有価証券報告書-第77期(令和1年5月1日-令和2年4月30日)

【提出】
2020/07/29 9:03
【資料】
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【項目】
135項目

対処すべき課題

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)が判断したものであります。
(1) 経営方針
当社は、社是「誠実」、社訓「たゆまざる努力」のもと、「1.物流サービスを通じ、顧客と地域に貢献し、発展に寄与する」「2.人材育成を図り、人間尊重の経営を貫く」「3.高い倫理観と、法令順守により、健全経営に徹する」ことを経営理念として掲げております。
今後も、多様化する顧客ニーズに柔軟に対応した、「まごころ」のこもった総合物流サービスを提供する物流パートナーとして、会社・個人ともに日々成長を重ね、それらの取り組みを通じて、確かな収益力とワークライフバランスの実現を目指して参ります。
(2) 対処すべき課題
今後のわが国の経済見通しにつきましては、消費増税による輸送量の減少に加えて、新型コロナウイルス蔓延による経済活動への悪影響など、依然として先行き不透明な状況が予想されます。
運輸業界におきましては、慢性的な労働力不足に加え、労働環境の改善、働き方改革への対応など、諸問題が山積し、厳しい経営環境が続いていくことが懸念されます。
このような状況の中で、当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)は、第三次中期経営計画「Challenge For The 80th ~創立80周年に向けて高めよう!収益力と生産性~」を策定し、1年目がスタートしました。スピード感をもって諸施策を確実に実行してまいります。
また、本経営計画を踏まえ、営業方針を、「安全文化の定着」、「収益力の強化と生産性の向上」、「運び方改革の推進」として取り組んでまいります。
本経営計画を達成するために、なお一層の経営資源の選択と集中に努め、事業の拡大と発展の為に鋭意邁進するとともに、新潟運輸株式会社においては、2020年度内の完成を目指し、三条支店と上越支店に倉庫を増設いたします。これにより特積事業との相乗効果を図りながら、収益の拡大に努めてまいります。