有価証券報告書-第114期(2025/04/01-2026/03/31)
有報資料
当社グループにおける最大の課題は、近年あらゆる業界において深刻化している人手不足への対応であります。とりわけバス運転士不足の解消は喫緊の課題であり、採用強化や離職防止に加え運営の効率化を図ることが求められております。こうした状況を踏まえ、当社は令和8年4月1日付で北鉄金沢バス株式会社を吸収合併いたしました。
本合併により、運行体制の最適化を進め、安全で安定的な運行の維持に努めるとともに、さらなるサービス向上に取り組んでまいる所存であります。
ア.バス運転士の定着と獲得
バス運転士不足は依然として極めて深刻な状況にあります。この課題の解決に向け、各種イベントへの積極的な参画や、運転士募集に特化したCM放映を継続しております。また、賃金水準及び労働環境の抜本的な改善を推進しており、引き続き、より多くの運転士確保に向け、採用活動及び離職防止に資する施策を強力に推進してまいります。
イ.老朽化施設の対応
当社グループの各施設は、その大半が昭和40年代に建築されたものであり、これまで段階的に更新を進めてまいりました。現在では割出地区の再開発を含め、施設更新への対応が喫緊の課題となっておりますが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、計画の一部はやむを得ず中断しており、昨今では、物価上昇及び資材価格の高騰により、投資環境は依然として厳しく、新規投資の判断には慎重さが求められる状況にあります。
一方で、当社の根幹事業を支える各種施設の老朽化は着実に進行しており、安定的な事業継続の観点からも対応の先送りは困難な状況です。今後は、投資環境を十分に見極めつつ、安全運行の継続ならびに労働環境の改善のため、早期対応を視野に入れた計画的な実行・再整備に取り組んでまいります。
ウ.運賃改定について
令和8年2月に金沢地区・加賀地区において路線バス運賃の改定を実施いたしましたが、今後もバス運転士をはじめとする人材確保に向けた賃金水準の改善とともに、老朽化施設の対応など、安全で快適な輸送サービスを提供し続けるための設備投資を継続していく必要があります。
このような状況を踏まえ、事業の維持・継続のため、今後も適切なタイミングで運賃改定を実施してまいりたいと考えております。
エ.着地型観光の強化
中期経営計画では、収益力向上の一環として着地型観光の強化を掲げており、これまで、定期観光バス「白川郷・五箇山めぐり」の新設をはじめ、石川線を活用した白山方面への観光キャンペーン「はくさんジオジャーニー」を展開するなど、着地型観光の強化に取り組んでまいりました。
なかでも、インバウンド需要の取り込みに努めており、多言語予約サイトを新たに採用したほか、当社初の多言語チラシの作成や人気インフルエンサーによるSNSのPR強化をはじめ、定期観光バスに多言語同時通訳システムを導入するなど、さまざまな施策に取り組んでいます。
今後も、インバウンド需要を含めた着地型観光の強化に努め、収益力向上に努めてまいります。
オ.鉄道線の再構築事業の推進
令和7年4月に開始いたしました「鉄道事業再構築事業」では、石川線に導入する新造車両の設計作業を進めているほか、石川線・浅野川線における老朽化施設の計画的な更新など、安全性・安定輸送の確保に向けた設備投資を着実に進めてまいります。これにより、日常的にご利用頂く地域の皆様の安心・快適な移動を支えるとともに、観光でお越しの方々にも、より利用しやすい交通環境の整備に取り組んでまいります。今後も利便性のさらなる向上を図り、地域に根ざしながら多くのお客様に選ばれ、末永く親しまれる鉄道線を目指してまいります。
当社グループは、中期経営計画「ブランドビルド2026 ~新しい北鉄グループを創る~」(3ヵ年計画)の最終年度を迎えております。企業理念である「人々の日常生活を支え、誠実に行動し、信頼される身近な存在として地域社会に貢献する」のもと、今後も地域行政との連携を一層強化し、お客様から親しみを持って頂けるとともに、より多くの皆様から愛される企業を目指してまいります。その実現に向け、「安全・安心・快適」を最優先に、グループ一丸となって取り組んでまいります。
本合併により、運行体制の最適化を進め、安全で安定的な運行の維持に努めるとともに、さらなるサービス向上に取り組んでまいる所存であります。
ア.バス運転士の定着と獲得
バス運転士不足は依然として極めて深刻な状況にあります。この課題の解決に向け、各種イベントへの積極的な参画や、運転士募集に特化したCM放映を継続しております。また、賃金水準及び労働環境の抜本的な改善を推進しており、引き続き、より多くの運転士確保に向け、採用活動及び離職防止に資する施策を強力に推進してまいります。
イ.老朽化施設の対応
当社グループの各施設は、その大半が昭和40年代に建築されたものであり、これまで段階的に更新を進めてまいりました。現在では割出地区の再開発を含め、施設更新への対応が喫緊の課題となっておりますが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、計画の一部はやむを得ず中断しており、昨今では、物価上昇及び資材価格の高騰により、投資環境は依然として厳しく、新規投資の判断には慎重さが求められる状況にあります。
一方で、当社の根幹事業を支える各種施設の老朽化は着実に進行しており、安定的な事業継続の観点からも対応の先送りは困難な状況です。今後は、投資環境を十分に見極めつつ、安全運行の継続ならびに労働環境の改善のため、早期対応を視野に入れた計画的な実行・再整備に取り組んでまいります。
ウ.運賃改定について
令和8年2月に金沢地区・加賀地区において路線バス運賃の改定を実施いたしましたが、今後もバス運転士をはじめとする人材確保に向けた賃金水準の改善とともに、老朽化施設の対応など、安全で快適な輸送サービスを提供し続けるための設備投資を継続していく必要があります。
このような状況を踏まえ、事業の維持・継続のため、今後も適切なタイミングで運賃改定を実施してまいりたいと考えております。
エ.着地型観光の強化
中期経営計画では、収益力向上の一環として着地型観光の強化を掲げており、これまで、定期観光バス「白川郷・五箇山めぐり」の新設をはじめ、石川線を活用した白山方面への観光キャンペーン「はくさんジオジャーニー」を展開するなど、着地型観光の強化に取り組んでまいりました。
なかでも、インバウンド需要の取り込みに努めており、多言語予約サイトを新たに採用したほか、当社初の多言語チラシの作成や人気インフルエンサーによるSNSのPR強化をはじめ、定期観光バスに多言語同時通訳システムを導入するなど、さまざまな施策に取り組んでいます。
今後も、インバウンド需要を含めた着地型観光の強化に努め、収益力向上に努めてまいります。
オ.鉄道線の再構築事業の推進
令和7年4月に開始いたしました「鉄道事業再構築事業」では、石川線に導入する新造車両の設計作業を進めているほか、石川線・浅野川線における老朽化施設の計画的な更新など、安全性・安定輸送の確保に向けた設備投資を着実に進めてまいります。これにより、日常的にご利用頂く地域の皆様の安心・快適な移動を支えるとともに、観光でお越しの方々にも、より利用しやすい交通環境の整備に取り組んでまいります。今後も利便性のさらなる向上を図り、地域に根ざしながら多くのお客様に選ばれ、末永く親しまれる鉄道線を目指してまいります。
当社グループは、中期経営計画「ブランドビルド2026 ~新しい北鉄グループを創る~」(3ヵ年計画)の最終年度を迎えております。企業理念である「人々の日常生活を支え、誠実に行動し、信頼される身近な存在として地域社会に貢献する」のもと、今後も地域行政との連携を一層強化し、お客様から親しみを持って頂けるとともに、より多くの皆様から愛される企業を目指してまいります。その実現に向け、「安全・安心・快適」を最優先に、グループ一丸となって取り組んでまいります。