有価証券報告書-第42期(2023/09/01-2024/08/31)

【提出】
2024/11/28 9:07
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【項目】
137項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行による社会経済活動の正常化が一層進み、人流の活発化や景気の持ち直しが見受けられた一方で、原材料やエネルギーコスト等の高止まりや、世界的な景気後退リスクが依然あることから、先行きは不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社グループはクライアントとの接触・商談件数を増加させ、メーカー・小売業のタイ
アップ企画である消費者向け販促キャンペーンの受注強化やPOPKITの拡販など、販促製品・サービスを組み込んだ企画・提案に注力してまいりました。
ポップギャラリー製商品におきましては、オンラインショップ(WEB受注)の活用を図り、中小流通小売業への販売活動を継続するとともに、人流の活発化を要因としたノベルティ需要の取り込み等により、売上高は2,745百万円(前連結会計年度比13.6%増)、構成比で44.8%となりました。
別注製品におきましては、食品、飲料等のメーカーを中心に接触・商談件数を増加させることにより、クローズドキャンペーンを中心とした販促施策の受注が大きく増加し、売上高は2,311百万円(前連結会計年度比9.2%増)、構成比で37.8%となりました。
役務サービスにおきましては、POPKIT個人向けサービスの契約増、デザイン受注増やデジタル技術及びSNSを利用したキャンペーンの促進による事務局運営業務の増注等により、売上高は1,067百万円(前連結会計年度比26.1%増)、構成比で17.4%となりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は6,124百万円(前連結会計年度比13.8%増)となりました。
一方、損益面では売上高増加による売上総利益の増加や、前連結会計年度から継続している一般管理費の抑制を図ったこと等により、営業利益は114百万円(前連結会計年度は314百万円の営業損失)、経常利益は104百万円(前連結会計年度は307百万円の経常損失)、特別利益として固定資産売却益があったこと等により親会社株主に帰属する当期純利益は133百万円(前連結会計年度は393百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
なお、当社グループは広告等販売促進用品の企画・製作及び販売等を行う事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しております。
(生産、仕入及び販売の実績)
当社グループは広告等販売促進用品の企画・製作及び販売等を行う事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しております。
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績を単一セグメント内の製品別に示すと次のとおりであります。
単一セグメント内製品区分当連結会計年度
(自 2023年9月1日
至 2024年8月31日)
前連結会計年度比(%)
ポップギャラリー製品(千円)590,59594.6
別注製品(千円)2,073,251109.5
合計(千円)2,663,846105.8

(注)上記の金額は販売価格で表示しております。
b.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績を単一セグメント内の商品別に示すと次のとおりであります。
単一セグメント内商品区分当連結会計年度
(自 2023年9月1日
至 2024年8月31日)
前連結会計年度比(%)
ポップギャラリー商品(千円)1,622,559118.1

(注)上記の金額は仕入価格で表示しております。
c.販売実績
1)品目別売上高
当連結会計年度の販売実績を単一セグメント内の製・商品別に示すと次のとおりであります。
単一セグメント内製品・商品区分当連結会計年度
(自 2023年9月1日
至 2024年8月31日)
前連結会計年度比(%)
ポップギャラリー製商品(千円)2,745,198113.6
別注製品(千円)2,311,730109.2
役務サービス(千円)1,067,428126.1
合計(千円)6,124,357113.8

(注)数量の表示は、取扱品目が多岐にわたり記載が困難なため省略しております。
2)地域別売上高
当連結会計年度の販売実績を単一セグメント内の地域別に示すと次のとおりであります。
単一セグメント内地域区分当連結会計年度
(自 2023年9月1日
至 2024年8月31日)
前連結会計年度比(%)
北海道・東北地区(千円)308,360118.1
関東地区(千円)3,519,000116.0
甲信越・北陸地区(千円)156,537106.8
東海地区(千円)536,074123.9
近畿地区(千円)863,906101.6
中国・四国地区(千円)438,314113.1
九州・沖縄(千円)302,163112.2
合計(千円)6,124,357113.8

(注)上記の区分は、当社グループ販売先の住所によっております。
3)業種別売上高
当連結会計年度の販売実績を単一セグメント内の業種別に示すと次のとおりであります。
単一セグメント内業種区分当連結会計年度
(自 2023年9月1日
至 2024年8月31日)
前連結会計年度比(%)
製造業(千円)2,235,949115.0
卸売業(千円)708,382116.1
小売業(千円)2,020,614111.5
飲食業(千円)50,17999.3
サービス業(千円)918,533118.9
その他(千円)190,697100.1
合計(千円)6,124,357113.8

(財政状態)
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ478百万円増加し4,274百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金が82百万円増加したこと、受取手形、売掛金及び契約資産が45百万円増加したこと、商品及び製品が22百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ97百万円増加し2,415百万円となりました。
固定資産は、有形固定資産が土地の売却等により122百万円減少したこと、差入保証金が43百万円減少したこと、退職給付に係る資産が545百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ380百万円増加し1,859百万円となりました。
流動負債は、電子記録債務が40百万円増加したこと、短期借入金が242百万円減少したこと、1年内返済予定の長期借入金が16百万円増加したこと、未払消費税等が59百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ116百万円減少し1,940百万円となりました。
固定負債は、長期借入金が13百万円減少したこと、繰延税金負債が204百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ190百万円増加し950百万円となりました。
純資産は、資本金が減資により309百万円減少したこと、資本剰余金が資本金からの振替等により305百万円増加したこと、利益剰余金が137百万円増加したこと、退職給付に係る調整累計額が269百万円増加したこと等により、前連結会計年度末比404百万円増加の1,383百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、222百万円増加し、当連結会計年度末は642百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動の結果得られた資金は166百万円(前連結会計年度は339百万円の使用)となりました。これは、税金等調整前当期純利益が138百万円となったこと、退職給付に係る資産の増加額72百万円、売上債権の増加額45百万円、仕入債務の増加額35百万円、未払消費税等の増加額59百万円があったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、投資活動の結果得られた資金は296百万円(前連結会計年度は50百万円の使用)となりました。これは、定期預金の払戻による収入150百万円、有形固定資産の取得による支出16百万円、有形固定資産の売却による収入156百万円、差入保証金の回収による収入38百万円があったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、財務活動の結果使用した資金は240百万円(前連結会計年度は230百万円の獲得)となりました。これは、短期借入金の純減少額242百万円、長期借入れによる収入300百万円、長期借入金の返済による支出297百万円があったこと等によるものです。
③資本の財源及び資金の流動性についての分析
イ 資金需要
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製品製作に係る労務費及び外注加工費、商品仕入、販売費及び一般管理費でありますが、不稼働在庫の圧縮による在庫適正化の推進、仕入先との価格交渉、各種経費削減施策の実施により、必要資金の削減に努めており、資金需要が想定外に大きく伸びる状況にはないものと考えております。
ロ 財務政策
当社グループは、運転資金につきまして、内部資金、または短期借入金及び長期借入金により調達することとしております。
流動資産(除く現金及び預金)から流動負債(除く借入金)を控除した運転資本は、前連結会計年度及び当連結会計年度の末日において、それぞれ505百万円、410百万円であり十分な運転資本を確保しております。
また当社グループでは、取引金融機関との間で当座貸越契約を締結し、必要となる運転資金の融資枠を確保することで安定した資金繰りの維持に努めております。
(2)経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成に当たりましては、連結決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りは、主に繰延税金資産の回収可能性、貸倒引当金、賞与引当金等各種引当金であり、継続して評価を行っております。
なお、見積り及び判断・評価については過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは第5 経理の状況 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループでは、主要3事業である「POP GALLERY事業」、「店頭プロモーション事業」、「サービス・デザイン事業」をブラッシュアップするとともに、流通小売業、製造業からその他業界に顧客層を拡げるなど、デジタル技術を活用した新規事業を推進すべく事業に取り組んでおります。
具体的には「POP GALLERY事業」においては、全国の営業拠点を活用したリアルな販売活動を行うと同時に、外部ECサイトを含めたPOP GALLERYオンラインというWEB経由の販売に注力しております。店頭プロモーション事業においては、企画営業部、営業推進部、メディア・デザイン部が相互に連携し、組織としての企画提案に注力し、価値提供をする顧客層を拡げております。サービス軸においては、クローズドキャンペーンが当社主力サービスとして確立しており、SNS等のデジタル領域への拡張に注力しております。また、サービス・デザイン事業においては、メディア・デザイン部が提供するデザインや動画POPなどデジタル技術を活用したサービスを展開するとともに、WEBサービスPOPKIT(ポップキット)など、新たなデジタルサービスの開発・提供に注力しております。
当連結会計年度の経営成績等は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおり、新型コロナウイルス感染症が5類に移行されたことにより、人流の活発化等を要因とした販促需要の高まりを受け、売上高は増収となり、営業損益以下についても、営業損益、経常損益、親会社株主に帰属する当期純損益の各項目で黒字化という結果になりました。
既存事業においては、「POP GALLERY事業」、「店頭プロモーション事業」を基軸とした事業展開を継続してきたことや、人流の活発化等を要因とした販促需要の高まりを受け、事業を拡大することができました。
デザイン・サービス事業におきましては、WEBサービスPOPKIT(ポップキット)の新アプリが好評を得ており、引き続き拡販に努めてまいります。
また、地域別と業種別の売上については以下のとおりです。
地域別では、売上高は全地域でプラスとなりましたが、関東圏の伸びが顕著でありました。
当社グループでは、全国ネットの営業拠点を保持し販売活動を行っております。東京を中心とした大都市圏においては、大口顧客への取引深耕、製造業向けの販促キャンペーン等の推進により、特に関東圏において、大きく売上を伸長することができました。また、地方圏においては、小売業、サービス業が多く、従来から景況感に敏感に左右される傾向がありましたが、人流活発化等を要因とした販促需要の高まりを受け、地方圏においても売上を伸長することができました。
業種別販売実績については、飲食業を除き、前連結会計年度を上回りました。当社グループでは、販促キャンペーンの促進により、製造業の比率を上げる施策を継続しており、販促キャンペーンの伸長により、製造業向けの売上を伸ばすべく、引き続き注力してまいります。
また、当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、事業活動のための適切な資金確保、流動性並びに健全な財政状態を常に目指し、安定的な営業キャッシュ・フローの創出を最優先事項として考えております。なお、当連結会計年度末の現金及び預金残高は1,043百万円であり、十分な流動性を確保している状況であることから、健全な財務状況と認識しております。

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