有価証券報告書-第51期(平成30年2月1日-平成31年1月31日)

【提出】
2019/04/17 13:25
【資料】
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【項目】
111項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金の状況を鑑み、資金運用については流動性、安全性の高い金融機関に対する預金等で行っております。また、資金調達については、金融機関からの借入により調達しております。
(2)金融商品の内容およびそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。また一部には外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されておりますが、金額が僅少のため、リスクは低いと判断しております。投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、これらは市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である買掛金は、短期間で決済されております。これらは資金調達に係る流動性リスクに晒されております。また一部には外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されておりますが、金額が僅少のため、リスクは低いと判断しております。
借入金は、主に設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであります。
長期未払金は、役員退職慰労金の打ち切り支給に係る債務であり、各役員の退任時に支給する予定であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 顧客の信用リスクの管理
営業債権については、当社グループの社内規程に従い、取引先ごとの期日管理および残高管理を行うとともに、営業部署から独立した管理部門により、取引先ごとの信用状況を審査し、債権の回収状況、滞留状況を定期的に把握し、回収を確実にする体制をとっております。
② 発行体の信用リスクおよび市場価格または合理的に算定された実質価格の変動リスクの管理
当該リスクに関しては、定期的に発行体の財務状況や時価を把握し、保有状況を定期的に見直すことにより管理しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
営業債務および借入金は流動性リスクに晒されておりますが、各社毎に資金繰り見通しを作成し、経理部門においてグループ内の事業会社各社の資金ニーズを把握し、グループファイナンスにより事業会社間で資金の融通を行うことにより資金を効率的に使用するとともに、適正な手許流動性を維持することにより流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注)2をご参照ください)。
前連結会計年度(2018年1月31日)
(単位:千円)
連結貸借対照表計上額時価差額
(1) 現金及び預金9,257,9699,257,969-
(2) 受取手形及び売掛金12,369,568
貸倒引当金(※1)(3,172)
12,366,39612,366,396-
(4) 有価証券1,500,0001,500,000-
(5) 投資有価証券1,356,3011,356,301-
資産計24,480,66724,480,667-
(1) 買掛金2,969,0292,969,029-
(2)短期借入金350,000350,000-
(3) 未払法人税等887,080887,080-
(4)長期借入金(※2)95,40098,6493,249
(5) 長期未払金513,602513,317△285
負債計4,815,1124,818,0762,964

(※1) 受取手形及び売掛金に係る貸倒引当金を控除しております。
(※2) 流動負債の1年内返済予定の長期借入金を含めて表示しております。
当連結会計年度(2019年1月31日)
(単位:千円)
連結貸借対照表計上額時価差額
(1) 現金及び預金13,090,87413,090,874-
(2) 受取手形及び売掛金10,581,806
貸倒引当金(※1)(3,166)
10,578,64010,578,640-
(3) 未収入金2,307,2982,307,298-
(4) 有価証券1,500,0001,500,000-
(5) 投資有価証券1,584,7481,584,748-
資産計29,061,56129,061,561-
(1) 買掛金2,412,4512,412,451-
(2)短期借入金350,000350,000-
(3) 未払法人税等1,134,5011,134,501-
(4)長期借入金(※2)81,80084,4342,634
(5) 長期未払金513,602518,0144,412
負債計4,492,3544,499,4017,046

(※1) 受取手形及び売掛金に係る貸倒引当金を控除しております。
(※2) 流動負債の1年内返済予定の長期借入金を含めて表示しております。
(注)1 金融商品の時価の算定方法ならびに有価証券に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金、(3) 未収入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(4) 有価証券
有価証券は譲渡性預金であります。短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(5) 投資有価証券
時価については、株式は取引所の価格によっております。
負 債
(1) 買掛金、(2) 短期借入金、(3) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(4) 長期借入金
これらの時価は、元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(5) 長期未払金
長期未払金の時価については、合理的に見積りした支払予定時期に基づき、無リスクの利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(注)2 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円)
区分2018年1月31日2019年1月31日
非上場株式53,00958,063

これらについては、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積ることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(5) 投資有価証券」には含めておりません。
(注)3 金銭債権および満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2018年1月31日)
1年以内
(千円)
1年超5年以内
(千円)
5年超10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金9,257,969---
受取手形及び売掛金12,369,568---
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち
満期があるもの
1,500,000---
合計23,127,538---

当連結会計年度(2019年1月31日)
1年以内
(千円)
1年超5年以内
(千円)
5年超10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金13,090,874---
受取手形及び売掛金10,581,806---
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち
満期があるもの
1,500,000500,000--
合計25,172,680500,000--

(注)4 長期借入金の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2018年1月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
長期借入金13,60013,60013,60013,60013,60027,400
合計13,60013,60013,60013,60013,60027,400

当連結会計年度(2019年1月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
長期借入金13,60013,60013,60013,60013,60013,800
合計13,60013,60013,60013,60013,60013,800