半期報告書-第46期(平成30年7月1日-平成31年6月30日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間における我が国経済は、雇用・所得環境に改善の動きが見られるとともに、設備投資動向が好調に推移したことで、景気の緩やかな回復が見られました。しかしながら、米中貿易摩擦による世界経済への影響懸念や、相次ぐ自然災害の発生など、依然として先行き不透明な経済環境で推移いたしました。
このような状況の中、ゴルフ場業界においては顧客となるゴルフ人口の減少化が進行し、来場者確保のためにはプレー料金の値下げ競争がエスカレートするなど、取り巻く環境が益々厳しくなっております。
当社の業績はゴルフ場売上の増減すなわち来場者数の増減が大きく影響しますが、当中間会計期間における来場者は特に7月から9月にかけて、長雨、猛暑、大型台風などのいわゆる天候不順の影響を大きく受け、期間内での来場者総数は17,281名で前年同期比1,029名減少(期間内クローズは台風により3日、積雪により1日)となりました。
当中間会計期間の売上高は、42,000千円と前年同期と比べ-千円(0.0%)の増収となり、経費節減に注力したものの、コース管理・改修工事等計画的なものを主因とする修繕費の支出が増加し、営業利益は14,845千円と前年同期と比べ2,784千円(15.7%)の減益となり、借入金利息の負担は重く、経常利益は3,564千円と前年同期と比べ2,504千円(41.2%)の減益となり、中間純利益は、2,892千円と前年同期と比べ2,182千円(43.0%)の減益となりました。
セグメントごとの経営成績については、単一セグメントのため省略いたします。
資産合計は、2,659,647千円となり前事業年度と比べ8,663千円の減少となりました。これは主に、設備投資による固定資産の増加1,137千円及び減価償却による固定資産の減少12,190千円によるものであります。
負債合計は、4,403,231千円となり前事業年度に比べ11,555千円減少いたしました。これは主に、未払金等の減少(固定資産税等の支出)4,268千円、未払消費税等の減少(仮払消費税等の増加)2,094千円、長期借入金の減少3,600千円によるものであります。
純資産合計は、△1,743,584千円となり前事業年度と比べ2,892千円の増加となりました。これは中間純利益2,892千円計上したことによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ2,358千円増加し、当中間会計期間末は25,287千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における営業活動による資金の増加は、7,096千円(前年同期比264.6%増)となりました。これは、税引前中間純利益が3,564千円、減価償却費12,190千円、未払金の減少4,594千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における投資活動による資金の減少は、1,137千円(前年同期比24.2%減)となりました。これは、風呂場改修工事646千円及び乾燥室新設491千円の有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における財務活動による資金の減少は、3,600千円(前年同期は資金の増加719千円)となりました。これは、長期借入金3,600千円を返済したことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
該当事項はありません。
b. 受注実績
該当事項はありません。
c. 販売実績
当中間会計期間における販売実績をセグメントの名称別に示すと、次のとおりであります。
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.前中間会計期間及び当中間会計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 中間財務諸表等 (1)中間財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。
② 当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
資産合計は、2,659,647千円となり前事業年度と比べて、8,663千円の減少となりました。これは主に、設備投資による固定資産の増加1,137千円及び減価償却による固定資産の減少12,190千円によるものであります。
負債合計は、4,403,231千円となり前事業年度に比べて、11,555千円減少いたしました。これは主に、未払金等の減少4,268千円、未払消費税等の減少2,094千円、長期借入金の減少3,600千円によるものであります。
純資産合計は、△1,743,584千円となり前事業年度と比べて2,892千円の増加となりました。これは中間純利益2,892千円計上したことによるものであります。
当中間会計期間の経営成績等は、ゴルフ業界自体が引き続き厳しい状況にあり、売上高は、42,000千円(前年同期比0.0%増)になり、販売費及び一般管理費は経費削減など経営努力をしましたが、カート道路の舗装補修工事等の修繕費用の支出があり、27,154千円(前年同期比11.4%増)となり、借入金利息の負担は重く経常利益3,564千円(前年同期比41.2%減)、中間純利益2,892千円(前年同期比43.0%減)となりました。
当社といたしましては、一層経営の合理化に取り組み、コスト削減の意識を徹底させ、利益の確保に努めて参ります。
(3) 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析
当社の経営成績は、ゴルフ場売上の増減すなわち来場者の増減が大きく影響します。来場者のより多くの確保に向け、一層のサービス向上等に注力して参ります。
(4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本状況は、当中間会計期間末における現金及び現金同等物が前事業年度に比べ2,358千円増加し25,287千円となっております。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前中間会計期間に比べて5,149千円資金収入の増加となり、7,096千円(前年同期比264.6%増)の資金の増加となりました。これは、税引前中間純利益が3,546千円、減価償却費が12,190千円、未払金の減少が4,594千円あったこと等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは1,137千円(前年同期比24.2%減)の資金の減少となりました。これは風呂場改修工事646千円及び乾燥室新設491千円の有形固定資産の取得による支出によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前中間会計期間に比べ4,319千円の資金収入の減少となり、3,600千円(前年同期は資金の増加719千円)の資金の減少となりました。これは長期借入金3,600千円を返済したことによるものであります。
(5) 継続企業の前提に関する重要事象等を解消するための対応策
「2 事業等のリスク」の「(2) 継続企業の前提に関する重要事象等について」に記載のとおり、当社は、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社は、当該状況を解消し又は改善すべく、これまでに固定費削減の合理化策を推進してまいりましたが、さらに踏み込んだ損益改善策を実施することにより、損益の改善を図ってまいります。
(損益改善策)
① 営業収益拡大策
会員の高齢化対策として、これまでのシニア特別会員制度に加えニュー・シニア特別会員制度を創設し、競技参加者等の活性会員の増加を図っております。また、グリーンを中心としたコースコンディションの向上に加え、女性や高齢者向けのティーインググラウンドを増設することにより来場者の確保を図り、本来キャディー付のプレーをキャディーなしのセルフプレーを基本とし、利益の単価は減少するものの来場者数の増加により収益を拡大していきたいと考えています。
② 徹底的なコスト削減計画
固定費の削減として事務作業の効率化を図り、保守管理費用の削減を進め不急な設備投資の抑制を図る所存であります。
以上の対応策により、コースの整備、施設の充実を図り、収益の改善に努力をすれば、継続した安定収益基盤の確立は成されていくものと考えております。
当社におきましては、早期の債務超過解消は困難でありますが、継続した安定収益基盤の確立を実現するため、当該経営計画を計画通りに達成すべく、邁進してまいります。
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間における我が国経済は、雇用・所得環境に改善の動きが見られるとともに、設備投資動向が好調に推移したことで、景気の緩やかな回復が見られました。しかしながら、米中貿易摩擦による世界経済への影響懸念や、相次ぐ自然災害の発生など、依然として先行き不透明な経済環境で推移いたしました。
このような状況の中、ゴルフ場業界においては顧客となるゴルフ人口の減少化が進行し、来場者確保のためにはプレー料金の値下げ競争がエスカレートするなど、取り巻く環境が益々厳しくなっております。
当社の業績はゴルフ場売上の増減すなわち来場者数の増減が大きく影響しますが、当中間会計期間における来場者は特に7月から9月にかけて、長雨、猛暑、大型台風などのいわゆる天候不順の影響を大きく受け、期間内での来場者総数は17,281名で前年同期比1,029名減少(期間内クローズは台風により3日、積雪により1日)となりました。
当中間会計期間の売上高は、42,000千円と前年同期と比べ-千円(0.0%)の増収となり、経費節減に注力したものの、コース管理・改修工事等計画的なものを主因とする修繕費の支出が増加し、営業利益は14,845千円と前年同期と比べ2,784千円(15.7%)の減益となり、借入金利息の負担は重く、経常利益は3,564千円と前年同期と比べ2,504千円(41.2%)の減益となり、中間純利益は、2,892千円と前年同期と比べ2,182千円(43.0%)の減益となりました。
セグメントごとの経営成績については、単一セグメントのため省略いたします。
資産合計は、2,659,647千円となり前事業年度と比べ8,663千円の減少となりました。これは主に、設備投資による固定資産の増加1,137千円及び減価償却による固定資産の減少12,190千円によるものであります。
負債合計は、4,403,231千円となり前事業年度に比べ11,555千円減少いたしました。これは主に、未払金等の減少(固定資産税等の支出)4,268千円、未払消費税等の減少(仮払消費税等の増加)2,094千円、長期借入金の減少3,600千円によるものであります。
純資産合計は、△1,743,584千円となり前事業年度と比べ2,892千円の増加となりました。これは中間純利益2,892千円計上したことによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ2,358千円増加し、当中間会計期間末は25,287千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における営業活動による資金の増加は、7,096千円(前年同期比264.6%増)となりました。これは、税引前中間純利益が3,564千円、減価償却費12,190千円、未払金の減少4,594千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における投資活動による資金の減少は、1,137千円(前年同期比24.2%減)となりました。これは、風呂場改修工事646千円及び乾燥室新設491千円の有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における財務活動による資金の減少は、3,600千円(前年同期は資金の増加719千円)となりました。これは、長期借入金3,600千円を返済したことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
該当事項はありません。
b. 受注実績
該当事項はありません。
c. 販売実績
当中間会計期間における販売実績をセグメントの名称別に示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称別 | 当中間会計期間 | 前年同期比(%) |
不動産賃貸事業(千円) | 42,000 | 100.0 |
合計(千円) | 42,000 | 100.0 |
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.前中間会計期間及び当中間会計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先 | 前中間会計期間 | 当中間会計期間 | ||
金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
各務原カントリー倶楽部 | 42,000 | 100.0 | 42,000 | 100.0 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 中間財務諸表等 (1)中間財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。
② 当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
資産合計は、2,659,647千円となり前事業年度と比べて、8,663千円の減少となりました。これは主に、設備投資による固定資産の増加1,137千円及び減価償却による固定資産の減少12,190千円によるものであります。
負債合計は、4,403,231千円となり前事業年度に比べて、11,555千円減少いたしました。これは主に、未払金等の減少4,268千円、未払消費税等の減少2,094千円、長期借入金の減少3,600千円によるものであります。
純資産合計は、△1,743,584千円となり前事業年度と比べて2,892千円の増加となりました。これは中間純利益2,892千円計上したことによるものであります。
当中間会計期間の経営成績等は、ゴルフ業界自体が引き続き厳しい状況にあり、売上高は、42,000千円(前年同期比0.0%増)になり、販売費及び一般管理費は経費削減など経営努力をしましたが、カート道路の舗装補修工事等の修繕費用の支出があり、27,154千円(前年同期比11.4%増)となり、借入金利息の負担は重く経常利益3,564千円(前年同期比41.2%減)、中間純利益2,892千円(前年同期比43.0%減)となりました。
当社といたしましては、一層経営の合理化に取り組み、コスト削減の意識を徹底させ、利益の確保に努めて参ります。
(3) 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析
当社の経営成績は、ゴルフ場売上の増減すなわち来場者の増減が大きく影響します。来場者のより多くの確保に向け、一層のサービス向上等に注力して参ります。
(4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本状況は、当中間会計期間末における現金及び現金同等物が前事業年度に比べ2,358千円増加し25,287千円となっております。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前中間会計期間に比べて5,149千円資金収入の増加となり、7,096千円(前年同期比264.6%増)の資金の増加となりました。これは、税引前中間純利益が3,546千円、減価償却費が12,190千円、未払金の減少が4,594千円あったこと等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは1,137千円(前年同期比24.2%減)の資金の減少となりました。これは風呂場改修工事646千円及び乾燥室新設491千円の有形固定資産の取得による支出によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前中間会計期間に比べ4,319千円の資金収入の減少となり、3,600千円(前年同期は資金の増加719千円)の資金の減少となりました。これは長期借入金3,600千円を返済したことによるものであります。
(5) 継続企業の前提に関する重要事象等を解消するための対応策
「2 事業等のリスク」の「(2) 継続企業の前提に関する重要事象等について」に記載のとおり、当社は、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社は、当該状況を解消し又は改善すべく、これまでに固定費削減の合理化策を推進してまいりましたが、さらに踏み込んだ損益改善策を実施することにより、損益の改善を図ってまいります。
(損益改善策)
① 営業収益拡大策
会員の高齢化対策として、これまでのシニア特別会員制度に加えニュー・シニア特別会員制度を創設し、競技参加者等の活性会員の増加を図っております。また、グリーンを中心としたコースコンディションの向上に加え、女性や高齢者向けのティーインググラウンドを増設することにより来場者の確保を図り、本来キャディー付のプレーをキャディーなしのセルフプレーを基本とし、利益の単価は減少するものの来場者数の増加により収益を拡大していきたいと考えています。
② 徹底的なコスト削減計画
固定費の削減として事務作業の効率化を図り、保守管理費用の削減を進め不急な設備投資の抑制を図る所存であります。
以上の対応策により、コースの整備、施設の充実を図り、収益の改善に努力をすれば、継続した安定収益基盤の確立は成されていくものと考えております。
当社におきましては、早期の債務超過解消は困難でありますが、継続した安定収益基盤の確立を実現するため、当該経営計画を計画通りに達成すべく、邁進してまいります。