有価証券報告書-第55期(2025/01/01-2025/12/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の
状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国経済は、雇用環境の改善やインバウンド需要の増加等により景気は上向き基調であったものの、アメリカの関税政策等によって不確実性がさらに高まり、先行き不透明な状況が続いております。
ゴルフ場業界におきましては、コロナ禍から回復した外食業界や旅行業界をはじめレジャーの多様化による影響や、台風、豪雨、積雪などの異常気象、あるいは記録的猛暑による夏季ゴルフの敬遠など、様々な要因により厳しい環境が継続しております。
このような状況のもと、6月には宍戸ヒルズカントリークラブ西コースにて、22回目となる「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」、10月には静ヒルズカントリークラブにて、JLPGAステップ・アップ・ツアー「ヒルズレディース 森ビルカップ」を開催し、大会開催効果により知名度が上がり、営業活動に大きく貢献しております。
また、乗用カートのバッテリーをリチウムイオンバッテリーへ交換等、設備投資を継続して実施し、ご来場いただいたお客様が安心・安全にプレーいただけるよう、来場者の満足度の向上に努めました。
以上の結果、当事業年度の業績につきましては、来場者は宍戸ヒルズカントリークラブ前年度比93.8%の
72,225名、静ヒルズカントリークラブは同98.1%の43,803名となり、売上高は適正なプレー料金の維持、コンペ
増によるプレー後の飲食の増加、年会費の値上げ等があり、前年度比104.3%の2,531百万円となりました。
当事業年度の利益面におきましては、売上原価はもとより販管費全般の節減を図りましたが、人件費及び原材料費等の高騰により、当事業年度の経常利益27百万円(前年度比51.5%)、当期純利益は8百万円(前年度比27.7%)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ177百万円増加し、501百
万円(前年同期比154.8%)となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動の結果得られた資金は312百万円(前年同期比131.0%)となりました。
これは主に減価償却費252百万円及び税引前当期純利益25百万円による資金の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動の結果使用した資金は134百万円(前年同期比57.7%)となりました。
これは主に有形固定資産の取得137百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動によるキャッシュ・フローはありません。
③生産、受注及び販売の実績
当社は生産及び受注を行っていないため、記載を省略しております。
なお、当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
営業実績
| 項目 | 第55期 (自 2025年 1月 1日 至 2025年12月31日) | 前期比(%) |
| グリーンフィー収入(千円) | 443,894 | 97.6 |
| 維持費収入(千円) | 324,651 | 95.0 |
| キャディフィー収入(千円) | 475,764 | 101.4 |
| 年会費収入(千円) | 356,652 | 148.4 |
| 会員登録料収入(千円) | 159,550 | 124.3 |
| レストラン収入(千円) | 306,259 | 93.3 |
| 貸物品等収入(千円) | 13,240 | 94.3 |
| ロッカーフィー収入(千円) | 8,718 | 104.0 |
| その他(千円) | 442,939 | 100.1 |
| 合計(千円) | 2,531,671 | 104.3 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この
財務諸表の作成にあたりましては「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会
計方針)」をご参照下さい。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態の分析
(資産合計)
当事業年度末における資産合計の残高は6,474百万円(前事業年度は6,441百万円)となり32百万円増加しまし
た。
流動資産の残高は1,133百万円(前事業年度末は970百万円)となり、163百万円増加しました。これは、主に現
金及び預金の増加(177百万円)および商品・貯蔵品が増加(5百万円)したことによるものであります。
固定資産の残高は5,340百万円(前事業年度末は5,471百万円)で、130百万円減少しました。これは、主に減価
償却累計額の増加(235百万円)が主な要因であります。
(負債合計)
当事業年度末における負債合計の残高は423百万円(前事業年度は398百万円)となり24百万円増加しました。
流動負債の残高は278百万円(前事業年度末は271百万円)となり、6百万円増加しました。これは、未払消費税等
の増加(29百万円)、設備関係未払金の減少(13百万円)、未払法人税等の減少(6百万円)が、主な要因であります。
固定負債の残高は144百万円(前事業年度末は127百万円)となり、17百万円増加しました。これは退職給付引当
金の増加(8百万円)と長期前受収益の増加(8百万円)が、主な要因であります。
(純資産合計)
当事業年度末における純資産合計の残高は6,051百万円(前事業年度末は6,042百万円)となり、8百万円増加し
ました。これは当期純利益(8百万円)によるものであります。
また、自己資本比率は93.4%であります。
2)経営成績の分析
経営成績の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシ
ュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。
3)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及
びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下
さい。
b.経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照下さい。
c.資本の財源及び資金の流動化について
当社の資金需要は運転資金需要と設備投資資金需要があります。運転資金需要の主なものは、売上原価等の営
業費用であり、設備投資資金需要の主なものは、ゴルフ場付帯設備及びコース維持管理用機械等に関する投資で
あり、これらの資金は自己資金で賄うことを基本としております。