有価証券報告書-第107期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/21 16:41
【資料】
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【項目】
151項目
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
報告セグメントは、当社及び当社の傘下の子会社から成る企業集団の構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社が属するMS&ADインシュアランスグループは、国内損害保険事業、国内生命保険事業、海外事業、金融サービス事業、デジタル・リスク関連サービス事業を事業領域としております。当社のセグメント情報上は、事業領域区分を基礎として事業セグメントを識別し、主として国内において損害保険事業を営む当社と、諸外国において保険事業を営む海外現地法人の2つを報告セグメントとしております。
各損害保険会社は、火災保険、海上保険、傷害保険、自動車保険、自動車損害賠償責任保険、その他の損害保険商品を販売しております。また、海外事業において、生命保険子会社が生命保険事業を営んでおります。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、各社の当期純利益を基礎とした数値(出資持分考慮後の当期純利益)であります。
セグメント間の内部売上高は、第三者間取引価格に基づいております。
(「IFRS第17号「保険契約」の適用」)
「会計方針の変更」に記載のとおり、国際財務報告基準(IFRS)を適用している在外連結子会社及び在外持分法適用会社においてIFRS第17号「保険契約」を適用しております。この結果、遡及適用前と比べて、前連結会計年度の「海外事業」において外部顧客への売上高は17,631百万円減少、セグメント利益又は損失は55,801百万円増加、セグメント資産は795,092百万円減少、持分法投資利益又は損失は116百万円減少、税金費用は11,254百万円増加しております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円)
国内損害
保険事業
海外事業その他
(注2)
合計調整額
(注3、4、5)
連結財務諸表計上額
(注6)
(三井住友
海上)
(海外保険
子会社)
売上高(注1)
外部顧客への売上高1,562,829913,06814,4152,490,313△7,2572,483,055
セグメント間の内部
売上高又は振替高
67,003△67,003----
1,629,832846,06514,4152,490,313△7,2572,483,055
セグメント利益又は
損失(△)
107,89972,5193,188183,607△33,731149,875
セグメント資産7,000,0233,415,90373,85510,489,781△1,912,4308,577,350
その他の項目
減価償却費37,59711,3196348,9808,50657,487
のれんの償却額----12,25712,257
利息及び配当金収入134,99529,86612164,874△23,493141,380
支払利息4,8813,565-8,447-8,447
有価証券評価損26,1377,858-33,996△13,62620,369
持分法投資利益又は
損失(△)
-8,3904828,872△3,4875,385
特別利益13,74520,284-34,02917034,200
(固定資産処分益)(13,745)(20,284)(-)(34,029)(170)(34,200)
特別損失13,548445-13,9937714,071
(減損損失)(466)(-)(-)(466)(-)(466)
(その他特別損失)(6,637)(-)(-)(6,637)(-)(6,637)
税金費用33,52219,42714853,0981,48454,583
持分法適用会社への
投資額
109,2031,867-111,07127,226138,297
有形固定資産及び
無形固定資産の増加額
33,2849,9444143,270-43,270

(注)1 売上高は、損害保険事業にあっては正味収入保険料、生命保険事業にあっては保険料収入、その他の事業にあっては経常収益、連結財務諸表計上額にあっては正味収入保険料及び生命保険料の合計の金額を記載しております。
2 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、国内保険会社以外のグループ会社が営む金融サービス事業であります。
3 外部顧客への売上高の調整額は、連結損益計算書の生命保険料と生命保険事業における保険料収入との差額△1,614百万円、その他の事業に係る経常収益の調整額△5,642百万円であります。
4 セグメント利益又は損失の調整額には、セグメント間取引消去△23,716百万円、三井住友海上で計上した保険子会社の株式評価損に係る調整額13,665百万円のほか、のれんの償却額等△23,680百万円を含んでおります。
5 セグメント資産の調整額には、セグメント間取引消去△1,385,095百万円や海外保険子会社の資産に含まれる保険契約準備金を負債のうちの保険契約準備金と相殺して表示したことによる振替額△669,713百万円のほか、各報告セグメントに配分していないのれんの未償却残高の調整額等142,377百万円を含んでおります。
6 セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の親会社株主に帰属する当期純利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(単位:百万円)
国内損害
保険事業
海外事業その他
(注2)
合計調整額
(注3、4、5)
連結財務諸表計上額
(注6)
(三井住友
海上)
(海外保険
子会社)
売上高(注1)
外部顧客への売上高1,562,7771,209,15926,1592,798,096△20,7172,777,378
セグメント間の内部
売上高又は振替高
60,529△60,529----
1,623,3071,148,63026,1592,798,096△20,7172,777,378
セグメント利益又は
損失(△)
167,777151,3585,617324,752△50,107274,645
セグメント資産7,864,3883,874,44168,32011,807,150△1,940,8879,866,262
その他の項目
減価償却費38,14714,5254852,72111,77464,496
のれんの償却額----16,19616,196
利息及び配当金収入154,76550,7210205,487△31,334174,152
支払利息4,8424,11308,956-8,956
有価証券評価損24,598--24,598△22,6081,989
持分法投資利益又は
損失(△)
-13,9732,96216,936△3,43613,499
特別利益16,242216-16,458-16,458
(固定資産処分益)(16,242)(216)(-)(16,458)(-)(16,458)
特別損失9,2992,608-11,9075,73017,638
(減損損失)(2,637)(2,568)(-)(5,206)(5,730)(10,936)
税金費用53,485△1,868△1,98149,6355,29354,929
持分法適用会社への
投資額
109,3441,783-111,12758,789169,917
有形固定資産及び
無形固定資産の増加額
29,83710,2034840,089-40,089

(注)1 売上高は、損害保険事業にあっては正味収入保険料、生命保険事業にあっては保険料収入、その他の事業にあっては経常収益、連結財務諸表計上額にあっては正味収入保険料及び生命保険料の合計の金額を記載しております。
2 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、国内保険会社以外のグループ会社が営む金融サービス事業であります。
3 外部顧客への売上高の調整額は、連結損益計算書の生命保険料と生命保険事業における保険料収入との差額△2,643百万円、その他の事業に係る経常収益の調整額△18,074百万円であります。
4 セグメント利益又は損失の調整額には、セグメント間取引消去△31,272百万円、三井住友海上で計上した子会社株式評価損に係る調整額22,608百万円のほか、のれんの償却額等△41,444百万円を含んでおります。
5 セグメント資産の調整額には、セグメント間取引消去△1,410,104百万円や海外保険子会社の資産に含まれる保険契約準備金を負債のうちの保険契約準備金と相殺して表示したことによる振替額△757,521百万円のほか、各報告セグメントに配分していないのれんの未償却残高の調整額等226,738百万円を含んでおります。
6 セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の親会社株主に帰属する当期純利益と調整を行っております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
火災海上傷害自動車自動車損害
賠償責任
その他合計
(損害保険事業)
正味収入保険料
500,588191,815186,857846,116142,102601,5752,469,055

(単位:百万円)
個人保険個人年金保険団体保険合計
(生命保険事業)
保険料収入
2,2538,7724,58815,615

2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本米国その他合計
(損害保険事業)
正味収入保険料
1,536,951231,641700,4622,469,055

(単位:百万円)
日本インドネシア合計
(生命保険事業)
保険料収入
8,7726,84215,615

(注)売上高は、保険契約者の所在地を基礎とした社内管理区分により国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本海外合計
202,33130,579232,910

3 主要な顧客ごとの情報
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
火災海上傷害自動車自動車損害
賠償責任
その他合計
(損害保険事業)
正味収入保険料
578,609202,710198,914876,896130,287766,4552,753,874

(単位:百万円)
個人保険個人年金保険団体保険合計
(生命保険事業)
保険料収入
12,3828,0845,68026,147

2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本米国その他合計
(損害保険事業)
正味収入保険料
1,532,558347,702873,6132,753,874

(単位:百万円)
日本インドネシア合計
(生命保険事業)
保険料収入
8,08418,06226,147

(注)売上高は、保険契約者の所在地を基礎とした社内管理区分により国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本海外合計
193,94331,574225,517

3 主要な顧客ごとの情報
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報については、「セグメント情報 3 報告セグメントごとの 売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報」に含めて記載しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円)
海外保険子会社その他合計
当期償却額12,06719012,257
当期末残高129,3432,492131,835

(注)「セグメント情報 3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報」における報告セグメントごとのセグメント利益又は損失には、のれんの償却額は含まれておりません。また、報告セグメントごとのセグメント資産には、連結子会社の資産に計上されたのれんを除く連結決算上ののれんの未償却残高は含まれておりません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(単位:百万円)
海外保険子会社その他合計
当期償却額15,99220316,196
当期末残高129,2062,458131,665

(注)「セグメント情報 3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報」における報告セグメントごとのセグメント利益又は損失には、のれんの償却額は含まれておりません。また、報告セグメントごとのセグメント資産には、連結子会社の資産に計上されたのれんを除く連結決算上ののれんの未償却残高は含まれておりません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。