有価証券報告書-第52期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/25 16:00
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【項目】
122項目

対処すべき課題

当社は、昭和38年の設立以来、一貫してテレビCMを主とした映像制作会社として事業を推進してまいりました。約半世紀にわたってクオリティが高く、話題性に溢れた映像作品を生み出してきたノウハウと創造力は、業界でも高い評価を受け続けております。
しかしながら、広告業界はここ数年でデジタル化、グローバル化の流れが加速し、ウェブ媒体やデジタルデバイス、また海外展開など、顧客企業や消費者のニーズが媒体の種類や国の境界を越えていくことへの対応力がますます問われるようになっています。こうした時代の変化に合わせ、求められるサービスも変化、多様化していくのではないかと思われます。
こうした状況下で、当社グループが今後も着実に成長し、永続的に発展していく企業であり続けるために、平成27年3月2日に新たな中期経営計画を策定しており、その中で掲げている経営課題と基本コンセプトは、以下のとおりです。
[経営課題]
<動画コンテンツマーケティング事業推進に向けた早期の体制構築>・2年でビジネスモデルを確立するためのパラダイムシフトの推進
・組織立ち上げ、チームビルディング、アライアンス/投資
<組織力のレベルアップ>・ビジネスの多様化に対応するグループヒューマンリソースマネジメントの強化
・効率的なマネジメントシステム(基幹、管理会計、ワークフロー等)への投資
[新たな強みの創造とそれを支える基本コンセプト]
新しい中期経営計画では、従来の広告映像制作事業に加え、動画コンテンツマーケティング事業を強化すべく4つの基本コンセプトを掲げてまいります。
1.テレビCMを中心とする広告映像制作のさらなる拡大
2.「データベーシック&ヒューマンドリブン」なクリエイティブソリューション力をグループで強化
3.地域・メディア・コンテンツのさらなる“NO BORDERS”推進
4.人材育成・業務効率化(IT関連)への積極的な投資