有価証券報告書-第51期(令和3年1月1日-令和3年12月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の
状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国経済は、新型コロナウィルス感染症の蔓延に収束の見通しが立たず、世界規模の経済活動が停滞する中、政府より緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置が継続的に発出され、不要不急の外出自粛が再度求められるなど、依然として景気の先行き不透明で厳しい状況で推移しました。
ゴルフ場業界におきましては、前事業年度に引き続き新型コロナウィルス感染症の感染拡大が直撃したものの、ゴルフが屋外でソーシャルディスタンスを保てるスポーツとして認識されており、来場者は増加しておりますが、価格競争によるプレー単価の下落等厳しい経営環境が継続しております。
このような状況のもと当社におきましては、夏場の緊急事態宣言によるアルコール類の提供の自粛、企業主催のコンペやプレー後のパーティーの激減等売上の下方要因はありましたが、6月には宍戸ヒルズカントリークラブ西コースにて、本年度男子ゴルフツアー初の有観客(1日1,000人限定)での開催となる「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」、9月には静ヒルズカントリークラブにて、無観客試合となりましたが「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」が開催される等知名度があがり、営業活動に大きく貢献しております。
また、コロナ禍の中来場いただいたお客様が安心・安全にプレーできるように、昨年に引き続き細部にわたる感染予防対策を行いながら来場者及び売上の確保に努めました。
当事業年度の業績につきましては、来場者は宍戸ヒルズカントリークラブ前年度比116.1%の80,606人、静ヒルズカントリークラブは同104.4%の46,834人となり、売上高は前年度比120.7%となる2,087百万円となりました。
また、利益面におきましては、当事業年度の経常利益131百万円(前年度は経常損失58百万円)、当期純利益は73百万円(前年度は当期純損失43百万円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ78百万円増加し、527百
万円(前年同期比17.6%増)となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動の結果増加した資金は354百万円(前年同期比196百万円増)となりました。
これは主に減価償却費211百万円及び税引前当期純利益122百万円による資金の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動の結果減少した資金は275百万円(前年同期比208百万円増)となりました。
これは主に有形固定資産の取得274百万円と無形固定資産の取得1百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動によるキャッシュ・フローはありません。
③生産、受注及び販売の実績
当社は生産及び受注を行っていないため、記載を省略しております。
なお、当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
営業実績
| 項目 | 第51期 (自 令和3年1月1日 至 令和3年12月31日) | 前期比(%) |
| グリーンフィー収入(千円) | 322,671 | 135.2 |
| 維持費収入(千円) | 353,733 | 115.2 |
| キャディフィー収入(千円) | 399,543 | 109.5 |
| 年会費収入(千円) | 233,039 | 120.0 |
| 会員登録料収入(千円) | 141,140 | 143.6 |
| レストラン収入(千円) | 273,062 | 116.6 |
| 貸物品等収入(千円) | 14,049 | 117.2 |
| ロッカーフィー収入(千円) | 7,496 | 95.5 |
| その他(千円) | 343,145 | 125.5 |
| 合計(千円) | 2,087,883 | 120.6 |
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりましては「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」をご参照下さい。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態の分析
(資産合計)
当事業年度末における資産合計の残高は6,319百万円(前事業年度は6,214百万円)となり105百万円増加しまし
た。
流動資産の残高は1,187百万円(前事業年度末は1,126百万円)となり、60百万円増加しました。これは、主に
現金及び預金が増加(78百万円)したことによるものであります。
固定資産の残高は5,131百万円(前事業年度末は5,087百万円)で、44百万円増加しました。これは、主に有形
固定資産の構築物(純額)の増加(45百万円)及び工具器具備品(純増)の増加(56百万円)並びに建物(純額)の減少
(39百万円)によるものであります。
(負債合計)
当事業年度末における負債合計の残高は408百万円(前事業年度は376百万円)となり31百万円増加しました。
流動負債の残高は263百万円(前事業年度末は233百万円)となり、30百万円増加しました。これは買掛金の増加
(14百万円)と未払法人税等の増加(26百万円)が、主な要因であります。
固定負債の残高は144百万円(前事業年度末は143百万円)となり、1百万円増加しました。これは退職給付引当
金の増加(7百万円)が、主な要因であります。
(純資産合計)
当事業年度末における純資産合計の残高は5,911百万円(前事業年度末は5,837百万円)となり、73百万円増加し
ました。これは当期純利益(73百万円)によるものであります。
また、自己資本比率は93.5%であります。
2)経営成績の分析
経営成績の分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシ
ュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。
3)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及
びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下
さい。
b.経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照下さい。
c.資本の財源及び資金の流動化について
当社は、設備投資等に必要な資金及びその他所要資金については、自己資金において充当しております。