有価証券報告書-第85期(2025/04/01-2026/03/31)
(3) 戦略
当社が優先して取り組むべき重要課題として設定しております「マテリアリティ」の解決に向けて、サステナビリティ委員会で協議を重ね取締役会で決定した「サステナビリティ方針」に基づき、今後も様々な取組みを通じ、 サステナビリティ経営を実践してまいります。
また、当社グループは、気候変動により生じるリスクと機会について特定し、リスクの軽減、機会の獲得に向けた取組みを推進しております。
当社グループは、2023年4月1日から開始し、当連結会計年度(2026年3月期)に最終年度を迎えた『第13次中期経営計画』では、「事業活動を通じ、人々が幸せを実感する豊かな社会の実現と持続的な発展に貢献する」を経営方針に掲げ、ESG経営による企業価値向上に努めてまいりました。
次期(2027年3月期)より始動する『第14次中期経営計画』においては、前中期経営計画での成果と課題を踏まえ、引き続き地球環境問題をはじめとした様々な社会課題へ対応し、リスクの軽減と機会の獲得を推し進め、中長期的な企業価値のさらなる向上を目指してまいります。
また、当社グループにおいては、変化の時代を切り拓く原動力は人材であり、現場力および変革推進力を継続的に磨き続けることが不可欠であるとの認識のもと、従業員への教育および人材投資を積極的に推進しております。
当社グループの人材戦略は、ニッコンホールディングス㈱ HR(Human Resource)統括部を中心にグループ各社が連携し、グループ全体で人的資本経営の推進に取り組んでおります。
当社グループの人的資本経営
グループ社員が活き活きと自律的に成長できる環境を整備し、一人ひとりの「個」と「多様性」を尊重することで、その能力を最大限に引き出し、組織として結集させる。これにより、イノベーションと競争力を創出し、グループ社員の成長と中長期的・持続的な企業価値向上の同時実現を図ることを、当社の人的資本経営として位置付け、実践していく。
人的資本経営の主な取り組み
①多様な人材の活躍
― 多様な人材を受け入れ、互いを尊重し、公平に活躍できる機会を創出 ―
取組内容
女性管理職候補層を対象とした体系的研修の実施
障がい者雇用の推進支援
多国籍従業員の活用と協働体制の確立
高度専門人材の採用強化
未来物流研究所の設立構想の検討開始
外国籍ドライバーの採用および教育の推進
②個の力の発揮と結集
― 一人ひとりの「個」を磨き輝かせ、結集することでグループ全体の力を最大化 ―
取組内容
人材の可視化によるグループ内適材適所配置の推進
国際的視野をもつ将来の幹部候補人材育成のため、海外・国内間のトレーニー制度拡大と育成プログラムの充実
ニッコン経営スクールの強化による次世代経営者育成
資格取得の推奨によるスキル・専門性向上の促進
③安全と成長を基盤とした働き甲斐ある組織づくりの推進
― 安全・安心を最優先に、自律的成長を支援し、誇りと活気ある企業グループを実現 ―
取組内容
世界規模での「ANS(All Nikkon Safety)運転技能競技大会」「AHK大会(A:安全、H:品質、K:効率・環境)」の継続開催
グループ共通のエンゲージメント調査の実施と向上施策
社会貢献活動および国内外大学への寄付講座の継続
当社が優先して取り組むべき重要課題として設定しております「マテリアリティ」の解決に向けて、サステナビリティ委員会で協議を重ね取締役会で決定した「サステナビリティ方針」に基づき、今後も様々な取組みを通じ、 サステナビリティ経営を実践してまいります。
また、当社グループは、気候変動により生じるリスクと機会について特定し、リスクの軽減、機会の獲得に向けた取組みを推進しております。
| 大分類 | 中分類 | 特定された リスク/機会 | 影響度 | 時間軸 | 影響 | 対応策 |
| 移行 リスク | 政策・ 法規制 | 低炭素車両への転換 | 大 | 中 | EV、FCV等の低炭素車両の買い替えによる購入コストの増加 | ・共同輸送、フルトレ輸送など高効率輸送の推進 ・モーダルシフトの運用 |
| 政策・法規制 | 炭素税導入 | 大 | 中 | GHG排出に課される炭素税導入による支払いコストの増加 | ・低排出車両への代替 ・再生可能エネルギーへの切替 | |
| 技術 | 自動車メーカーによる低炭素大型車両の開発遅延 | 大 | 中 | 低炭素大型車両の普及の遅れにより、排出量削減計画の遅れ | ・自動車メーカーの開発状況の情報収集 | |
| 市場 | 顧客ニーズの変化 | 大 | 中 | 顧客の環境保全に関する意識の高まりに伴う、取引喪失、売上減少 | ・GHG排出量の可視化 ・GHG排出量の計画的削減 | |
| 評判 | 資金調達及び株価への影響 | 中 | 中 | GHG排出削減の取組みが不十分と判断されることによる金融機関からの資金調達の困難及び投資家離れによる株価の下落 | ・情報開示の充実 ・GHG排出量の計画的削減 | |
| 物理 リスク | 急性 | 自然災害の発生 | 中 | 長 | 気温上昇に伴う風水害の発生増加により、倉庫などの施設の損壊、委託貨物への損害により修繕コスト、損害賠償コストの増加。物流サービスの停止 | ・拠点の分散化 ・BCP対応の推進 |
| 慢性 | 気温上昇 | 中 | 長 | 気温上昇に伴う労働環境悪化による生産性の低下。空調コストの増加 | ・DX推進による効率化、省人化 | |
| 機会 | 資源・ 効率 | 車両燃費向上による燃料コストの削減 | 大 | 中 | EV、FCV等低燃費車両の導入による燃料コストの削減 | ・低排出車両への代替 |
| 市場 | 環境配慮型の新サービス導入 | 中 | 中 | 環境配慮サービスの開発・提供による新たな事業機会の創出 | ・環境負荷の小さい輸送モードへの移行 | |
| 市場 | EV、FCV等、新たな事業展開による取引拡大 | 中 | 中 | EV、FCV関連事業へ新規市場開拓を実現することによる売上増加 | ・EV関連部品の取扱受託 ・その他、環境配慮関連製品の保管・輸送業務受託 | |
| 市場 | 温度管理需要の増加 | 中 | 中 | 低温度管理サービスの開発・提供による新たな事業機会の創出 | ・市場ニーズの把握 ・定温倉庫棟設備の導入 |
当社グループは、2023年4月1日から開始し、当連結会計年度(2026年3月期)に最終年度を迎えた『第13次中期経営計画』では、「事業活動を通じ、人々が幸せを実感する豊かな社会の実現と持続的な発展に貢献する」を経営方針に掲げ、ESG経営による企業価値向上に努めてまいりました。
次期(2027年3月期)より始動する『第14次中期経営計画』においては、前中期経営計画での成果と課題を踏まえ、引き続き地球環境問題をはじめとした様々な社会課題へ対応し、リスクの軽減と機会の獲得を推し進め、中長期的な企業価値のさらなる向上を目指してまいります。
また、当社グループにおいては、変化の時代を切り拓く原動力は人材であり、現場力および変革推進力を継続的に磨き続けることが不可欠であるとの認識のもと、従業員への教育および人材投資を積極的に推進しております。
当社グループの人材戦略は、ニッコンホールディングス㈱ HR(Human Resource)統括部を中心にグループ各社が連携し、グループ全体で人的資本経営の推進に取り組んでおります。
当社グループの人的資本経営
グループ社員が活き活きと自律的に成長できる環境を整備し、一人ひとりの「個」と「多様性」を尊重することで、その能力を最大限に引き出し、組織として結集させる。これにより、イノベーションと競争力を創出し、グループ社員の成長と中長期的・持続的な企業価値向上の同時実現を図ることを、当社の人的資本経営として位置付け、実践していく。
人的資本経営の主な取り組み
①多様な人材の活躍
― 多様な人材を受け入れ、互いを尊重し、公平に活躍できる機会を創出 ―
取組内容
女性管理職候補層を対象とした体系的研修の実施
障がい者雇用の推進支援
多国籍従業員の活用と協働体制の確立
高度専門人材の採用強化
未来物流研究所の設立構想の検討開始
外国籍ドライバーの採用および教育の推進
②個の力の発揮と結集
― 一人ひとりの「個」を磨き輝かせ、結集することでグループ全体の力を最大化 ―
取組内容
人材の可視化によるグループ内適材適所配置の推進
国際的視野をもつ将来の幹部候補人材育成のため、海外・国内間のトレーニー制度拡大と育成プログラムの充実
ニッコン経営スクールの強化による次世代経営者育成
資格取得の推奨によるスキル・専門性向上の促進
③安全と成長を基盤とした働き甲斐ある組織づくりの推進
― 安全・安心を最優先に、自律的成長を支援し、誇りと活気ある企業グループを実現 ―
取組内容
世界規模での「ANS(All Nikkon Safety)運転技能競技大会」「AHK大会(A:安全、H:品質、K:効率・環境)」の継続開催
グループ共通のエンゲージメント調査の実施と向上施策
社会貢献活動および国内外大学への寄付講座の継続