有価証券報告書-第49期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の
状況の概要は次の通りであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国経済は、米中の貿易摩擦の長期化、英国のEU離脱問題などを背景に、世界経済の景
気減速が意識されるほか、各国の金融市場も不安定な動きをみせており金融情勢が世界経済に与える影響も注視
する必要があります。国内においては企業業績の拡大基調により、雇用・所得環境の改善や設備投資の増加が続
いており、穏やかな回復基調で推移しました。
ゴルフ場業界におきましては、千葉県直撃の台風や豪雨によるゴルフ場の甚大な被害など温暖化の影響で毎年
異常気象が定番化しており、他方で、若年層のゴルフ離れによるゴルフ人口の減少や、競争激化による客単価の
減少があり依然厳しい状況が続いております。
このような状況のもと当社では、宍戸ヒルズカントリークラブ西コースにおきましては、6月に「日本ゴルフツ
アー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」を17年連続で開催、今年は初日から首位を譲らずメジャー初優勝を
飾った若手プロが優勝を果たし、ゴルフ業界の活性化に寄与しております。また、静ヒルズカントリークラブに
おきましては、5月にLPGAステップ・アップ・ツアー「第3回静ヒルズレディース 森ビルカップ」を開催し、今年もトミーアカデミー生がベストアマになり、次世代ゴルファー育成に貢献しております。
当年度業績につきまして、毎年続く悪天候によるキャンセル、酷暑による来場客の減少がみられ、宍戸ヒルズ
カントリークラブは前年度比90.8%の73,499人、静ヒルズカントリークラブは同108.3%の47,662人となり、売上
高は宍戸ヒルズカントリークラブの来場者減少が影響し、前年度比97.9%となる2,119百万円を計上いたしまし
た。
また、利益面におきましては設備投資による減価償却費の増加の影響もあり、当年度の経常利益は前年度比
12.0%の2百万円、当期純利益は前年度比101.1%となる3百万円となりました。
セグメントの業績については、ゴルフ場事業及びこれに付帯する業務が単一セグメントであるため、セグメン
ト別の記載を省略しております。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ17百万円減少し、357百
万円(前年同期比4.6%減)となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、営業活動の結果増加した資金は174百万円(前年同期比8百万円増)となりました。
これは主に税引前当期純利益1百万円及び減価償却費200百万円に伴う資金の増加並びにその他の負債の減少額
14百万円に伴う資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において、投資活動の結果減少した資金は192百万円(前年同期比105百万円減)となりました。
これは主に有形固定資産の取得490百万円と関係会社への預け金の払戻し300百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動によるキャッシュ・フローはありません。
③生産、受注及び販売の実績
当社は生産及び受注を行っていないため、記載を省略しております。
なお、当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
営業実績
| 項目 | 第49期 (自 平成31年1月1日 至 令和元年12月31日) | 前期比(%) |
| グリーンフィー収入(千円) | 369,458 | 91.0 |
| 維持費収入(千円) | 316,728 | 91.9 |
| キャディフィー収入(千円) | 412,369 | 94.3 |
| 年会費収入(千円) | 193,912 | 99.6 |
| 会員登録料収入(千円) | 93,237 | 115.3 |
| レストラン収入(千円) | 313,461 | 97.4 |
| 貸物品等収入(千円) | 12,870 | 88.9 |
| ロッカーフィー収入(千円) | 7,876 | 100.5 |
| その他(千円) | 399,375 | 111.6 |
| 合計(千円) | 2,119,289 | 97.9 |
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりましては「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」をご参照下さい。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態の分析
(資産合計)
当事業年度末における資産合計の残高は6,230百万円(前事業年度は6,251百万円)となり21百万円減少しまし
た。
流動資産の残高は1,020百万円(前事業年度末は1,346百万円)となり、325百万円減少しました。これは、関係
会社預け金の減少(300百万円)と、現金及び預金の減少(17百万円)があったことが大きな要因であります。
固定資産の残高は5,210百万円(前事業年度末は4,905百万円)で、304百万円増加しました。これは、有形固定
資産の建物(純額)の増加(202百万円)、構築物(純額)の増加(37百万円)及び工具、器具及び備品(純額)の増加
(12百万円)などがあったことが大きな要因であります。
(負債合計)
当事業年度末における負債合計の残高は349百万円(前事業年度は373百万円)となり24百万円減少しました。
流動負債の残高は212百万円(前事業年度末は243百万円)となり、30百万円減少しました。これは買掛金の減少
(7百万円)と未払法人税等の減少(9百万円)が、主な要因であります。
固定負債の残高は136百万円(前事業年度末は130百万円)となり、6百万円増加しました。これは退職給付引当
金の増加(6百万円)が、主な要因であります。
(純資産合計)
当事業年度末における純資産合計の残高は5,881百万円(前事業年度末は5,878百万円)となり、3百万円増加し
ました。これは当期純利益の計上(3百万円)によるものであります。
また、自己資本比率は94.4%となっております。
2)経営成績の分析
経営成績の分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシ
ュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。
3)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及
びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照下
さい。
b.経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照下さい。
c.資本の財源及び資金の流動化について
当社は、設備投資等に必要な資金及びその他所要資金については、自己資金において充当しております。