有価証券報告書-第98期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/19 15:00
【資料】
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【項目】
153項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度、退職一時金制度及び中小企業退職金共済制度を設けており、確定拠出型の制度として、主に確定拠出年金制度を導入しております。また、一部の連結子会社においては、退職給付信託を設定しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
退職給付債務の期首残高33,548百万円31,979百万円
勤務費用1,2801,211
利息費用8678
数理計算上の差異の発生額△563△313
退職給付の支払額△2,371△1,278
退職給付債務の期末残高31,97931,677

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
年金資産の期首残高17,690百万円16,930百万円
期待運用収益295263
数理計算上の差異の発生額△605△1,242
事業主からの拠出額705326
退職給付の支払額△1,155△815
年金資産の期末残高16,93015,461

(3)簡便法を適用した制度の退職給付に係る負債及び資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
退職給付に係る負債と資産の純額の期首残高2,228百万円2,238百万円
退職給付費用253264
退職給付の支払額△178△160
年金制度への拠出額△64△62
退職給付に係る負債と資産の純額の期末残高2,2382,279

(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び資産の調整表
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
積立型制度の退職給付債務15,099百万円14,833百万円
年金資産△17,523△16,076
△2,423△1,242
非積立型制度の退職給付債務19,71119,737
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額17,28718,494
退職給付に係る負債18,36019,093
退職給付に係る資産△1,072△598
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額17,28718,494

(注)簡便法を適用した制度を含みます。
(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
勤務費用1,280百万円1,211百万円
利息費用8678
期待運用収益△295△263
数理計算上の差異の費用処理額234680
過去勤務費用の費用処理額△266△223
簡便法で計算した退職給付費用253264
確定給付制度に係る退職給付費用1,2931,747

(6)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
過去勤務費用266百万円223百万円
数理計算上の差異△193248
合 計73471

(7)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
未認識過去勤務費用△1,786百万円△1,563百万円
未認識数理計算上の差異5,7415,989
合 計3,9554,426

(8)年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
債券45%50%
株式3327
一般勘定1314
現金及び預金44
その他55
合 計100100

(注)年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度18%、当連結会計年度14%含まれております。
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
割引率0.0~0.7%0.0~0.7%
長期期待運用収益率1.5~3.0%1.5~2.5%

3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度562百万円、当連結会計年度574百万円であります。