訂正有価証券報告書-第40期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/30 15:48
【資料】
PDFをみる
【項目】
106項目

対処すべき課題

ユニゾグループは、「私たちは、①全てのステークホルダーとともに豊かさと価値を創造する企業、②お客様の信頼と期待に応え、選ばれ続ける企業、③社会と環境に貢献する企業、を目指します」を企業理念としております。
ユニゾグループを取り巻く足許の事業環境をみますと、我が国経済は緩やかな回復基調を維持しており、国内オフィスビル賃貸市場においては空室率が低水準で推移、賃料も緩やかな上昇を維持すると見込まれます。また、ホテル業界においては、ホテルの新増設計画が増加傾向にあり、需給は緩和の方向にあると考えられます。一方、米国経済は拡大基調を維持しており、米国オフィスビル賃貸市場においては賃料も堅調に推移することが期待されます。
こうした見通しの下、ユニゾグループは、当期をもって第二次中期経営計画(計画期間平成27年度~平成29年度)を1年前倒しでほぼ達成し、新たに第三次中期経営計画"GLOBAL PROMINENCE 2019 ~グローバルな成長・進化を目指す"を策定致しました。
(計画期間 平成29年度~平成31年度、平成29年4月28日公表)
同計画は「グローバルに成長・進化する企業を目指す」を基本方針としており、不動産事業とホテル事業の2本の柱で成長していくことを戦略として掲げております。
不動産事業では、国内は、東京都心での投資を引き続き推進、海外は、ニューヨーク、ワシントンD.C.を基点に米国展開をさらに積極化し、お客さまの多様なニーズに応える高品質な空間を提供してまいります。
ホテル事業では、大都市及び地方中核都市中心部の至便な立地にあるビジネスホテルという利便性を活かし、国内における拠点網の拡充に一層注力して参ります。更にお客さまの一層多様化するニーズに応えるべく、既存の「ホテルユニゾ」「ユニゾイン」に加え、新ブランド「ユニゾインエクスプレス」を新たに展開し、好立地での利便性と優れたサービスを国内外のお客さまに提供してまいります。