有価証券報告書-第43期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/20 10:03
【資料】
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【項目】
99項目

事業等のリスク

(1) 外注に依存していることについて
① 建設工事事業
当社グループの建設工事事業において施工される工事は、多種多様であり、使用される工具、機材類も様々であります。当社グループは、これらの工事を効率的かつ経済的に遂行するためにそれぞれ専門の技能をもった外注の専門職を活用しております。また、施工要員のやる気を高め、責任を明確にするため、当社で、教育、育成したのち独立させるシステムを採用しており、こうした専門職の管理システムのノウハウを構築しております。したがって、建設工事事業における外注依存度は、当期総工事原価に対して62.5%であります。
② 住宅等サービス事業
当社グループの住宅等サービス事業は、受注量が上半期に集中しており、また、施工場所も広域にわたっております。したがって、受注した工事を経済的かつ合理的に遂行するために外注に依存しております。依存度は、当期総住宅等サービス原価に対して52.4%であります。
(2) 愛知県経済農業協同組合連合会への依存度について
当社グループの建設工事事業及び住宅等サービス事業は、受注活動を効率的かつ経済的に遂行するために、従来より愛知県経済農業協同組合連合会を通じた販売活動を実施しております。当連結会計年度における依存度は、建設工事事業における売上高に対して3.6%、住宅等サービス事業における売上高に対して18.9%、当社グループ全体の売上高に対して5.1%であります。
(3) 法的規制等について
当社グループの建設工事事業であるユーティリティー、リフォーム、防水の各事業では、工事の請負に、建設業法における許可が必要とされるほか、工事自体も建築基準法などの規制を受けております。また、建築物の設計、工事監理に関しては、建築士法における許可が必要となります。