有価証券報告書-第36期(2023/04/01-2024/03/31)
15.のれん及び無形資産
(1) 増減表
のれん及び無形資産の帳簿価額、取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減は、次のとおりです。
① 帳簿価額
(注)1 取得は外部購入による取得額のほか、完成に伴うソフトウェア仮勘定からの振替額を含めた純額で表示しています。
2 当社グループにおけるソフトウェアの内部開発額は、ソフトウェア及びソフトウェア仮勘定の取得額の合計と概ね同額のため、合わせて表示しています。
3 償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれています。
4 減損損失は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれています。
② 取得原価
③ 償却累計額及び減損損失累計額
前連結会計年度末及び当連結会計年度末における、ソフトウェアに関連する自己創設無形資産の帳簿価額はそれぞれ296,241百万円、319,009百万円です。なお、当社グループにおけるソフトウェア仮勘定は主に内部開発により生じることから、帳簿価額のほとんどが自己創設によるものです。
(2) 耐用年数を確定できない無形資産
耐用年数を確定できない重要な無形資産はありません。
(3) のれんの減損テスト
当社グループは、のれんについて、毎期及び減損の兆候がある場合には随時、減損テストを実施しています。減損テストの回収可能価額は、使用価値又は処分コスト控除後の公正価値のいずれか高い方に基づき算定しています。
使用価値は、経営者が承認した事業計画と成長率を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いて算定しています。事業計画は当該事業の将来の予測に関する経営陣の評価と過去実績に基づき、外部情報及び内部情報を使用して作成しています。
成長率は資金生成単位が属する地域の市場の長期平均成長率を勘案して決定しています。割引率は資金生成単位の税引後加重平均資本コストを基礎として算定しています。
① のれんの帳簿価額のセグメント別内訳
企業結合で生じたのれんは、取得日に、企業結合から利益がもたらされる資金生成単位(又はそのグループ)に配分しています。のれんの帳簿価額のセグメント別内訳は、次のとおりです。なお、セグメントを跨ぐ資金生成単位はありません。
(単位:百万円)
② 重要なのれんを含む資金生成単位
重要なのれんを含む資金生成単位は、海外セグメントに属するNTTDATA Services及びNTT Ltd.- Servicesに係るものです。のれんの帳簿価額は次のとおりです。
1.NTTDATA Services
(単位:百万円)
NTTDATA Servicesの回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値に基づき算定しています。
処分コスト控除後の公正価値は割引キャッシュ・フロー法及び類似企業比較法で算定しています。割引キャッシュ・フロー法では、新規受注の獲得の見込み、構造改革による収益性改善の計画及び米国経済やITサービス産業の成長に関する予測などを織り込んだ事業計画を基礎とした8カ年のキャッシュ・フローの見積額を、税引後加重平均コストを用いて現在価値に割引いて算定しています。当期の減損テストについては、永久成長率は3.5%(前年3.1%)、税引後加重平均資本コストは9.0%(同9.0%)と算定しています。なお、税引後加重平均コストの計算要素である長期金利が上昇すると、回収可能価額に影響を及ぼす可能性があります。また、類似企業比較法では足元の業績に基づくEBITDAに、上場している同業他社との比率を乗じて価値を算定しています。この公正価値測定は用いた評価技法への重大なインプットに基づきレベル3に分類しています。
当連結会計年度にてNTTDATA Servicesの回収可能価額は帳簿価額を169,994百万円(同103,022百万円)超過しています。ただし、税引後加重平均資本コストが3.1%(同2.2%)上昇した場合、減損損失が発生する可能性があります。
2.NTT Ltd.- Services
(単位:百万円)
NTT Ltd. - Servicesの回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値に基づき算定しています。
処分コスト控除後の公正価値は割引キャッシュ・フロー法で算定しています。割引キャッシュ・フロー法では、構造改革による収益性改善や設備投資の計画とその効果、及び世界経済やITサービス産業の成長に関する予測などを織り込んだ事業計画を基礎とした9カ年のキャッシュ・フローの見積額を、税引後加重平均コストを用いて現在価値に割引いて算定しています。当期の減損テストについては、永久成長率は3.5%(前年3.5%)、税引後加重平均資本コストは10.8%(同12.7%)と算定しています。なお、税引後加重平均コストの計算要素である長期金利が上昇すると、回収可能価額に影響を及ぼす可能性があります。この公正価値測定は用いた評価技法への重大なインプットに基づきレベル3に分類しています。
当連結会計年度にてNTT Ltd. - Servicesの回収可能価額は帳簿価額を421,551百万円(同391,744百万円)超過しています。ただし、税引後加重平均資本コストが1.1%(同1.8%)上昇した場合、減損損失が発生する可能性があります。
(4) 減損損失
前連結会計年度及び当連結会計年度において、重要な減損損失はありません。
(1) 増減表
のれん及び無形資産の帳簿価額、取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減は、次のとおりです。
① 帳簿価額
| (単位:百万円) | |||||||||
| のれん | ソフトウェア | ソフトウェア 仮勘定 | その他 | 合計 | |||||
| 前連結会計年度期首 (2022年4月1日) | 493,769 | 294,236 | 79,608 | 132,861 | 1,000,474 | ||||
| 取得(注1)(注2) | - | 104,983 | 30,617 | 372 | 135,972 | ||||
| 企業結合による取得 | 624,207 | 21,243 | - | 110,716 | 756,165 | ||||
| 償却費(注3) | - | △101,469 | - | △23,393 | △124,862 | ||||
| 減損損失(注4) | - | △1,570 | △396 | - | △1,966 | ||||
| 売却又は処分 | - | △2,299 | △222 | △155 | △2,675 | ||||
| 在外営業活動体の 換算差額 | 14,888 | 135 | 512 | 8,224 | 23,759 | ||||
| その他の増減 | 695 | 562 | 100 | △1,461 | △104 | ||||
| 前連結会計年度末 (2023年3月31日) | 1,133,559 | 315,822 | 110,219 | 227,164 | 1,786,764 | ||||
| 取得(注1)(注2) | - | 136,852 | 13,160 | 171 | 150,183 | ||||
| 企業結合による取得 | 42,662 | 1,062 | 32 | 10,078 | 53,834 | ||||
| 償却費(注3) | - | △109,109 | - | △31,472 | △140,581 | ||||
| 減損損失(注4) | - | △1,784 | △830 | △0 | △2,614 | ||||
| 売却又は処分 | - | △5,064 | △283 | △57 | △5,403 | ||||
| 在外営業活動体の 換算差額 | 145,937 | 4,994 | 1,348 | 27,701 | 179,980 | ||||
| その他の増減 | △386 | 987 | 14 | △7,289 | △6,673 | ||||
| 当連結会計年度末 (2024年3月31日) | 1,321,773 | 343,760 | 123,661 | 226,296 | 2,015,489 |
(注)1 取得は外部購入による取得額のほか、完成に伴うソフトウェア仮勘定からの振替額を含めた純額で表示しています。
2 当社グループにおけるソフトウェアの内部開発額は、ソフトウェア及びソフトウェア仮勘定の取得額の合計と概ね同額のため、合わせて表示しています。
3 償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれています。
4 減損損失は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれています。
② 取得原価
| (単位:百万円) | |||||||||
| のれん | ソフトウェア | ソフトウェア 仮勘定 | その他 | 合計 | |||||
| 前連結会計年度期首 (2022年4月1日) | 557,323 | 1,261,734 | 79,608 | 244,267 | 2,142,933 | ||||
| 前連結会計年度末 (2023年3月31日) | 1,197,113 | 1,403,730 | 110,219 | 589,057 | 3,300,120 | ||||
| 当連結会計年度末 (2024年3月31日) | 1,385,327 | 1,498,435 | 123,661 | 641,699 | 3,649,121 | ||||
③ 償却累計額及び減損損失累計額
| (単位:百万円) | |||||||||
| のれん | ソフトウェア | ソフトウェア 仮勘定 | その他 | 合計 | |||||
| 前連結会計年度期首 (2022年4月1日) | △63,554 | △967,498 | - | △111,406 | △1,142,458 | ||||
| 前連結会計年度末 (2023年3月31日) | △63,554 | △1,087,909 | - | △361,893 | △1,513,356 | ||||
| 当連結会計年度末 (2024年3月31日) | △63,554 | △1,154,675 | - | △415,403 | △1,633,632 | ||||
前連結会計年度末及び当連結会計年度末における、ソフトウェアに関連する自己創設無形資産の帳簿価額はそれぞれ296,241百万円、319,009百万円です。なお、当社グループにおけるソフトウェア仮勘定は主に内部開発により生じることから、帳簿価額のほとんどが自己創設によるものです。
(2) 耐用年数を確定できない無形資産
耐用年数を確定できない重要な無形資産はありません。
(3) のれんの減損テスト
当社グループは、のれんについて、毎期及び減損の兆候がある場合には随時、減損テストを実施しています。減損テストの回収可能価額は、使用価値又は処分コスト控除後の公正価値のいずれか高い方に基づき算定しています。
使用価値は、経営者が承認した事業計画と成長率を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いて算定しています。事業計画は当該事業の将来の予測に関する経営陣の評価と過去実績に基づき、外部情報及び内部情報を使用して作成しています。
成長率は資金生成単位が属する地域の市場の長期平均成長率を勘案して決定しています。割引率は資金生成単位の税引後加重平均資本コストを基礎として算定しています。
① のれんの帳簿価額のセグメント別内訳
企業結合で生じたのれんは、取得日に、企業結合から利益がもたらされる資金生成単位(又はそのグループ)に配分しています。のれんの帳簿価額のセグメント別内訳は、次のとおりです。なお、セグメントを跨ぐ資金生成単位はありません。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度末 (2023年3月31日) | 当連結会計年度末 (2024年3月31日) | ||
| 日本 | 8,669 | 8,879 | |
| 海外 | 1,124,891 | 1,312,894 | |
| 合計 | 1,133,559 | 1,321,773 | |
② 重要なのれんを含む資金生成単位
重要なのれんを含む資金生成単位は、海外セグメントに属するNTTDATA Services及びNTT Ltd.- Servicesに係るものです。のれんの帳簿価額は次のとおりです。
1.NTTDATA Services
(単位:百万円)
| 資金生成単位 | セグメント | 前連結会計年度末 (2023年3月31日) | 当連結会計年度末 (2024年3月31日) |
| NTTDATA Services | 海外 | 500,948 | 569,575 |
NTTDATA Servicesの回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値に基づき算定しています。
処分コスト控除後の公正価値は割引キャッシュ・フロー法及び類似企業比較法で算定しています。割引キャッシュ・フロー法では、新規受注の獲得の見込み、構造改革による収益性改善の計画及び米国経済やITサービス産業の成長に関する予測などを織り込んだ事業計画を基礎とした8カ年のキャッシュ・フローの見積額を、税引後加重平均コストを用いて現在価値に割引いて算定しています。当期の減損テストについては、永久成長率は3.5%(前年3.1%)、税引後加重平均資本コストは9.0%(同9.0%)と算定しています。なお、税引後加重平均コストの計算要素である長期金利が上昇すると、回収可能価額に影響を及ぼす可能性があります。また、類似企業比較法では足元の業績に基づくEBITDAに、上場している同業他社との比率を乗じて価値を算定しています。この公正価値測定は用いた評価技法への重大なインプットに基づきレベル3に分類しています。
当連結会計年度にてNTTDATA Servicesの回収可能価額は帳簿価額を169,994百万円(同103,022百万円)超過しています。ただし、税引後加重平均資本コストが3.1%(同2.2%)上昇した場合、減損損失が発生する可能性があります。
2.NTT Ltd.- Services
(単位:百万円)
| 資金生成単位 | セグメント | 前連結会計年度末 (2023年3月31日) | 当連結会計年度末 (2024年3月31日) |
| NTT Ltd. - Services | 海外 | 322,882 | 370,053 |
NTT Ltd. - Servicesの回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値に基づき算定しています。
処分コスト控除後の公正価値は割引キャッシュ・フロー法で算定しています。割引キャッシュ・フロー法では、構造改革による収益性改善や設備投資の計画とその効果、及び世界経済やITサービス産業の成長に関する予測などを織り込んだ事業計画を基礎とした9カ年のキャッシュ・フローの見積額を、税引後加重平均コストを用いて現在価値に割引いて算定しています。当期の減損テストについては、永久成長率は3.5%(前年3.5%)、税引後加重平均資本コストは10.8%(同12.7%)と算定しています。なお、税引後加重平均コストの計算要素である長期金利が上昇すると、回収可能価額に影響を及ぼす可能性があります。この公正価値測定は用いた評価技法への重大なインプットに基づきレベル3に分類しています。
当連結会計年度にてNTT Ltd. - Servicesの回収可能価額は帳簿価額を421,551百万円(同391,744百万円)超過しています。ただし、税引後加重平均資本コストが1.1%(同1.8%)上昇した場合、減損損失が発生する可能性があります。
(4) 減損損失
前連結会計年度及び当連結会計年度において、重要な減損損失はありません。