有価証券報告書-第75期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/30 10:18
【資料】
PDFをみる
【項目】
123項目

有報資料

当グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、グループ各社が一丸となりメディアの使命を果たし、「地域社会に対してどこまでも誠実な奉仕に徹
する」という創業の精神の下、経営基盤の強化を図ることで、グループ全体の企業価値の向上に努めてまいります。
(2)経営環境及び経営戦略等
当期のわが国経済は、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に伴う資源価格の高騰や急激な円安加速による物価上昇な
どで個人消費が停滞し、加えて半導体不足による自動車減産や新型コロナウイルスの再拡大なども影響し、経済活動の停滞感が強まりました。また、世界的な金融引き締めによる世界景気の下振れリスクも懸念されており、依然として日本経済は先行き不透明な状況下にあります。
そのような状況下、2022年(暦年)の日本の総広告費(電通調)は前年に比べ4.4%増で7兆円を超え、1947年に推定を開
始して以降、過去最高となりました。テレビメディア広告費はスポット広告費が低調で、前年に比べ2.0%減となりましたが、ラジオ広告費は前年に比べ2.1%増と回復しました。一方、インターネット広告費は堅調で、前年に比べ14.3%増と3兆円を上回り、広告市場全体の成長を後押ししました。
こうした中、当社グループの中核事業であります放送事業は、コロナ禍にありながらも感染対策を講じた上で各種興行
や催事を開催し、テレビローカルタイム収入は増加しました。テレビスポット収入は全国的なテレビ視聴率の低迷や、CM出稿の地区投下量減少が影響し年間を通じて苦戦しましたが、下期以降は巻き返し、地区内シェアにおいても取り込みを拡大し、来期以降に望みをつなげる結果となりました。
このような経営環境の中、引続きグループ内で連携した事業展開を行っていくことが必要であり、更なる事業の深化や保有資産の有効活用が必要であります。グループ各社との連携を強化し、コンテンツ制作を中心に取組むべき新規事業も研究し、グループ利益の最大化を図るとともに、地域社会への貢献と持続的な成長に努めてまいります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループの中核事業である放送事業において、動画配信サービス市場の拡大やインターネット広告費の伸長は大き
な影響を及ぼしております。メディアの多様化や生活様式の変化が進む中、地上波放送局は業界を挙げて放送の信頼性や広告の有用性をアピールしていくと同時に、視聴スタイルの変化に応じた番組作りを行う必要があります。また、広告収入に依存してきたビジネスモデルから脱却し、新たな収益源となる新規事業開拓の必要性が指摘されている中、放送局が優位とされているコンテンツ制作部門の多角展開も選択肢の一つといえます。
一方、放送業界は設備更新のコスト削減が今後の大きな課題となっており、その対策としてNHKも含めた放送局間協
力の在り方が検討されています。また、ラジオ・テレビ兼営局として放送事業を継続していくにあたり、ラジオ事業における利益率の向上が求められます。JNN系列でのRX(ラジオトランスフォーメーション)会議やラジオ戦略プロジェクトにも参画しながら中期的な計画を策定し、推進してまいります。
当社においては、安定収益を見込める賃貸不動産物件の購入、放送事業にも有効に作用する有価証券の保有について、十分なリスク考慮を行った上で取り組み、利益確保を図ってまいります。
(4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、売上高営業利益率を経営上の重要な指標として認識しております。当社グループの収益の核となる放
送事業において、今後の大幅な売上高の増加が想定しにくい中、事業の効率化を進め、営業利益率の向上を目指すことで、安定した収益確保に努めてまいります。
(5)当面の対処すべき課題の内容、対処方針並びに具体的な取組状況等
グループの中核事業を担うRSK山陽放送は、2023年4月にラジオ部門が「RSKイノベイティブ・メディアセンタ
ー」に移転し放送を開始します。再びテレビ部門と同じ拠点で活動することとなり、ラジオ・テレビ兼営局として相乗効果を発揮し、より一層地域での存在感を高め、地域に根差した情報発信を行ってまいります。
また、当社は2023年4月に創立70周年を迎えます。70周年記念事業は「グローカル」「SDGs」「新しいエンターテ
インメント」の視点でチャレンジし、当社グループは多様なコンテンツを発信していきます。7月、8月には、RSK山陽放送の主催事業として「ティラノサウルス展」「三の丸尚蔵館収蔵品展」「マルコ・ポーロ展」を開催し、9月には岡山芸術創造劇場ハレノワ開館事業として市民ミュージカル「慈愛と恵み 石井十次物語」の公演を実施、自閉症画家である石村嘉成氏の成長を描いた映画「新居浜ひかり物語 青いライオン」の制作にも取り組んでいきます。この他、2022年4月に開始したJNN系列の統合ニュースサイト「NEWS DIG」の配信好調の流れに乗り、引続き優良コンテンツ配信によりページビューを伸ばし、収入増につなげてまいります。
SDGs関連では、RSK SDGsプロジェクト「瀬戸内からつながる未来へ」と題した企画を展開し、協賛頂いた
パートナー企業と共に、自然環境保護につながる活動を実施してまいります。
RSK山陽放送の新社屋移転に伴うマスター更新による減価償却費は、2023年度も引続き多額の負担となりますが、営業力強化と経費削減の両輪で連結経常利益の確保を図ります。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。