有価証券報告書-第72期(2023/04/01-2024/03/31)
(重要な後発事象)
(株式取得に関する契約締結)
当社は、2024年4月12日に、当社グループがオーストラリア(以下、「豪州」)にて再生可能エネルギー及び蓄電設備の開発・建設・運営事業を展開する豪州企業Genex Power Limited社(以下、「Genex」)の発行済株式の100%を取得(以下、「本件株式取得」)し、Genexを子会社化するための手続きを開始することを決定しました。
本件株式取得にあたっては、豪州上場会社の株式を100%取得する方法の一つである豪州会社法に基づくScheme of Arrangement(以下、「SOA」)の手続きにより、当社の指名する連結子会社(出資比率:100%)を通じてGenexの全株主の保有する株式を現金にて取得する予定であり、当社がGenexとの間で本件株式取得に関する合意内容を定めるTransaction Implementation Deedを締結いたしました。
SOAの実施には、本件株式取得の受け入れに対するGenexの株主総会における承認、豪州裁判所による承認等が必要となります。
(1) 株式取得の理由
当社は「人々の求めるエネルギーを不断に提供し、日本と世界の持続可能な発展に貢献する」という企業理念に基づき、70年以上にわたり効率的かつ安定的な電力の供給に務め、グローバルに事業を展開してまいりました。現在、エネルギーの安定供給と気候変動対応の両立は人類文明が持続していく上で最も重要な課題となっております。このような状況の中、当社は2021年2月に「J-POWER“BLUE MISSION 2050”」を策定し、2050年のカーボンニュートラルと水素社会の実現を目標に取り組みを加速しています。
豪州においては、連邦政府が温暖化ガスの排出量を2030年までに2005年比43%減、2050年までに豪州全体でNet Zeroとする目標を2022年6月に国連へ提出しており、2035年までに約40GWの再生可能エネルギーと約30GWの蓄電設備の導入が見込まれています。Genexはクイーンズランド州Kidston地点で太陽光発電、揚水発電、風力発電からなる「クリーン・エネルギー・ハブ」を展開しており、当社は2020年より同社と再生可能エネルギープロジェクトの共同開発を通じて深い信頼関係を構築してきました。本件株式取得により、Genexと共に再生可能エネルギー及び蓄電設備の開発を加速させることで、豪州政府の温暖化ガス排出量削減目標と当社の“BLUE MISSION 2050”の目標達成に大いに貢献できるものと確信しております。
(2) 買収する会社の名称、事業内容、規模
① 名称 Genex Power Limited
② 事業内容 再生可能エネルギー及び蓄電設備の開発・建設・運営
③ 資本金の額 241百万豪ドル
(3) 株式取得の時期
2024年7月(予定)
(4) 取得する株式の数、取得価額及び取得後の持分比率
① 取得する株式の数 1,278,187,135株
② 取得価額 34,672百万円(351百万豪ドル)(注)
③ 取得後の持分比率 100%
(注)1豪ドル=98.64円で計算
(5) その他重要な特約等
SOAの実施に関しGenexの株主総会における承認又は豪州裁判所による承認が得られなかった場合、当社グループは、Genexの発行済株式の過半の取得を目標とした友好的な公開買付けを行う予定です。
(セグメント区分の変更)
当社は、2024年5月9日開催の取締役会において、2024年度からの3年間を対象に策定した「J-POWERグループ中期経営計画 2024-2026」を決議いたしました。当該中期経営計画の方針を踏まえ、2025年3月期より報告セグメントの変更を行うことといたしました。これは、当社が営む各事業の特性を踏まえた事業区分及び事業活動の実態を適切に表すことで、新たなセグメント内での自律的な事業運営を促し事業価値を向上させることを目的としております。
報告セグメント区分の概要
なお、変更後の報告セグメントの区分によった場合の当連結会計年度の報告セグメントごとの売上高、利益の金額に関する情報は以下のとおりです。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(単位:百万円)
(注)1 セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去です。
2 セグメント利益は、連結財務諸表の当期経常利益と調整を行っております。
(株式取得に関する契約締結)
当社は、2024年4月12日に、当社グループがオーストラリア(以下、「豪州」)にて再生可能エネルギー及び蓄電設備の開発・建設・運営事業を展開する豪州企業Genex Power Limited社(以下、「Genex」)の発行済株式の100%を取得(以下、「本件株式取得」)し、Genexを子会社化するための手続きを開始することを決定しました。
本件株式取得にあたっては、豪州上場会社の株式を100%取得する方法の一つである豪州会社法に基づくScheme of Arrangement(以下、「SOA」)の手続きにより、当社の指名する連結子会社(出資比率:100%)を通じてGenexの全株主の保有する株式を現金にて取得する予定であり、当社がGenexとの間で本件株式取得に関する合意内容を定めるTransaction Implementation Deedを締結いたしました。
SOAの実施には、本件株式取得の受け入れに対するGenexの株主総会における承認、豪州裁判所による承認等が必要となります。
(1) 株式取得の理由
当社は「人々の求めるエネルギーを不断に提供し、日本と世界の持続可能な発展に貢献する」という企業理念に基づき、70年以上にわたり効率的かつ安定的な電力の供給に務め、グローバルに事業を展開してまいりました。現在、エネルギーの安定供給と気候変動対応の両立は人類文明が持続していく上で最も重要な課題となっております。このような状況の中、当社は2021年2月に「J-POWER“BLUE MISSION 2050”」を策定し、2050年のカーボンニュートラルと水素社会の実現を目標に取り組みを加速しています。
豪州においては、連邦政府が温暖化ガスの排出量を2030年までに2005年比43%減、2050年までに豪州全体でNet Zeroとする目標を2022年6月に国連へ提出しており、2035年までに約40GWの再生可能エネルギーと約30GWの蓄電設備の導入が見込まれています。Genexはクイーンズランド州Kidston地点で太陽光発電、揚水発電、風力発電からなる「クリーン・エネルギー・ハブ」を展開しており、当社は2020年より同社と再生可能エネルギープロジェクトの共同開発を通じて深い信頼関係を構築してきました。本件株式取得により、Genexと共に再生可能エネルギー及び蓄電設備の開発を加速させることで、豪州政府の温暖化ガス排出量削減目標と当社の“BLUE MISSION 2050”の目標達成に大いに貢献できるものと確信しております。
(2) 買収する会社の名称、事業内容、規模
① 名称 Genex Power Limited
② 事業内容 再生可能エネルギー及び蓄電設備の開発・建設・運営
③ 資本金の額 241百万豪ドル
(3) 株式取得の時期
2024年7月(予定)
(4) 取得する株式の数、取得価額及び取得後の持分比率
① 取得する株式の数 1,278,187,135株
② 取得価額 34,672百万円(351百万豪ドル)(注)
③ 取得後の持分比率 100%
(注)1豪ドル=98.64円で計算
(5) その他重要な特約等
SOAの実施に関しGenexの株主総会における承認又は豪州裁判所による承認が得られなかった場合、当社グループは、Genexの発行済株式の過半の取得を目標とした友好的な公開買付けを行う予定です。
(セグメント区分の変更)
当社は、2024年5月9日開催の取締役会において、2024年度からの3年間を対象に策定した「J-POWERグループ中期経営計画 2024-2026」を決議いたしました。当該中期経営計画の方針を踏まえ、2025年3月期より報告セグメントの変更を行うことといたしました。これは、当社が営む各事業の特性を踏まえた事業区分及び事業活動の実態を適切に表すことで、新たなセグメント内での自律的な事業運営を促し事業価値を向上させることを目的としております。
報告セグメント区分の概要
| 報告セグメント 現行 | 報告セグメント 変更後 | 変更内容 | ||
| ① 電気事業 | → | ① 発電事業 | セグメント名改称 対象会社を一部組替え | |
| → | ② 送変電事業 | |||
| ② 電力周辺関連事業 | → | ③ 電力周辺関連事業 | 対象会社を一部組替え | |
| ③ 海外事業 | → | ④ 海外事業 | 変更なし | |
| ④ その他の事業 | → | ⑤ その他の事業 | 変更なし |
| 発電事業 | 水力、火力、風力など当社又は関係会社が行う発電事業及びその保守運営、並びに卸電力取引市場等から調達した電力の販売 |
| 送変電事業 | 子会社で保有する送・変電設備による、沖縄電力㈱を除く一般送配電事業者9社の電力託送事業 |
| 電力周辺関連事業 | 発電事業及び送変電事業を補完し、円滑かつ効率的な遂行に資する事業 |
| 海外事業 | 海外における発電事業及びその関連事業 |
| その他の事業 | 当社グループの保有する経営資源、ノウハウを活用して行う石炭販売事業等 |
なお、変更後の報告セグメントの区分によった場合の当連結会計年度の報告セグメントごとの売上高、利益の金額に関する情報は以下のとおりです。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(単位:百万円)
| 報告セグメント | 調整額 (注1) | 連結財務諸表計上額 (注2) | ||||||
| 発電事業 | 送変電事業 | 電力周辺関連事業 | 海外事業 | その他の事業 | 計 | |||
| 売上高 | ||||||||
| 外部顧客への売上高 | 855,652 | 48,928 | 77,879 | 259,264 | 16,273 | 1,257,998 | - | 1,257,998 |
| セグメント間の 内部売上高又は振替高 | 19,867 | 643 | 41,766 | - | 992 | 63,270 | △63,270 | - |
| 計 | 875,519 | 49,572 | 119,646 | 259,264 | 17,265 | 1,321,268 | △63,270 | 1,257,998 |
| セグメント利益 | 20,374 | 7,306 | 47,174 | 44,305 | 160 | 119,323 | △787 | 118,535 |
(注)1 セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去です。
2 セグメント利益は、連結財務諸表の当期経常利益と調整を行っております。