有価証券報告書-第57期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/19 10:59
【資料】
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【項目】
167項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、物価高騰ペースの鈍化など景況感の改善が見られたものの、雇用のミスマッチによる人手不足の強まりや今後の為替や金利の影響による経済への下振れリスクに対して懸念が残る状況となっています。
建設業界においては、民間の住宅分野が省エネ基準適合義務化等による前年度の駆け込み需要の反動により弱含みしたものの、建築補修分野の需要により投資額全体としては好調に推移しております。政府投資は引き続き堅調に推移しておりますが、資材価格は上昇が続いており、人手不足により着工遅延も生じ工期の長期化や建設計画の中止が発生するなど、需要に対応できない状況となっており、その傾向は一層強まることが想定されます。
このような情勢のなか当社グループは、展示場やトランクルーム店舗の新規出店や既存店舗のリニューアル、レンタルスペースなどの新規サービス促進により店舗網の拡充を図るとともに、ホームページでの情報発信や簡単に間取り等を検討できるシミュレーターなどのサービス提供を強化し、需要拡大に向け取り組んでおります。また、災害被災地域の復興支援を後押しする住宅モデルや、AIの普及等により需要が増大しているコンテナ型データセンターなど、お客様のニーズに寄り添った新製品開発および製品改良を行い、製品の充実と品質強化に努めております。業務体制についても、全社的にオペレーションの改善に取り組み業務効率化を推進するとともに、需要増に対応すべく供給網の強化に取り組んでおります。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は54,275百万円となりました。前期に能登半島地震の応急仮設住宅建設や被災地域の復興に対応する計上があったこと、全国的な建築確認申請許可の遅延等により着工時期に遅れが生じたことなどから、前年同期比3.2%減となりました。
利益面におきましては、製造及び物流部門を中心に原価低減及び経費削減を推進し、営業利益7,994百万円(前年同期比0.3%減)、経常利益8,298百万円(前年同期比1.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,563百万円(前年同期比1.1%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ961百万円増加し、5,223百万円となりました。
資金の主な増加要因は、税金等調整前当期純利益、減価償却費、借入金の増加であります。主な減少要因は、棚卸資産の増加、売上債権の増加、法人税等の支払、有形固定資産の取得による支出であります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は5,585百万円(前連結会計年度は5,120百万円の獲得)となりました。
主な増加要因は、税金等調整前当期純利益8,190百万円、減価償却費6,176百万円であり、主な減少要因は、棚卸資産の増加4,552百万円、売上債権の増加1,286百万円、法人税等の支払2,136百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は4,077百万円(前連結会計年度は2,910百万円の使用)となりました。
主な減少要因は、新規工場用地の購入や工場等への設備投資、店舗リニューアル等に伴う有形固定資産の取得による支出2,652百万円、無形固定資産の取得による支出1,040百万円、関係会社株式の取得による支出191百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は573百万円(前連結会計年度は2,844百万円の使用)となりました。
主な減少要因は、配当金の支払1,888百万円、借入金の純増による収入1,342百万円であります。
③生産・レンタル資産増加実績及び受注並びに販売の実績
(ア)生産実績
当連結会計年度の生産実績は次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
前年同期比(%)
ユニットハウス事業(百万円)20,28098.1

(注)金額は製造原価で表示しております。
(イ)レンタル資産増加実績
セグメントの名称品目区分当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
前年同期比(%)
ユニットハウス事業ユニットハウス(棟)9,285105.2

(注) 増加実績は、自社生産のうちレンタル資産に振り替えた数量であります。
(ウ)受注実績
当社は販売計画に基づき見込生産をしておりますので、該当事項はありません。
(エ)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
前年同期比(%)
ユニットハウス事業(百万円)53,90796.7
その他(百万円)368105.0
合計(百万円)54,27596.8

(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は以下のとおりであります。
経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度のユニットハウス事業の売上高は、前連結会計年度に比べ1,834百万円減少し、53,907百万円(前年同期比3.3%減)となりました。これは主に、前期に能登半島地震の応急仮設住宅建設や被災地域の復興に対応する計上があったこと、全国的な建築確認申請許可の遅延等により着工時期に遅れが生じたことによるものであります。その他の事業につきましては、前連結会計年度に比べ17百万円増加し、当連結会計年度売上高は、368百万円(前年同期比5.0%増)となりました。上記の結果、当連結会計年度の売上高は前連結会計年度と比べ1,817百万円減少し、54,275百万円(前年同期比3.2%減)となりました。
当社グループは、事業領域としては、本建築の販売およびレンタルの強化と、不動産領域の拡大を中心に進めております。全県に配置した展示場の展示品を増強するとともに、ホームページからの集客にも積極的に取り組み、WEBと実店舗が融合した提案力のある営業体制構築を進めております。
(売上総利益)
当連結会計年度の売上総利益は、前連結会計年度と比べ45百万円減少し、21,985百万円(前年同期比0.2%減)となりました。
(営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、広告宣伝費の減少や研究開発費の減少等により、前連結会計年度に比べ18百万円減少し、13,991百万円(前年同期比0.1%減)となりました。
以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度と比べ27百万円減少し、7,994百万円(前年同期比0.3%減)となりました。
(経常利益)
当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度と比べ129百万円増加し、8,298百万円(前年同期比1.6%増)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比べ61百万円増加し、5,563百万円(前年同期比1.1%増)となりました。
財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末の資産の額は、前連結会計年度末に比べ4,727百万円増加し、70,058百万円となりました。主な要因は、売上債権及び契約資産の増加1,536百万円、無形固定資産の増加909百万円、現金及び預金の増加859百万円、建設仮勘定の増加821百万円、土地の増加392百万円、関係会社株式の増加191百万円、商品および製品の減少486百万円、繰延税金資産の減少302百万円などであります。
(負債の部)
当連結会計年度末の負債の額は、前連結会計年度末に比べ1,004百万円増加し、17,538百万円となりました。主な要因は、短期及び長期借入金の純増1,342百万円、未払法人税等の増加206百万円、仕入債務の減少353百万円、その他の流動負債の減少160百万円などであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末の純資産の額は、前連結会計年度末に比べ3,722百万円増加し、52,520百万円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益5,563百万円および剰余金の配当1,889百万円などであります。自己資本比率は75.0%となっており、健全な財務状況を保っております。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(ア)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
(イ)財務政策
当社グループは現在、必要な運転資金及び設備投資資金については、自己資金又は借入により資金調達することとしております。当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、3,754百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は5,223百万円となっております。
なお、当社グループは、今後も営業活動により得られるキャッシュ・フローを基本に将来必要な運転資金及び設備資金を調達していく考えであります。
③重要な会計方針及び会計上の見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
この連結財務諸表の作成に当たりまして当社グループは、決算日における資産・負債の報告数値及び偶発債務の開示並びに報告期間における収入・費用の報告数値等会計上の見積りを必要とする事象及びその見積りに影響を与える要因を把握し、把握した要因に関し、適切な仮定を設定しております。さらに設定した仮定に基づき適切な情報を収集し、適切な仮定及び情報による見積り金額を計算しています。
以上の方針に基づき、継続して評価を行っております。また、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行い、その結果は他の方法では判断しにくい資産・負債の簿価及び収入・費用の報告数値についての判断の基礎としております。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。

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