有価証券報告書-第52期(2022/01/01-2022/12/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の
状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進み経済活動の正常化への動きが見られたものの、ロシア・ウクライナ情勢に起因する資源価格の高騰、欧米各国のインフレ懸念に伴う金利上昇、これに伴う円安の進行による輸入原材料の価格高騰などにより個人消費の低迷を招き、景気の先行き不透明で厳しい状況で推移しました。
ゴルフ場業界におきましては、新型コロナウイルス感染症が流行するなか、ゴルフが屋外でソーシャルディスタンスを保てるスポーツとして認識されており、来場者は増加傾向にありますが、価格競争によるプレー単価の下落、食材及び薬剤並びに光熱費の高騰等厳しい経営環境が継続しております。
このような状況のもと当社におきましては、6月には宍戸ヒルズカントリークラブ西コースにて、「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」、10月には宍戸ヒルズカントリークラブ東コースにて、JLPGAステップアップツアー「宍戸ヒルズレディース森ビルカップ」が開催される等により知名度があがり、営業活動に大きく貢献しております。宍戸ヒルズカントリークラブ東コースはトーナメント開催に伴いギャラリー観戦をしやすくするため、木の間伐・剪定を行う等コース整備を行い、また、前年度に引続きコロナ禍の中、来場いただいたお客様が安心・安全にプレーできるように細部にわたる感染予防対策を行いながら来場者及び売上の確保に努めました。
当事業年度の業績につきましては、来場者は宍戸ヒルズカントリークラブ前年度比100.5%の80,975人、静ヒルズカントリークラブは同98.7%の46,237人となり、売上高は前年度比105.9%の2,211百万円となりました。
また、当事業年度の利益面におきましては、経常利益109百万円(前年度比83.8%)、当期純利益は50百万円(前年度比68.2%)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ238百万円減少し、288百
万円(前年同期比45.3%減)となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動の結果得られた資金は209百万円(前年同期比58.9%)となりました。
これは主に減価償却費222百万円及び税引前当期純利益87百万円による資金の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動の結果使用した資金は448百万円(前年同期比162.4%)となりました。
これは主に有形固定資産の取得438百万円と無形固定資産の取得4百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動によるキャッシュ・フローはありません。
③生産、受注及び販売の実績
当社は生産及び受注を行っていないため、記載を省略しております。
なお、当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
営業実績
| 項目 | 第52期 (自 令和4年1月1日 至 令和4年12月31日) | 前期比(%) |
| グリーンフィー収入(千円) | 403,215 | 124.9 |
| 維持費収入(千円) | 357,664 | 101.1 |
| キャディフィー収入(千円) | 392,605 | 98.2 |
| 年会費収入(千円) | 235,221 | 100.9 |
| 会員登録料収入(千円) | 123,800 | 87.7 |
| レストラン収入(千円) | 279,349 | 102.3 |
| 貸物品等収入(千円) | 14,527 | 103.4 |
| ロッカーフィー収入(千円) | 7,993 | 106.6 |
| その他(千円) | 397,575 | 115.8 |
| 合計(千円) | 2,211,954 | 105.9 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この
財務諸表の作成にあたりましては「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会
計方針)」をご参照下さい。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態の分析
(資産合計)
当事業年度末における資産合計の残高は6,366百万円(前事業年度は6,319百万円)となり46百万円増加しまし
た。
流動資産の残高は1,018百万円(前事業年度末は1,187百万円)となり、168百万円減少しました。これは、主に
現金及び預金が減少(238百万円)したことによるものであります。
固定資産の残高は5,347百万円(前事業年度末は5,131百万円)で、215百万円増加しました。これは、主に有形
固定資産の建物(純額)の増加(121百万円)及び構築物(純額)の増加(48百万円)、機械及び装置(純額)の増加(23百
万円)並びに工具、器具及び備品(純額)の減少(18百万円)によるものであります。
(負債合計)
当事業年度末における負債合計の残高は404百万円(前事業年度は408百万円)となり3百万円減少しました。
流動負債の残高は267百万円(前事業年度末は263百万円)となり、3百万円増加しました。これは買掛金の増加
(10百万円)と未払法人税等の減少(7百万円)が、主な要因であります。
固定負債の残高は137百万円(前事業年度末は144百万円)となり、6百万円減少しました。これは退職給付引当
金の減少(4百万円)が、主な要因であります。
(純資産合計)
当事業年度末における純資産合計の残高は5,961百万円(前事業年度末は5,911百万円)となり、50百万円増加し
ました。これは当期純利益(50百万円)によるものであります。
また、自己資本比率は93.6%であります。
2)経営成績の分析
経営成績の分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシ
ュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。
3)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及
びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下
さい。
b.経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照下さい。
c.資本の財源及び資金の流動化について
当社の資金需要は運転資金需要と設備投資資金需要があります。運転資金需要の主なものは、売上原価等の営
業費用であり、設備投資資金需要の主なものは、ゴルフ場付帯設備及びコース維持管理用機械等に関する投資で
あり、これらの資金は自己資金で賄うことを基本としております。