有価証券報告書-第50期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の
状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国経済は、新型コロナウィルス感染症の世界的な拡大に伴い、世界規模の経済活動が停滞する中、政府が緊急事態宣言を発出し、不要不急の外出自粛が求められるなど、社会情勢が激変し、依然と
して景気の先行き不透明で厳しい状況で推移しました。
ゴルフ場業界におきましては、新型コロナウィルス感染症の感染拡大が直撃し、緊急事態宣言の影響により4
月から6月の来場者及び売上は相当減少することとなりました。感染予防対策の徹底により夏季以降回復傾向が
みられたものの、企業及び個人のプレー自粛、プレー単価の下落など大変厳しい経営環境で推移しました。
このような状況のもと当社では、宍戸ヒルズカントリークラブ西コースにて6月開催予定でありました「日本ゴ
ルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」の来年度への延期、静ヒルズカントリークラブにて5月開催予
定でありましたLPGAステップ・アップ・ツアー「静ヒルズレディース 森ビルカップ」が中止、更に企業主催
のコンペの延期やキャンセル、プレー後のパーティーの中止など厳しい状況のなか、コロナ禍の中来場いただい
たお客様が安心・安全にプレーできるように細部にわたる感染予防対策を行いながら来場者及び売上の確保に努めました。
しかし、当年度業績につきましては、来場者は宍戸ヒルズカントリークラブは前年度比94.5%の69,432人、静ヒルズカントリークラブは同94.1%の44,849人となり、売上高は前年度比81.6%となる1,729百万円となりまし
た。
また、利益面におきましては、売上原価はもとより、人件費を含む販売管理費全般の節減を図ったものの、設
備投資による減価償却費の増加の影響もあり、当年度の経常損失58百万円(前年度は経常利益2百万円)、当期純
損失は43百万円(前年度は当期純利益3百万円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ90百万円増加し、448百
万円(前年同期比25.3%増)となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動の結果増加した資金は158百万円(前年同期比16百万円減)となりました。
これは主に減価償却費209百万円及び未払消費税等の増加に伴う資金の増加並びに税引前当期純損失58百万円とそ
の他の負債の減少額17百万円に伴う資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動の結果減少した資金は67百万円(前年同期比124百万円減)となりました。
これは主に有形固定資産の取得32百万円と無形固定資産の取得35百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動によるキャッシュ・フローはありません。
③生産、受注及び販売の実績
当社は生産及び受注を行っていないため、記載を省略しております。
なお、当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
営業実績
| 項目 | 第50期 (自 令和2年1月1日 至 令和2年12月31日) | 前期比(%) |
| グリーンフィー収入(千円) | 238,611 | 64.5 |
| 維持費収入(千円) | 306,954 | 96.9 |
| キャディフィー収入(千円) | 364,780 | 88.4 |
| 年会費収入(千円) | 194,046 | 100.0 |
| 会員登録料収入(千円) | 98,259 | 105.3 |
| レストラン収入(千円) | 234,033 | 74.6 |
| 貸物品等収入(千円) | 11,977 | 93.0 |
| ロッカーフィー収入(千円) | 7,845 | 99.6 |
| その他(千円) | 273,361 | 68.4 |
| 合計(千円) | 1,729,869 | 81.6 |
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりましては「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」をご参照下さい。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態の分析
(資産合計)
当事業年度末における資産合計の残高は6,214百万円(前事業年度は6,230百万円)となり16百万円減少しまし
た。
流動資産の残高は1,126百万円(前事業年度末は1,020百万円)となり、106百万円増加しました。これは、主に
現金及び預金が増加(90百万円)したことによるものであります。
固定資産の残高は5,087百万円(前事業年度末は5,210百万円)で、122百万円減少しました。これは、有形固定
資産の建物(純額)の減少(90百万円)、構築物(純額)の減少(53百万円)、無形固定資産の増加(29百万円)などに
よるものであります。
(負債合計)
当事業年度末における負債合計の残高は376百万円(前事業年度は349百万円)となり27百万円増加しました。
流動負債の残高は233百万円(前事業年度末は212百万円)となり、20百万円増加しました。これは未払金の減少
(8百万円)と未払消費税等の増加(42百万円)が、主な要因であります。
固定負債の残高は143百万円(前事業年度末は136百万円)となり、6百万円増加しました。これは退職給付引当
金の増加(7百万円)が、主な要因であります。
(純資産合計)
当事業年度末における純資産合計の残高は5,837百万円(前事業年度末は5,881百万円)となり、43百万円減少し
ました。これは当期純損失の計上(43百万円)によるものであります。
また、自己資本比率は93.9%であります。
2)経営成績の分析
経営成績の分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシ
ュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。
3)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及
びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下
さい。
b.経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照下さい。
c.資本の財源及び資金の流動化について
当社は、設備投資等に必要な資金及びその他所要資金については、自己資金において充当しております。