有価証券報告書-第29期(2023/04/01-2024/03/31)
6.セグメント情報
(1)報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。なお、報告にあたり事業セグメントの集約は行っておりません。
当社グループは、サービス別の事業カンパニー及び子会社を置き、事業カンパニー及び子会社は、取り扱うサービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
また、当連結会計年度において、2024年3月期を初年度とする新たな中期経営計画を発表したことに伴い、新たなグループ体制による収益の多層化に取り組んでいくこととし、従来のビジネスに関する業績評価、資源の配分及び管理方法等を変更いたしました。
これにより、従来のセグメント区分を変更し、「プラットフォームソリューション」、「ロングタームインキュベーション」、及び「グローバル投資インキュベーション」の3つを報告セグメントとしております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
「プラットフォームソリューション」では、Eコマース(EC)及び対面店舗等のBtoC商取引に必要不可欠なクレジットカード決済をはじめ、QRコード決済、コンビニ決済等のあらゆる電子決済手段を提供する決済プラットフォーム及びインターネットとリアルを融合した総合的なデジタルマーケティングを展開しております。
「ロングタームインキュベーション」では、決済プラットフォームを軸とした強固な事業基盤及び㈱カカクコムが運営する日本最大級のメディアにおいて有する顧客資産等を活用した戦略事業の開発及びインキュベーションを行っております。
「グローバル投資インキュベーション」では、国内外のスタートアップ企業等への投資及び当社グループ内の事業との連携による投資先の育成等を行っております。
なお、報告セグメントのサービス別詳細については、「27.売上収益」に記載のとおりであります。
(2)報告セグメントに関する情報
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「3.重要性がある会計方針」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益(△損失)は、税引前利益(△損失)をベースとしております。
セグメント間の収益は市場実勢価格に基づいております。
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(注)1.報告セグメントの利益(△損失)の金額の調整額△12,266百万円には、セグメント間取引消去△8,472百万円、各報告セグメントに配分していない全社収益10,231百万円及び全社費用△14,025百万円が含まれております。全社収益は主に本社機能から生ずる金融収益であり、全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び金融費用であります。
2.セグメント間収益には、リカーリング型事業から生じる収益、その他の収益及び金融収益に関するものが含まれております。
3.セグメント利益(△損失)は、連結財務諸表の税引前利益(△損失)と調整を行っております。
4.グローバル投資インキュベーションにおけるセグメント利益(△損失)には、純額で計上した営業投資有価証券に関する損失7,926百万円が含まれております。
5.減価償却費及び償却費の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社の減価償却費であります。
6.金融費用の調整額8,014百万円は、セグメント間取引消去△574百万円、各報告セグメントに配分していない全社の支払利息及び投資有価証券に関する損益等8,588百万円であります。
7.セグメント資産及び負債については、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象とはなっていないため記載しておりません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(注)1.報告セグメントの利益の金額の調整額△3,672百万円には、セグメント間取引消去△8,141百万円、各報告セグメントに配分していない全社収益12,017百万円及び全社費用△7,547百万円が含まれております。全社収益は主に本社機能から生ずる金融収益であり、全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント間収益には、リカーリング型事業から生じる収益、その他の収益及び金融収益に関するものが含まれております。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の税引前利益と調整を行っております。
4.減価償却費及び償却費の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社の減価償却費であります。
5.金融費用の調整額△440百万円は、セグメント間取引消去△695百万円、各報告セグメントに配分していない全社の支払利息等255百万円であります。
6.セグメント資産及び負債については、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象とはなっていないため記載しておりません。
(3)製品及びサービスに関する情報
製品及びサービスごとの外部顧客への売上収益は、注記「27.売上収益」に記載のとおりであります。
(4)地域別に関する情報
① 外部顧客への収益の地域別情報
本邦の外部顧客への売上収益が連結損益計算書の売上収益の大部分を占めるため、記載を省略しております。
② 非流動資産(金融資産及び繰延税金資産を除く)
(注)非流動資産は、当社グループ各社の所在地を基礎としております。
(5)主要な顧客に関する情報
外部顧客への売上収益のうち、連結損益計算書の売上収益の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。
(1)報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。なお、報告にあたり事業セグメントの集約は行っておりません。
当社グループは、サービス別の事業カンパニー及び子会社を置き、事業カンパニー及び子会社は、取り扱うサービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
また、当連結会計年度において、2024年3月期を初年度とする新たな中期経営計画を発表したことに伴い、新たなグループ体制による収益の多層化に取り組んでいくこととし、従来のビジネスに関する業績評価、資源の配分及び管理方法等を変更いたしました。
これにより、従来のセグメント区分を変更し、「プラットフォームソリューション」、「ロングタームインキュベーション」、及び「グローバル投資インキュベーション」の3つを報告セグメントとしております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
「プラットフォームソリューション」では、Eコマース(EC)及び対面店舗等のBtoC商取引に必要不可欠なクレジットカード決済をはじめ、QRコード決済、コンビニ決済等のあらゆる電子決済手段を提供する決済プラットフォーム及びインターネットとリアルを融合した総合的なデジタルマーケティングを展開しております。
「ロングタームインキュベーション」では、決済プラットフォームを軸とした強固な事業基盤及び㈱カカクコムが運営する日本最大級のメディアにおいて有する顧客資産等を活用した戦略事業の開発及びインキュベーションを行っております。
「グローバル投資インキュベーション」では、国内外のスタートアップ企業等への投資及び当社グループ内の事業との連携による投資先の育成等を行っております。
なお、報告セグメントのサービス別詳細については、「27.売上収益」に記載のとおりであります。
(2)報告セグメントに関する情報
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「3.重要性がある会計方針」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益(△損失)は、税引前利益(△損失)をベースとしております。
セグメント間の収益は市場実勢価格に基づいております。
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
報告セグメント | 調整額 (注)1 | 連結 | ||||||||||
プラットフォームソリューション | ロングタームインキュベーション | グローバル投資インキュベーション | 計 | |||||||||
百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | |||||||
収益 | ||||||||||||
外部収益 | ||||||||||||
リカーリング型事業から生じる収益 | 23,514 | 1,614 | - | 25,128 | - | 25,128 | ||||||
その他の収益 | 78 | 2,744 | 421 | 3,244 | 274 | 3,518 | ||||||
金融収益 | △14 | 4 | 192 | 181 | 318 | 499 | ||||||
持分法による投資 利益 | 164 | 3,325 | △2,563 | 925 | - | 925 | ||||||
外部収益計 | 23,742 | 7,687 | △1,950 | 29,478 | 592 | 30,070 | ||||||
セグメント間収益 | 359 | 123 | 15 | 497 | △497 | - | ||||||
収益計 | 24,101 | 7,810 | △1,935 | 29,975 | 95 | 30,070 | ||||||
セグメント利益 (△損失) | 6,405 | 3,813 | △11,833 | △1,615 | △12,266 | △13,881 | ||||||
その他の項目 | ||||||||||||
減価償却費及び償却費 | 2,295 | 257 | 188 | 2,740 | 892 | 3,632 | ||||||
金融費用 | 16 | △23 | 559 | 552 | 8,014 | 8,567 | ||||||
減損損失 | - | 400 | - | 400 | - | 400 |
(注)1.報告セグメントの利益(△損失)の金額の調整額△12,266百万円には、セグメント間取引消去△8,472百万円、各報告セグメントに配分していない全社収益10,231百万円及び全社費用△14,025百万円が含まれております。全社収益は主に本社機能から生ずる金融収益であり、全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び金融費用であります。
2.セグメント間収益には、リカーリング型事業から生じる収益、その他の収益及び金融収益に関するものが含まれております。
3.セグメント利益(△損失)は、連結財務諸表の税引前利益(△損失)と調整を行っております。
4.グローバル投資インキュベーションにおけるセグメント利益(△損失)には、純額で計上した営業投資有価証券に関する損失7,926百万円が含まれております。
5.減価償却費及び償却費の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社の減価償却費であります。
6.金融費用の調整額8,014百万円は、セグメント間取引消去△574百万円、各報告セグメントに配分していない全社の支払利息及び投資有価証券に関する損益等8,588百万円であります。
7.セグメント資産及び負債については、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象とはなっていないため記載しておりません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
報告セグメント | 調整額 (注)1 | 連結 | ||||||||||
プラットフォームソリューション | ロングタームインキュベーション | グローバル投資インキュベーション | 計 | |||||||||
百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | |||||||
収益 | ||||||||||||
外部収益 | ||||||||||||
リカーリング型事業から生じる収益 | 24,559 | 2,061 | - | 26,620 | - | 26,620 | ||||||
営業投資有価証券に関する収益 | - | - | 4,758 | 4,758 | - | 4,758 | ||||||
その他の収益 | 36 | 64 | 594 | 694 | 385 | 1,079 | ||||||
金融収益 | △62 | 88 | 492 | 518 | 1,222 | 1,740 | ||||||
持分法による投資 利益 | △61 | 3,685 | 32 | 3,657 | - | 3,657 | ||||||
外部収益計 | 24,472 | 5,898 | 5,877 | 36,246 | 1,607 | 37,853 | ||||||
セグメント間収益 | 207 | 84 | 102 | 393 | △393 | - | ||||||
収益計 | 24,679 | 5,981 | 5,979 | 36,639 | 1,214 | 37,853 | ||||||
セグメント利益 | 6,787 | 1,810 | 1,372 | 9,970 | △3,672 | 6,298 | ||||||
その他の項目 | ||||||||||||
減価償却費及び償却費 | 1,594 | 314 | 118 | 2,026 | 1,734 | 3,760 | ||||||
金融費用 | 13 | 6 | 666 | 685 | △440 | 245 | ||||||
減損損失 | 15 | 71 | 2,287 | 2,373 | 19 | 2,392 |
(注)1.報告セグメントの利益の金額の調整額△3,672百万円には、セグメント間取引消去△8,141百万円、各報告セグメントに配分していない全社収益12,017百万円及び全社費用△7,547百万円が含まれております。全社収益は主に本社機能から生ずる金融収益であり、全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント間収益には、リカーリング型事業から生じる収益、その他の収益及び金融収益に関するものが含まれております。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の税引前利益と調整を行っております。
4.減価償却費及び償却費の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社の減価償却費であります。
5.金融費用の調整額△440百万円は、セグメント間取引消去△695百万円、各報告セグメントに配分していない全社の支払利息等255百万円であります。
6.セグメント資産及び負債については、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象とはなっていないため記載しておりません。
(3)製品及びサービスに関する情報
製品及びサービスごとの外部顧客への売上収益は、注記「27.売上収益」に記載のとおりであります。
(4)地域別に関する情報
① 外部顧客への収益の地域別情報
本邦の外部顧客への売上収益が連結損益計算書の売上収益の大部分を占めるため、記載を省略しております。
② 非流動資産(金融資産及び繰延税金資産を除く)
前連結会計年度 (2023年3月31日) | 当連結会計年度 (2024年3月31日) | ||
百万円 | 百万円 | ||
日本 | 25,562 | 25,822 | |
米国 | 5,450 | 3,744 | |
その他 | 294 | 323 | |
合計 | 31,306 | 29,888 |
(注)非流動資産は、当社グループ各社の所在地を基礎としております。
(5)主要な顧客に関する情報
外部顧客への売上収益のうち、連結損益計算書の売上収益の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。