有価証券報告書-第41期(2024/04/01-2025/03/31)
②戦略
6つの重要課題(マテリアリティ)
長期投資家等マルチステークホルダーの関心事項と事業へのインパクトを軸に、中期経営戦略における課題をマッピングし集約いたしました。当社の事業変革に必要なイノベーションの推進、事業の多様化に伴う人財強化やガバナンス強化、気候変動など国際社会の課題意識の高まりに対応しています。


当社グループの6つの重要課題(マテリアリティ)に対処するための取組み(実施内容)、指標及び目標は次の
とおりです。
※1 サービス開始時からの数値
※2 事業環境、社会動向の変化、事業拡大等に伴い指標、目標値を改定
※3 au PAY 決済額+au PAY カード 決済額+auかんたん決済 決済額+auじぶん銀行 決済額+ローン実行額
※4 カーボンニュートラル実現への取組みの詳細はKDDIウェブサイトご参照
(https://www.kddi.com/corporate/sustainability/carbon/)
※5 KDDI連結でカーボンニュートラル実現を目指す
25.3期実績は暫定値
※6 追加性ある再生可能エネルギー電力量の算出方法を再エネ発電設備の工事完了に基づく12カ月間の発電量予測値から、受電量実績へ見直し
25.3期実績は26.3期2Q決算公表時に開示予定
※7 主務官庁への報告・届け出等レピュテーションを著しく棄損する事案
※8 KDDI単体、KDDI総合研究所によるニュースリリース・トピックス件数
※9 KDDIグループ調達額90%および人権リスクが把握された取引先が対象
※10 25.3期で目標達成済
26.3期は新規入社者(新卒採用/キャリア採用)に受講を推奨
※11 受入出向者・在籍出向者ともに含まず集計
女性比率が低いSTEM領域の職種選択者が80%超の部門は含まず集計
経営基幹職:組織のリーダーならびに専門領域のエキスパート、実績値は2025年4月1日時点の比率
6つの重要課題(マテリアリティ)
長期投資家等マルチステークホルダーの関心事項と事業へのインパクトを軸に、中期経営戦略における課題をマッピングし集約いたしました。当社の事業変革に必要なイノベーションの推進、事業の多様化に伴う人財強化やガバナンス強化、気候変動など国際社会の課題意識の高まりに対応しています。


当社グループの6つの重要課題(マテリアリティ)に対処するための取組み(実施内容)、指標及び目標は次の
とおりです。
提供価値 | サステナビリティ中期目標(23.3期-26.3期) | |||
実施内容 | 指標 | 25.3期実績 | 26.3期 | |
①未来社会の創造 | サテライトグロース戦略に基づく事業創造・研究開発プロジェクトの推進 | プロジェクト数(累計) | 70件 | 80件 |
自治体さまと連携した LXサービスの提供 | LXサービス提供地域・施設数の拡大 | |||
イノベーションの推進 による知的資本の強化 | 5G/Beyond 5G+サテライトグロース 関連領域の保有特許件数 | 対前年21%増 | 対前年15%増 | |
②サステナブルな 産業・インフラ環境の実現 | 産業・インフラDXへの貢献 | IoT回線数(累計)※1※2 | 50,524千回線 | 57,500千回線 |
お客さまの働き方改革を 推進 | KDDIのお客さま(法人)における、 働き方改革を支援するソリューションの導入率 | 35% | 37% | |
5Gエリアの拡大 | 5G人口カバー率 政府目標99%(31.3期)への貢献※2 | |||
重大事故撲滅 | 重大事故発生件数(設備障害) ※総務省の事故報告判断基準 ガイドライン等に準ずる | 0件 | 0件 | |
③地域共創の実現 | 地域のデバイド解消支援 | 支援者数(累計) ※スマホ教室、店頭サポート、使い方サポート、スマホ・ケータイ安全教室、地域体験応援サービスのご利用者数 | 1,717万人 | 2,000万人 |
金融格差の解消 | 決済・金融取扱高 ※3 | 21.4兆円 | 22.1兆円 | |
④グローバルでの 地域・経済格差の解消 | 新興国における グローバル事業の拡大 | 新興国の国民の人権を尊重し、 国民の生活に不可欠な社会インフラの維持に取り組む | ||
モンゴルにおける 通信を活用した 教育や次世代の育成 | 安全なモバイル・インターネット利用 等を促すための教育活動の支援者数 (累計) | 3,762人 | 8,000人 | |
⑤カーボンニュートラルの実現 | 通信設備を含むKDDIの カーボンニュートラル化※4 | KDDIグループの カーボンニュートラル実現 (Scope1+Scope2) ※5 | Co2排出量 1.0百万t | ― (目標:FY2030) |
全世界のKDDIデータセンターで利用する電力の実質再生可能エネルギー割合 100%の達成 ※他社のデータセンター施設や設備を 一部借り受けてサービス提供する形態、閉局予定のデータセンターは除く | 85% | 100% | ||
ネットゼロの達成 (Scope1+Scope2+Scope3) | ― | ― (目標:FY2040) | ||
追加性ある再生可能 エネルギー | 追加性ある再生可能エネルギー 50%達成 (KDDI単体)※6 | ― | ― (目標:FY2030) | |
次世代再エネ ソリューションの提供 | 法人お客さま向けへのカーボンニュートラル支援ソリューションの提供拡大 ※グリーンICT/通信、電力SL、DX-SL、コンサルティング等 | |||
⑥KDDIグループ全体の経営基盤強化 | グループ全体のガバナンスと情報セキュリティの強化 | 重大事故発生件数※7 ・サイバーセキュリティ起因の個人情報の 漏えいおよび重大なサービスの停止 ・個人情報の不適切な利用 ・上記以外の重大事故 | 0件 | 0件 |
先進セキュリティ技術への 取組み件数(累計)※8 | 20件 | 23件 | ||
⑦人権の尊重 | 人権を尊重した事業活動の実施 | グループ会社を含めた事業活動における人権リスク評価の実施と その結果に基づく改善 | ||
人権デューデリジェンス | 人権侵害の恐れがある 高リスク取引先の活動改善対応率 ※9 | 対応率 100% | 改善率100%の継続 | |
⑧多様なプロ人財の活躍とエンゲージメント向上 | プロ人財育成の ためのキャリア開発 (人材育成方針) | 各専門領域のプロ人財比率 (KDDI単体) | 40% ※全領域 | 45% ※全領域 |
全社員におけるDX基礎スキル 研修修了者(KDDI単体:累計) ※習得機会はグループ会社へ拡大 | 全社員(12,869人) | - ※10 | ||
社員エンゲージメント サーベイの実施 (社内環境整備方針) | 社員エンゲージメントスコアの 維持向上(KDDI単体) | 74 | 72以上を維持 | |
多様性を重視した人財の 活躍推進(DE&I関連) (社内環境整備方針) | 女性取締役の構成比率 (KDDI単体) | 25.0% | 25%以上 | |
女性経営基幹職の構成比率 (KDDI単体・STEM除く)※2※11 | 18.4% | 15%以上 |
※1 サービス開始時からの数値
※2 事業環境、社会動向の変化、事業拡大等に伴い指標、目標値を改定
※3 au PAY 決済額+au PAY カード 決済額+auかんたん決済 決済額+auじぶん銀行 決済額+ローン実行額
※4 カーボンニュートラル実現への取組みの詳細はKDDIウェブサイトご参照
(https://www.kddi.com/corporate/sustainability/carbon/)
※5 KDDI連結でカーボンニュートラル実現を目指す
25.3期実績は暫定値
※6 追加性ある再生可能エネルギー電力量の算出方法を再エネ発電設備の工事完了に基づく12カ月間の発電量予測値から、受電量実績へ見直し
25.3期実績は26.3期2Q決算公表時に開示予定
※7 主務官庁への報告・届け出等レピュテーションを著しく棄損する事案
※8 KDDI単体、KDDI総合研究所によるニュースリリース・トピックス件数
※9 KDDIグループ調達額90%および人権リスクが把握された取引先が対象
※10 25.3期で目標達成済
26.3期は新規入社者(新卒採用/キャリア採用)に受講を推奨
※11 受入出向者・在籍出向者ともに含まず集計
女性比率が低いSTEM領域の職種選択者が80%超の部門は含まず集計
経営基幹職:組織のリーダーならびに専門領域のエキスパート、実績値は2025年4月1日時点の比率