当社における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、有価証券、たな卸資産の評価、減価償却資産の耐用年数の設定、繰延税金資産、貸倒引当金、退職給付引当金等の計上について見積計算を行っており、その概要については 「第5 経理の状況 1 財務諸表等」の「重要な会計方針」に記載しております。
(2)経営成績の分析
①売上高
当社の当事業年度の売上高は、前事業年度の12,695百万円と比較して24.1%増の15,755百万円となりました。放送事業ではタイム収入、スポット収入が順調に増加しました。その他事業はスポット配信業務が大きく増加したことにより増収となりました。
②売上原価並びに販売費及び一般管理費
売上原価は前事業年度の8,145百万円と比較して37.2%増の11,180百万円、販売費及び一般管理費は前事業年度の2,742百万円と比較して18.3%増の3,244百万円となりました。
③営業損益
営業利益は1,330百万円(前事業年度1,807百万円)となりました。
④営業外損益
営業外収益は2百万円(前事業年度6百万円)となりました。営業外費用は30百万円(前事業年度64百万円)となりました。
⑤経常損益
経常利益は1,303百万円(前事業年度1,749百万円)となりました。
⑥特別損益
特別損失は12百万円(前事業年度4百万円)となりました。
⑦当期純損益
当期純利益は819百万円(前事業年度1,054百万円)となりました。
(3)財政状態の分析
総資産額は、前事業年度末の9,628百万円と比較して17.2%増の11,280百万円となりました。負債合計は、前事業年度末の2,367百万円と比較して36.8%増の3,238百万円となりました。純資産合計は、前事業年度末の7,260百万円と比較して10.8%増の8,042百万円となりました。
(4)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要」に記載したとおりであります。