四半期報告書-第21期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2018/02/02 9:45
【資料】
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【項目】
25項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1) 当第3四半期連結累計期間の連結業績の概況
当第3四半期連結累計期間(2017年4月1日~2017年12月31日)の連結業績は、売上高が前年同四半期(2016年4月1日~2016年12月31日)の3,500百万円から837百万円(23.9%)の増収となる4,337百万円となりました。
また、売上原価は、前年同四半期の1,743百万円から831百万円(47.7%)増加し2,574百万円となり、販売費及び一般管理費は、前年同四半期の605百万円から15百万円(△2.5%)減少し590百万円となりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の営業利益は、前年同四半期の1,151百万円から21百万円(1.8%)増益となる1,172百万円となりました。
営業外損益は、前年同四半期と比べ、純額で59百万円増加し、その結果、当第3四半期連結累計期間の経常利益は、前年同四半期の1,189百万円から81百万円(6.8%)の増益となる1,270百万円となりました。
上記の結果、当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期の802百万円から59百万円(7.4%)の増益となる862百万円となりました。
セグメント別売上高、サービス別売上高は、以下のとおりであります。
セグメント別売上高前第3四半期連結累計期間
2016年4月1日から
2016年12月31日まで
当第3四半期連結累計期間
2017年4月1日から
2017年12月31日まで
増加率
(%)
サービス別売上高金額(千円)構成比(%)金額(千円)構成比(%)
ファイナンシャル・サービス事業
データ・ソリューション1,345,88638.51,277,19529.4△5.1
メディア・ソリューション897,09525.6715,35816.5△20.3
2,242,98164.11,992,55345.9△11.2
アセットマネジメント事業
アセットマネジメント1,257,36435.92,344,92854.186.5
1,257,36435.92,344,92854.186.5
連結売上高3,500,346100.04,337,482100.023.9

1)ファイナンシャル・サービス事業
・データ・ソリューション
タブレットアプリの提供台数が前年同四半期末の45,622台から3,683台(8.1%)増加し、49,305台となり、タブレットアプリ関連データの売上が増加いたしました。フィンテック関連アプリの受注、ファンドレポートの売上も増加いたしました。一方、PC関連データの売上、株式新聞購読料が減少し、前連結会計年度末に譲渡したマネールック事業の売上がなくなりました。その結果、データ・ソリューションの売上高は、前年同期間の1,345百万円から68百万円(△5.1%)の減収となる1,277百万円となりました。
・メディア・ソリューション
ウェブ広告や資産運用セミナーなどを統合的に提供するメディア・ソリューションの売上が減少いたしました。また、ウェブ・コンサルティングの売上も減少いたしました。その結果、メディア・ソリューションの売上高は、前年同期間の897百万円から181百万円(△20.3%)の減収となる715百万円となりました。
2)アセットマネジメント事業
・アセットマネジメント
SBIアセットマネジメント株式会社が運用するファンドの純資産額が、前年同四半期末の1,917億円から1,131億円(59.0%)増加し3,048億円となり、通常の投資委託者報酬が増加しました。さらに、前年同四半期より成功報酬型手数料が増加したことにより、投資委託者報酬が大幅に増加いたしました。
その結果、アセットマネジメントの売上高は、前年同四半期の1,257百万円から1,087百万円(86.5%)の増収となる2,344百万円となりました。
セグメント別には、ファイナンシャル・サービス事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の2,242百万円から250百万円(△11.2%)の減収となる1,992百万円となりました。セグメント利益は、前年同四半期の877百万円から113百万円(△12.9%)の減益となる764百万円となりました。
アセットマネジメント事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期の1,257百万円から1,087百万円(86.5%)の増収となる2,344百万円となりました。セグメント利益は、前年同四半期の273百万円から134百万円(49.3%)の増益となる408百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
資産合計は前連結会計年度末と比較して17百万円減少し、10,074百万円となりました。
これは、流動資産が前連結会計年度末と比較して1,487百万円減少し、3,711百万円となったことによるものであります。
流動資産の減少は、主として現金及び預金が1,813百万円減少したことによるものであります。
現金及び預金の減少は、投資有価証券を1,297百万円購入したことによるものであります。
固定資産が前連結会計年度末と比較して1,470百万円増加して6,363百万円となったのは、投資有価証券1,297百万円の購入によるものであります。
負債合計は前連結会計年度末と比較して250百万円減少し、756百万円となりました。
負債の減少は、未払法人税等が法人税等の中間納付後残高となったことにより382百万円減少したことなどによるものであります。
(3) 事業上および財務上の当社が対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。