四半期報告書-第150期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2014/11/12 9:47
【資料】
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【項目】
32項目

企業結合等関係

(企業結合等関係)
共通支配下の取引等
1.取引の概要
当社は、意思決定の迅速化をはかり、グループ経営の機動力と柔軟性を高めることで、グループ経営を一層強化し、より効率的な連結経営体制を構築することを目的として、平成26年9月1日付で連結子会社2社を完全子会社化する株式交換を実施いたしました。
(1)結合当事企業の名称およびその事業の内容
① 結合企業(株式交換完全親会社)
名称 :ヤマトホールディングス株式会社(当社)
事業内容:グループ会社の株式を所有することによるグループ会社の経営管理およびこれに附帯する業務
② 被結合企業(株式交換完全子会社)
名称 :ヤマトグローバルエキスプレス株式会社
(以下「ヤマトグローバルエキスプレス」)
事業内容:国内航空貨物輸送事業
名称 :ヤマトグローバルロジスティクスジャパン株式会社
(以下「ヤマトグローバルロジスティクスジャパン」)
事業内容:国際航空貨物、海上貨物の取扱、輸出入通関事業
(2)企業結合日
平成26年9月1日(効力発生日)
(3)企業結合の法的形式
当社を株式交換完全親会社、ヤマトグローバルエキスプレスおよびヤマトグローバルロジスティクスジャパン(以下「対象2社」)を株式交換完全子会社とする株式交換。
2.実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)および「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成25年9月13日)を早期適用し、共通支配下の取引等のうち、非支配株主との取引として処理を行っております。
3.子会社株式の追加取得に関する事項
(1)追加取得した子会社株式の取得原価および対価の種類ごとの内訳
ヤマトグローバルエキスプレス1,093百万円(取得の対価:当社普通株式)
ヤマトグローバルロジスティクスジャパン736(取得の対価:当社普通株式)
取得原価合計1,830

(2)株式の種類別の交換比率およびその算定方法ならびに交付株式数
① 株式の種類別の交換比率
株式の種類:普通株式
株式交換完全親会社株式交換完全子会社
当社ヤマトグローバル
エキスプレス
ヤマトグローバル
ロジスティクスジャパン
株式交換比率141.2975.621

② 交換比率の算定方法
本件株式交換における交換比率の算定は、その公平性および妥当性を確保するため、当社および対象2社双方から独立した第三者算定機関である株式会社KPMG FASに算定を依頼しました。株式会社KPMG FASは、当社の株式価値については当社が上場会社であることを勘案し、市場株価平均法により、対象2社の株式価値については、対象2社が非上場であることを勘案したうえで、ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー法を採用し、株式交換比率の算定を行いました。当社の株式価値については、平成26年7月30日を算定基準日として、算定基準日終値ならびに算定基準日までの1ヶ月間、算定基準日までの3ヶ月間および算定基準日までの6ヶ月間の各期間の終値平均株価を算定の基礎としております。
当社は、第三者算定機関による交換比率の算定結果を参考に、対象2社とそれぞれ株式交換比率について慎重に交渉・協議を行い、株式交換比率を決定いたしました。
③ 交付株式数
896,425株
本件株式交換により交付する当社株式には、当社が保有する自己株式を充当し、新株式の発行は行っておりません。