、総資産は1,460,957千円となり、前連結会計年度末に比べ1,987,831千円減少しました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は556,907千円となり、前連結会計年度末に比べ1,007,474千円減少しました。これは主に、短期借入金が145,000千円増加した一方で、不動産売却に関わる前受金の受領を主たる原因とした前受金が656,476千円減少し、不動産の売却による返済で1年内返済予定の長期借入金が638,856千円減少したことなどによるものであります。
固定負債は836,798千円となり、前連結会計年度末に比べ431,586千円増加しました。これは主に、長期借入金が423,366千円増加したことなどによるものであります。
この結果、負債合計は1,393,705千円となり、前連結会計年度末に比べ575,888千円減少しました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は67,251千円となり、前連結会計年度末と比べ1,411,943千円減少しました。これは主に、新株予約権の行使により資本金が157,922千円増加した一方で、親会社株主に帰属する当期純損失1,693,774千円を計上したことなどによるものであります。
この結果、自己資本比率は2.9%(前連結会計年度末は42.7%)となりました。
資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金運営は、事業活動にかかる資金については営業キャッシュ・フローで獲得した資金を主な財源としておりますが、不動産及び株式の取得については金融機関等からの借入の利用などにより流動性を保持しております。しかしながら、短期的には新型コロナウイルス感染症拡大の影響により厳しい経営環境が続くものと考えられ、財務状態の健全化を図る必要があると認識しております。このため、株式・新株予約権の発行による資金調達の可能性を検討してゆきます。また、金融機関等からの借入による資金調達を実施する予定であります。
経営成績の分析
経営成績の分析につきましては「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」をご参照下さい。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済の業況判断につきましては、日銀短観(2021年4月1日発表)によりますと、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業・製造業で5ポイントとなり、12月の前回調査から15ポイント上昇しました。米中など海外経済の持ち直しで輸出や生産活動が拡大した影響により3四半期連続で改善され、新型コロナウイルスの感染拡大前の水準を回復しました。大企業非製造業はマイナス1で4ポイント上がったものの改善幅は小さく、コロナ禍からの景気回復は二極化の様相が強まっています。
国内不動産業界につきましては、三鬼商事株式会社によりますと、2021年3月時点の都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス平均空室率は5.42%となり、2021年12月より0.93ポイント上げました。在宅勤務の広がりによるオフィスの集約などに伴う解約や新規供給の影響もあったため、都心5区の空室面積がこの1カ月間で約1万5千坪増加しました。
このような環境のもと、当社グループは収益獲得の強化に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は売上高2,652,804千円(前年同期比10.8%増)となり、経常損失1,347,281千円(前年同期は375,742千円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失1,693,774千円(前年同期は488,116千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
当社は前連結会計年度末日をみなし取得日として空間プロデュース事業を行うアトリエブックアンドベッド株式会社及び株式会社CAMELOTを連結の範囲に含めております。当該事実に鑑み報告セグメントとして「空間プロデュース事業」を新たに追加しております。また、当社は2020年よりレーシングゲームアプリの開発を始め、2020年9月及び12月には株式会社CAMELOTが運営するCLUB CAMELOTを会場としてeスポーツ大会を開催いたしました。今後の事業拡大に鑑みて当連結会計期間より報告セグメントとして「ゲーム事業」を新たに追加しております。
金融サービス事業
金融サービス事業につきましては、主としてファイナンシャル・アドバイザリー事業、投融資事業及び不動産投資事業の営業活動を行ってまいりました。ファイナンシャル・アドバイザリー事業につきましては、取引先の資金調達支援や財務戦略の助言などに努めました。投融資事業につきましては、様々な事業者の事業資金需要に応える事業融資を実行しました。また、投資しているファンドについて営業投資有価証券運用損を計上いたしました。不動産投資事業につきましては、神戸の1棟マンションやインバウンド向けのホステルの売却等により収益を確保しました。
この結果、売上高は2,013,577千円(前年同期比4.6%減)、セグメント損失は857,179千円(前年同期は247,391千円のセグメント損失)となりました。
サイバーセキュリティ事業
サイバーセキュリティ事業につきましては、主として、海外製のサイバーセキュリティ商品を国内の民間企業向けに販売を行いました。また、テレワークやオンライン会議が急速に普及し情報漏洩等のリスクが高まっていることから、法人向けのセキュリティ診断サービスを開始し、営業活動を行いました。
この結果、売上高は238,799千円(前年同期比14.6%減)、セグメント利益は27,955千円(前年同期は51,429千円のセグメント損失)となりました。
空間プロデュース事業
空間プロデュース事業につきましては、宿泊施設・カフェの運営及びナイトクラブの運営による営業活動を行ってまいりました。カフェ営業やナイトクラブの昼間営業に注力しましたが、新型コロナウイルス感染症による休業の影響を受けた結果、売上高は360,381千円、セグメント損失は413,138千円となりました。空間プロデュースは、当連結会計期間より報告セグメントとして新たに追加したため、前連結会計年度との比較を記載しておりません。
ゲーム事業
ゲーム事業につきましては、レーシングゲームアプリの開発、eスポーツ大会の開催をいたしました。ゲームアプリの完成は2021年春を予定しておりますが、先行して開発費用226,000千円を研究開発費として計上しております。この結果、売上高は40,045千円、セグメント損失は222,310千円となりました。ゲーム事業は、当連結会計期間より報告セグメントとして新たに追加したため、前連結会計年度との比較を記載しておりません。
当社グループにおける、当連結会計年度末の財政状態につきましては、次のとおりであります。
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末比1,987,831千円の減少となる1,460,957千円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末比575,888千円の減少となる1,393,705千円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末比1,411,943千円の減少となる67,251千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は263,878千円となり、前連結会計年度末比14,067千円の増加となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は41,740千円となりました。これは主に販売用不動産の減少1,252,272千円及び営業投資有価証券の減少209,212千円による増加があった一方で、前受金の減少656,476千円及び税金等調整前当期純損失の計上1,690,517千円による減少があったことなどによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は205,922千円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出129,377千円による減少があったことなどによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果得られた資金は178,248千円となりました。これは主に短期借入れによる収入485,000千円、長期借入れによる収入475,460千円及び株式の発行による収入311,305千円よる増加があった一方で、長期借入金の返済による支出690,950千円及び短期借入金の返済による支出340,000千円による減少があったことなどによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
生産実績
当社グループは金融サービス事業、サイバーセキュリティ事業、空間プロデュース事業、ゲーム事業を主たる事業としており、生産活動を行っていないため該当事項はありません。
受注実績
該当事項はありません。
販売実績
当社は前連結会計年度末日をみなし取得日として空間プロデュース事業を行うアトリエブックアンドベッド株式会社及び株式会社CAMELOTを連結の範囲に含めております。当該事実に鑑み報告セグメントとして「空間プロデュース事業」を新たに追加しております。また、当社は2020年よりレーシングゲームアプリの開発を始め、2020年9月及び12月には株式会社CAMELOTが運営するCLUB CAMELOTを会場としてeスポーツ大会を開催いたしました。今後の事業拡大に鑑みて当連結会計期間より報告セグメントとして「ゲーム事業」を新たに追加しております。
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| 金融サービス事業 | 2,013,577 | △4.6 |
| サイバーセキュリティ事業 | 238,799 | △14.6 |
| 空間プロデュース事業 | 360,381 | - |
| ゲーム事業 | 40,045 | - |
| 合計 | 2,652,804 | 10.8 |
(注) 1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.主な販売先及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。なお、A社、B社及びF社との間で守秘義務を負っているため、社名は公表を控えさせていただきます。
3.空間プロデュース事業およびゲーム事業は、当連結会計期間より報告セグメントとして新たに追加したため、前連結会計年度との比較を記載しておりません。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| A社 | - | - | 852,914 | 32.1 |
| B社 | - | - | 622,187 | 23.4 |
| F社 | 1,927,089 | 80.5 | - | - |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社グループはこの連結財務諸表の作成に当たりまして、貸倒引当金や繰延税金資産の計上、投資その他の資産の評価及び偶発債務の認識等に関して、過去の実績や取引の状況に照らし合理的と考えられる見積り及び判断を行っております。当該見積り及び判断について当社は継続的に評価を行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う業績の悪化が懸念され、財務諸表の作成においてのれんを含む固定資産の減損や投資案件の減損、更に貸付先の業績悪化に伴う貸倒引当金の積み増しが必要となる可能性があります。ただし、新型コロナウイルス感染症の影響額は、今後の広がり方や収束時期等について、外部の情報源に基づく客観性のある情報が入手できないため、当事業年度期末時点で入手可能な情報をもとに見積りを行っております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は852,370千円となり、前連結会計年度末に比べ1,821,607千円減少しました。これは主に、不動産の売却により仕掛販売用不動産が644,824千円及び販売用不動産が607,447千円減少し、運用損により営業投資有価証券が200,339千円減少したことなどによるものであります。
固定資産は608,586千円となり、前連結会計年度末に比べ150,638千円減少しました。これは主に、のれんが86,425千円減少したこと、アトリエブックアンドベッド株式会社の固定資産について減損損失223,053千円を計上したことなどによるものであります。
当連結会計年度末における、繰延資産の計上はありませんでした。これは主に、株式交付費が14,863千円減少したことなどによるものであります。
この結果、総資産は1,460,957千円となり、前連結会計年度末に比べ1,987,831千円減少しました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は556,907千円となり、前連結会計年度末に比べ1,007,474千円減少しました。これは主に、短期借入金が145,000千円増加した一方で、不動産売却に関わる前受金の受領を主たる原因とした前受金が656,476千円減少し、不動産の売却による返済で1年内返済予定の長期借入金が638,856千円減少したことなどによるものであります。
固定負債は836,798千円となり、前連結会計年度末に比べ431,586千円増加しました。これは主に、長期借入金が423,366千円増加したことなどによるものであります。
この結果、負債合計は1,393,705千円となり、前連結会計年度末に比べ575,888千円減少しました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は67,251千円となり、前連結会計年度末と比べ1,411,943千円減少しました。これは主に、新株予約権の行使により資本金が157,922千円増加した一方で、親会社株主に帰属する当期純損失1,693,774千円を計上したことなどによるものであります。
この結果、自己資本比率は2.9%(前連結会計年度末は42.7%)となりました。
資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金運営は、事業活動にかかる資金については営業キャッシュ・フローで獲得した資金を主な財源としておりますが、不動産及び株式の取得については金融機関等からの借入の利用などにより流動性を保持しております。しかしながら、短期的には新型コロナウイルス感染症拡大の影響により厳しい経営環境が続くものと考えられ、財務状態の健全化を図る必要があると認識しております。このため、株式・新株予約権の発行による資金調達の可能性を検討してゆきます。また、金融機関等からの借入による資金調達を実施する予定であります。
経営成績の分析
経営成績の分析につきましては「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」をご参照下さい。