半期報告書-第47期(令和1年7月1日-令和2年6月30日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に企業収益が底堅く推移し、景気は緩やかな回復基調で推移いたしましたが、米中貿易摩擦の長期化に伴う中国経済の減速や、中東情勢の緊迫化など海外経済の不確実性により、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況の中、ゴルフ場業界においては顧客となるゴルフ人口の減少化が進行し、来場者確保のためにはプレー料金の値下げ競争がエスカレートするなど、取り巻く環境が益々厳しくなっております。
当社の業績はゴルフ場売上の増減すなわち来場者数の増減が大きく影響しますが、当中間会計期間は、長雨、猛暑、大型台風などのいわゆる天候不順の影響はなく、期間内での来場者総数は17,724名で前年同期比443名増加(前中間会計期間内クローズは台風により3日、積雪により1日)となりました。
当中間会計期間の売上高は42,000千円と前年同期と比べ―千円(0.0%)の増収となり、経費節減に注力したものの、コース管理・改修工事等計画的なものを主因とする修繕費の支出があったものの、営業利益は15,986千円と前年同期と比べ1,141千円(7.6%)の増益となり、借入金利息の負担は重く、経常利益は4,647千円と前年同期と比べ1,083千円(30.3%)の増益となり、中間純利益は4,094千円と前年同期と比べ1,202千円(41.5%)の増益となりました。
セグメントごとの経営成績については、単一セグメントのため省略いたします。
資産合計は、2,625,363千円となり前事業年度と比べ15,476千円の減少となりました。これは主に、運転資金による資金の減少3,620千円及び減価償却による固定資産の減少11,855千円によるものであります。
負債合計は、4,368,799千円となり前事業年度に比べ19,571千円減少いたしました。これは主に、未払金等の減少(固定資産税等の支払い)4,945千円、未払消費税等の増加2,604千円、長期借入金の減少15,600千円によるものであります。
純資産合計は、△1,743,436千円となり前事業年度と比べ4,094千円の増加となりました。これは中間純利益4,094千円計上したことによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ7,077千円減少し、当中間会計期間末は845千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における営業活動による資金の増加は、9,122千円(前年同期比28.5%増)となりました。これは、税引前中間純利益が4,647千円、減価償却費11,855千円、未払金の減少5,070千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における投資活動による資金の増減はありませんでした(前年同期は1,137千円の減少)。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における財務活動による資金の減少は、16,200千円(前年同期比350.0%増)となりました。これは、長期借入金16,200千円を返済したことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
該当事項はありません。
b. 受注実績
該当事項はありません。
c. 販売実績
当中間会計期間における販売実績をセグメントの名称別に示すと、次のとおりであります。
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.前中間会計期間及び当中間会計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 中間財務諸表等 (1)中間財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。
② 当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
資産合計は、2,625,363千円となり前事業年度と比べて、15,476千円の減少となりました。これは主に、運転資金による資金の減少3,620千円及び減価償却による固定資産の減少11,855千円によるものであります。
負債合計は、4,368,799千円となり前事業年度に比べて、19,571千円減少いたしました。これは主に、未払金等の減少4,945千円、未払消費税等の増加2,604千円、長期借入金の減少15,600千円によるものであります。
純資産合計は、△1,743,436千円となり前事業年度と比べて4,094千円の増加となりました。これは中間純利益4,094千円計上したことによるものであります。
当中間会計期間の経営成績等は、ゴルフ業界自体が引き続き厳しい状況にあり、売上高は、42,000千円(前年同期比0.0%増)になり、販売費及び一般管理費は経費削減など経営努力をしましたが、カート道路に架かる橋の補修工事等の修繕費用の支出があり、26,013千円(前年同期比4.2%減)となり、借入金利息の負担は重く経常利益4,647千円(前年同期比30.3%増)、中間純利益4,094千円(前年同期比41.5%増)となりました。
当社といたしましては、一層経営の合理化に取り組み、コスト削減の意識を徹底させ、利益の確保に努めて参ります。
(3) 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析
当社の経営成績は、ゴルフ場売上の増減すなわち来場者の増減が大きく影響します。来場者のより多くの確保に向け、一層のサービス向上等に注力して参ります。
(4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本状況は、当中間会計期間末における現金及び現金同等物が前事業年度に比べ7,077千円減少し845千円となっております。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前中間会計期間に比べて2,026千円資金収入の増加となり、9,122千円(前年同期比28.5%増)の資金の増加となりました。これは、税引前中間純利益が4,647千円、減価償却費が11,855千円、未払金の減少が5,070千円あったこと等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローはありませんでした(前年同期は1,137千円の減少)。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前中間会計期間に比べ12,600千円の資金支出の増加となり、16,200千円(前年同期比350.0%増)の資金の減少となりました。これは長期借入金12,600千円を返済したことによるものであります。
(5) 継続企業の前提に関する重要事象等を解消するための対応策
「2 事業等のリスク」の「(2) 継続企業の前提に関する重要事象等について」に記載のとおり、当社は、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社は、当該状況を解消し又は改善すべく、これまでに固定費削減の合理化策を推進してまいりましたが、さらに踏み込んだ損益改善策を実施することにより、損益の改善を図ってまいります。
(損益改善策)
① 営業収益の拡大策
昨年12月からは平日の食事付きサービスを限定日から全日に拡大するなど、特に平日の集客力向上に取り組んでおり、集客の標準化を図ることで収益機会の拡大に繋げております。
また、各務原カントリー倶楽部の最大の特色である会員による競技志向の強さに対応するため、令和2年度から平日に開催する月次競技会を更にひとつ増やし、来場魅力に繋げます。更には、地元密着化を意識し平日開催の地元コンペニーズを魅力的なプランで囲い込んでいきます。
② 徹底的なコスト削減計画
固定費の見直しを継続し、収支バランスを常に鑑みて、過剰支出の抑制と管理費用の削減に努めてまいります。
当社におきましては、債務超過の早期解消は困難でありますが、以上の対応策に加え、会員をはじめ来場者すべての方々により満足していただけるコース提供のための整備等を充実していくことで安定した収益基盤の確立を実現してまいります。
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に企業収益が底堅く推移し、景気は緩やかな回復基調で推移いたしましたが、米中貿易摩擦の長期化に伴う中国経済の減速や、中東情勢の緊迫化など海外経済の不確実性により、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況の中、ゴルフ場業界においては顧客となるゴルフ人口の減少化が進行し、来場者確保のためにはプレー料金の値下げ競争がエスカレートするなど、取り巻く環境が益々厳しくなっております。
当社の業績はゴルフ場売上の増減すなわち来場者数の増減が大きく影響しますが、当中間会計期間は、長雨、猛暑、大型台風などのいわゆる天候不順の影響はなく、期間内での来場者総数は17,724名で前年同期比443名増加(前中間会計期間内クローズは台風により3日、積雪により1日)となりました。
当中間会計期間の売上高は42,000千円と前年同期と比べ―千円(0.0%)の増収となり、経費節減に注力したものの、コース管理・改修工事等計画的なものを主因とする修繕費の支出があったものの、営業利益は15,986千円と前年同期と比べ1,141千円(7.6%)の増益となり、借入金利息の負担は重く、経常利益は4,647千円と前年同期と比べ1,083千円(30.3%)の増益となり、中間純利益は4,094千円と前年同期と比べ1,202千円(41.5%)の増益となりました。
セグメントごとの経営成績については、単一セグメントのため省略いたします。
資産合計は、2,625,363千円となり前事業年度と比べ15,476千円の減少となりました。これは主に、運転資金による資金の減少3,620千円及び減価償却による固定資産の減少11,855千円によるものであります。
負債合計は、4,368,799千円となり前事業年度に比べ19,571千円減少いたしました。これは主に、未払金等の減少(固定資産税等の支払い)4,945千円、未払消費税等の増加2,604千円、長期借入金の減少15,600千円によるものであります。
純資産合計は、△1,743,436千円となり前事業年度と比べ4,094千円の増加となりました。これは中間純利益4,094千円計上したことによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ7,077千円減少し、当中間会計期間末は845千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における営業活動による資金の増加は、9,122千円(前年同期比28.5%増)となりました。これは、税引前中間純利益が4,647千円、減価償却費11,855千円、未払金の減少5,070千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における投資活動による資金の増減はありませんでした(前年同期は1,137千円の減少)。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における財務活動による資金の減少は、16,200千円(前年同期比350.0%増)となりました。これは、長期借入金16,200千円を返済したことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
該当事項はありません。
b. 受注実績
該当事項はありません。
c. 販売実績
当中間会計期間における販売実績をセグメントの名称別に示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称別 | 当中間会計期間 | 前年同期比(%) |
不動産賃貸事業(千円) | 42,000 | 100.0 |
合計(千円) | 42,000 | 100.0 |
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.前中間会計期間及び当中間会計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先 | 前中間会計期間 | 当中間会計期間 | ||
金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
各務原カントリー倶楽部 | 42,000 | 100.0 | 42,000 | 100.0 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 中間財務諸表等 (1)中間財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。
② 当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
資産合計は、2,625,363千円となり前事業年度と比べて、15,476千円の減少となりました。これは主に、運転資金による資金の減少3,620千円及び減価償却による固定資産の減少11,855千円によるものであります。
負債合計は、4,368,799千円となり前事業年度に比べて、19,571千円減少いたしました。これは主に、未払金等の減少4,945千円、未払消費税等の増加2,604千円、長期借入金の減少15,600千円によるものであります。
純資産合計は、△1,743,436千円となり前事業年度と比べて4,094千円の増加となりました。これは中間純利益4,094千円計上したことによるものであります。
当中間会計期間の経営成績等は、ゴルフ業界自体が引き続き厳しい状況にあり、売上高は、42,000千円(前年同期比0.0%増)になり、販売費及び一般管理費は経費削減など経営努力をしましたが、カート道路に架かる橋の補修工事等の修繕費用の支出があり、26,013千円(前年同期比4.2%減)となり、借入金利息の負担は重く経常利益4,647千円(前年同期比30.3%増)、中間純利益4,094千円(前年同期比41.5%増)となりました。
当社といたしましては、一層経営の合理化に取り組み、コスト削減の意識を徹底させ、利益の確保に努めて参ります。
(3) 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析
当社の経営成績は、ゴルフ場売上の増減すなわち来場者の増減が大きく影響します。来場者のより多くの確保に向け、一層のサービス向上等に注力して参ります。
(4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本状況は、当中間会計期間末における現金及び現金同等物が前事業年度に比べ7,077千円減少し845千円となっております。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前中間会計期間に比べて2,026千円資金収入の増加となり、9,122千円(前年同期比28.5%増)の資金の増加となりました。これは、税引前中間純利益が4,647千円、減価償却費が11,855千円、未払金の減少が5,070千円あったこと等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローはありませんでした(前年同期は1,137千円の減少)。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前中間会計期間に比べ12,600千円の資金支出の増加となり、16,200千円(前年同期比350.0%増)の資金の減少となりました。これは長期借入金12,600千円を返済したことによるものであります。
(5) 継続企業の前提に関する重要事象等を解消するための対応策
「2 事業等のリスク」の「(2) 継続企業の前提に関する重要事象等について」に記載のとおり、当社は、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社は、当該状況を解消し又は改善すべく、これまでに固定費削減の合理化策を推進してまいりましたが、さらに踏み込んだ損益改善策を実施することにより、損益の改善を図ってまいります。
(損益改善策)
① 営業収益の拡大策
昨年12月からは平日の食事付きサービスを限定日から全日に拡大するなど、特に平日の集客力向上に取り組んでおり、集客の標準化を図ることで収益機会の拡大に繋げております。
また、各務原カントリー倶楽部の最大の特色である会員による競技志向の強さに対応するため、令和2年度から平日に開催する月次競技会を更にひとつ増やし、来場魅力に繋げます。更には、地元密着化を意識し平日開催の地元コンペニーズを魅力的なプランで囲い込んでいきます。
② 徹底的なコスト削減計画
固定費の見直しを継続し、収支バランスを常に鑑みて、過剰支出の抑制と管理費用の削減に努めてまいります。
当社におきましては、債務超過の早期解消は困難でありますが、以上の対応策に加え、会員をはじめ来場者すべての方々により満足していただけるコース提供のための整備等を充実していくことで安定した収益基盤の確立を実現してまいります。