有価証券報告書-第66期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/14 10:58
【資料】
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【項目】
93項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
(1)財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、75億74百万円(前連結会計年度末比3.4%の減少)となり、2億65百万円減少しました。主な内訳は、現金及び預金13億51百万円(前連結会計年度末比19.8%の減少)、受取手形及び売掛金57億28百万円(前連結会計年度末比1.9%の増加)となっております。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、352億29百万円(前連結会計年度末比1.3%の増加)となり、4億38百万円増加しました。主な内訳は、建物及び構築物92億57百万円(前連結会計年度末比4.4%の減少)、土地189億20百万円(前連結会計年度末比0.9%の増加)となっております。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、241億52百万円(前連結会計年度末比0.1%の減少)となり、30百万円減少しました。主な内訳は、支払手形及び買掛金21億69百万円(前連結会計年度末比22.1%の減少)、短期借入金149億90百万円(前連結会計年度末比3.4%の増加)となっております。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、140億83百万円(前連結会計年度末比6.3%の減少)となり、9億45百万円減少しました。主な内訳は、長期借入金65億22百万円(前連結会計年度末比21.5%の減少)、退職給付に係る負債44億71百万円(前連結会計年度末比4.6%の増加)となっております。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、45億68百万円(前連結会計年度末比33.6%の増加)となり、11億49百万円増加しております。この結果、自己資本比率は、前連結会計年度の7.7%から2.7%上昇し、当連結会計年度末においては、10.4%となっております。
(2)経営成績の分析
(営業収益)
当連結会計年度における営業収益は、381億25百万円(前年同期比1.1%の減少)となりました。主な要因は、当社において、営業収益が362億38百万円(前年同期比1.2%の減少)となったことによります。
(営業利益)
当連結会計年度における営業利益は、17億43百万円(前年同期比56.6%の増加)となりました。主な要因は、当社において営業利益が15億32百万円(前年同期比62.1%の増加)となったことによります。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は、17億58百万円(前年同期比62.1%の増加)となりました。主な要因は、当社において経常利益が15億43百万円(前年同期比69.9%の増加)となったことによります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、10億87百万円(前年同期比88.7%の増加)となりました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
当社グループの事業は、貨物自動車運送事業の単一事業であるため、セグメント情報の区分による分析は省略しております。
(3)キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析については、「1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。