有価証券報告書-第50期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/30 14:58
【資料】
PDFをみる
【項目】
148項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、規約型確定給付企業年金制度、退職一時金制度及び確定拠出年金制度を設けている。また、従業員の退職等に際して割増退職金を支払う場合がある。
連結子会社は、規約型確定給付企業年金制度、退職一時金制度を設けており、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を適用している。
2.確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((2)に掲げられたものを除く)
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付債務の期首残高20,239百万円20,615百万円
勤務費用1,1491,149
利息費用6082
数理計算上の差異の発生額△174△471
退職給付の支払額△659△619
退職給付債務の期末残高20,61520,757

(2) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高3,611百万円3,556百万円
退職給付費用369516
退職給付の支払額△157△205
制度への拠出額△267△229
退職給付に係る負債の期末残高3,5563,638

(3) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
年金資産の期首残高14,747百万円17,808百万円
期待運用収益283323
数理計算上の差異の発生額1,073△180
事業主からの拠出額1,7811,377
退職給付の支払額△394△371
その他 (注)31753
年金資産の期末残高17,80819,011

(注)簡便法を適用している会社における年金資産の増減額である。
(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に 係る資産の調整表
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
積立型制度の退職給付債務19,517百万円19,638百万円
年金資産△17,808△19,011
1,709627
非積立型制度の退職給付債務8,3778,533
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額10,0869,160
退職給付に係る負債11,55611,801
退職給付に係る資産△1,469△2,641
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額10,0869,160

(注)簡便法を適用している制度を含む。
(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
勤務費用1,149百万円1,149百万円
利息費用6082
期待運用収益△283△323
数理計算上の差異の費用処理額393△211
その他 (注)369516
確定給付制度に係る退職給付費用1,6891,212

(注)簡便法を適用している連結子会社の退職給付費用である。
(6) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
数理計算上の差異1,640百万円78百万円
合計1,64078

(7) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
未認識数理計算上の差異574百万円653百万円
合計574653

(8) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりである。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
債券10%34%
株式2018
一般勘定3729
その他3319
合計100100

②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮している。
(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
割引率主として0.4%主として0.6%
長期期待運用収益率2.5%2.3%

3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度198百万円、当連結会計年度197百万円である。