半期報告書-第72期(2024/04/01-2025/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の 状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間の国内経済状況は、インバウンド需要の拡大や雇用・所得環境に改善の兆しが見られる等、社会・経済活動の緩やかな回復が見られましたが、為替の変動や不安定な国際情勢を背景としたエネルギーコストや原材料価格の高騰に起因する物価上昇が継続したことに加え、世界的な金融引き締めによる景気への影響が懸念されるなど、先行きは不透明な状況が続いております。県内経済においても観光施設や宿泊施設の利用者数が前年を上回って推移するなど、インバウンド拡大の影響を受けて経済が上向いておりますが、テレビメディアの主力サービスである地上波テレビ広告市場は依然として厳しい経営環境が続いております。
このような状況の下、当中間会計期間の業績は売上高2,451,213千円で前中間会計期間に比べ0.3%の増収となりました。このうち、ラジオ収入は235,509千円(前年同期比1.6%減)、テレビ収入は2,062,858千円(同0.6%増)、その他の営業収入152,846千円(同0.6%減)となりました。営業費用は、売上原価で1,324,574千円(同2.1%減)、販売費及び一般管理費で1,387,014千円(同0.4%増)となり、営業損失260,375千円(前年同期は営業損失291,162千円)、経常損失227,993千円(前年同期は経常損失286,977千円)、中間純損失239,188千円(前年同期は中間純損失294,009千円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ、560,950千円減少(前事業年度末比25.8%減)し、当中間会計期間末には1,609,351千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は67,219千円(前年同期は使用した資金47,118千円)となりました。これは主に、非現金支出項目である減価償却費を284,335千円(前年同期比4.4%増)計上した一方で、税引前中間純損失は237,969千円(前年同期は税引前中間純損失288,830千円)と前年同期比で改善し、減価償却前利益がプラスに転じたこと、およびその他の流動負債の増加額156,715千円(前年同期は87,286千円の増加)を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、446,170千円(前年同期比735.7%増)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出299,988千円や有形固定資産の取得による支出127,554千円(同150.3%増)があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は181,998千円(前年同期比11.3%増)となりました。これは主に、リース債務の返済による支出163,998千円(同16.2%増)によるものであります。
③会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
④生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
当社は放送事業の単一セグメントであるが、当中間会計期間の販売実績を区分別に示すと、次のとおりである。
(注)最近2中間会計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりである。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
当社に関する財政状態及び経営成績の分析・検討内容は原則として中間財務諸表について分析した内容であります。なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
その作成は経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の中間財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5[経理の状況]の[中間財務諸表等]「重要な会計方針」に記載しております。
②当中間会計期間の経営成績の分析
当中間会計期間の売上高は2,451,213千円で前中間会計期間に比べ0.3%の増収となりました。このうち、ラジオ収入は235,509千円(前年同期比1.6%減)となり、この減収の要因は、ラジオスポット収入が減収となったことによるものであります。テレビ収入は2,062,858千円(同0.6%増)となりました。この増収の要因は、テレビタイム、テレビスポットともに増収となったことによるものであります。その他の営業収入は152,846千円(同0.6%減)とほぼ前年並みの水準となりました。営業費用では、売上原価で1,324,574千円(同2.1%減)、販売費及び一般管理費で1,387,014千円(同0.4%増)となりました。これは、売上原価では主に番組費や人件費が減少したこと、販売費及び一般管理費では事業宣伝費が増加したことによるものであります。依然として売上高がコロナ禍前の水準に戻らず、営業損失260,375千円(前年同期は営業損失291,162千円)、経常損失227,993千円(前年同期は経常損失286,977千円)、中間純損失239,188千円(前年同期は中間純損失294,009千円)となりましたが、売上高が増収に転じたことに加え、コスト削減への取組み等により、いずれも前年同期比で改善しております。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
激甚災害が起きれば、当社の経営成績に重大な影響を与える要因となります。
ネットと通信、電波等のさらなる規制緩和政策により、県域放送の枠組みが揺らぎ、再編もしくは撤廃の方向となれば、地方局の存亡にかかわり、経営成績に重大重要な影響を与える要因となります。
キー局である日本テレビ放送網㈱の視聴率および体制の変化は、系列である当社の経営成績に重大な影響を与える要因となります。
④資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の運転資金需要の主なものは、放送費、技術費、販売費及び一般管理費等の営業費用です。投資を目的と
した資金需要は、設備投資等によるものです。
当社は事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金および金融機関からの短期借入により、設備投資や長期運転資金の調達については、自己資金ないしリース契約によることとしております。
なお、当中間会計期間末における借入金およびリース債務を含む有利子負債の残高は2,039,026千円、現金及び現金同等物の残高は1,609,351千円と前事業年度末に比べ560,950千円の減少となっております。
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の 状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間の国内経済状況は、インバウンド需要の拡大や雇用・所得環境に改善の兆しが見られる等、社会・経済活動の緩やかな回復が見られましたが、為替の変動や不安定な国際情勢を背景としたエネルギーコストや原材料価格の高騰に起因する物価上昇が継続したことに加え、世界的な金融引き締めによる景気への影響が懸念されるなど、先行きは不透明な状況が続いております。県内経済においても観光施設や宿泊施設の利用者数が前年を上回って推移するなど、インバウンド拡大の影響を受けて経済が上向いておりますが、テレビメディアの主力サービスである地上波テレビ広告市場は依然として厳しい経営環境が続いております。
このような状況の下、当中間会計期間の業績は売上高2,451,213千円で前中間会計期間に比べ0.3%の増収となりました。このうち、ラジオ収入は235,509千円(前年同期比1.6%減)、テレビ収入は2,062,858千円(同0.6%増)、その他の営業収入152,846千円(同0.6%減)となりました。営業費用は、売上原価で1,324,574千円(同2.1%減)、販売費及び一般管理費で1,387,014千円(同0.4%増)となり、営業損失260,375千円(前年同期は営業損失291,162千円)、経常損失227,993千円(前年同期は経常損失286,977千円)、中間純損失239,188千円(前年同期は中間純損失294,009千円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ、560,950千円減少(前事業年度末比25.8%減)し、当中間会計期間末には1,609,351千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は67,219千円(前年同期は使用した資金47,118千円)となりました。これは主に、非現金支出項目である減価償却費を284,335千円(前年同期比4.4%増)計上した一方で、税引前中間純損失は237,969千円(前年同期は税引前中間純損失288,830千円)と前年同期比で改善し、減価償却前利益がプラスに転じたこと、およびその他の流動負債の増加額156,715千円(前年同期は87,286千円の増加)を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、446,170千円(前年同期比735.7%増)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出299,988千円や有形固定資産の取得による支出127,554千円(同150.3%増)があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は181,998千円(前年同期比11.3%増)となりました。これは主に、リース債務の返済による支出163,998千円(同16.2%増)によるものであります。
③会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
④生産、受注及び販売の実績
a.販売実績
当社は放送事業の単一セグメントであるが、当中間会計期間の販売実績を区分別に示すと、次のとおりである。
| 区分 | 当中間会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) | 前年同期比(%) | |
| ラジオ放送 | |||
| タイム放送料 | (千円) | 117,022 | △0.9 |
| スポット放送料 | (千円) | 84,791 | △6.1 |
| 制作収入 | (千円) | 33,697 | 9.1 |
| 計 | (千円) | 235,509 | △1.6 |
| テレビ放送 | |||
| タイム放送料 | (千円) | 949,971 | 1.0 |
| スポット放送料 | (千円) | 1,006,914 | 1.9 |
| 制作収入 | (千円) | 105,972 | △12.9 |
| 計 | (千円) | 2,062,858 | 0.6 |
| その他の営業収入 | (千円) | 152,846 | △0.6 |
| 合計 | (千円) | 2,451,213 | 0.3 |
(注)最近2中間会計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりである。
| 相手先 | 前中間会計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年9月30日) | 当中間会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 日本テレビ放送網㈱ | 596,740 | 24.4 | 593,488 | 24.2 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
当社に関する財政状態及び経営成績の分析・検討内容は原則として中間財務諸表について分析した内容であります。なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
その作成は経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社の中間財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5[経理の状況]の[中間財務諸表等]「重要な会計方針」に記載しております。
②当中間会計期間の経営成績の分析
当中間会計期間の売上高は2,451,213千円で前中間会計期間に比べ0.3%の増収となりました。このうち、ラジオ収入は235,509千円(前年同期比1.6%減)となり、この減収の要因は、ラジオスポット収入が減収となったことによるものであります。テレビ収入は2,062,858千円(同0.6%増)となりました。この増収の要因は、テレビタイム、テレビスポットともに増収となったことによるものであります。その他の営業収入は152,846千円(同0.6%減)とほぼ前年並みの水準となりました。営業費用では、売上原価で1,324,574千円(同2.1%減)、販売費及び一般管理費で1,387,014千円(同0.4%増)となりました。これは、売上原価では主に番組費や人件費が減少したこと、販売費及び一般管理費では事業宣伝費が増加したことによるものであります。依然として売上高がコロナ禍前の水準に戻らず、営業損失260,375千円(前年同期は営業損失291,162千円)、経常損失227,993千円(前年同期は経常損失286,977千円)、中間純損失239,188千円(前年同期は中間純損失294,009千円)となりましたが、売上高が増収に転じたことに加え、コスト削減への取組み等により、いずれも前年同期比で改善しております。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
激甚災害が起きれば、当社の経営成績に重大な影響を与える要因となります。
ネットと通信、電波等のさらなる規制緩和政策により、県域放送の枠組みが揺らぎ、再編もしくは撤廃の方向となれば、地方局の存亡にかかわり、経営成績に重大重要な影響を与える要因となります。
キー局である日本テレビ放送網㈱の視聴率および体制の変化は、系列である当社の経営成績に重大な影響を与える要因となります。
④資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の運転資金需要の主なものは、放送費、技術費、販売費及び一般管理費等の営業費用です。投資を目的と
した資金需要は、設備投資等によるものです。
当社は事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金および金融機関からの短期借入により、設備投資や長期運転資金の調達については、自己資金ないしリース契約によることとしております。
なお、当中間会計期間末における借入金およびリース債務を含む有利子負債の残高は2,039,026千円、現金及び現金同等物の残高は1,609,351千円と前事業年度末に比べ560,950千円の減少となっております。