有価証券報告書-第26期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/23 15:21
【資料】
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【項目】
130項目
6.セグメント情報
(1)報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。なお、報告にあたり事業セグメントの集約は行っておりません。
当社グループは、サービス別の事業カンパニー及び子会社を置き、事業カンパニー及び子会社は、取り扱うサービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社のセグメントは、事業カンパニー及び子会社を基礎としたサービス別に構成されており、「フィナンシャルテクノロジー事業」、「マーケティングテクノロジー事業」、「インキュベーションテクノロジー事業」及び「ロングタームインキュベーション事業」の4つを報告セグメントとしております。
「フィナンシャルテクノロジー事業」は、Eコマース(EC)等のBtoC商取引におけるクレジットカード決済及びコンビニ決済等の電子決済ソリューションの提供事業、インターネット及びEC等のシステム設計・開発・運用事業等を展開しております。
「マーケティングテクノロジー事業」は、インターネットとリアルを融合した総合的なデジタルマーケティング事業、様々なデータを活用したデータマーケティング事業、ソーシャルメディア関連の広告商品開発・マーケティング事業等を展開しております。
「インキュベーションテクノロジー事業」は、ベンチャー企業への投資・育成を中心とした事業戦略支援型ベンチャー・インキュベーション事業を展開しております。
「ロングタームインキュベーション事業」は、中長期的かつ継続的な事業利益創出を目的としたメディア開発・運営事業、ブロックチェーンを活用した金融サービス事業等を展開しております。
(2)報告セグメントに関する情報
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「3.重要な会計方針」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、税引前利益をベースとしております。
セグメント間の収益は市場実勢価格に基づいております。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
報告セグメント調整額
(注)1
連結
フィナンシャルテクノロジー事業マーケティングテクノロジー事業インキュベーションテクノロジー事業ロングタームインキュベーション事業
百万円百万円百万円百万円百万円百万円百万円
収益
外部収益
リカーリング型事業から生じる収益8,60215,232-2,85326,687-26,687
営業投資有価証券に関する収益--4,020-4,020-4,020
その他の収益114687811,3142,2771392,416
金融収益131459771693
持分法による投資
利益
△11974643,7023,720-3,720
外部収益計8,60915,3754,8687,92936,78115536,936
セグメント間収益11114746205△205-
収益計8,72015,3894,9437,93436,986△5036,936
セグメント利益4,0491,8533,5634,70114,165△4,15810,008
その他の項目
減価償却費及び償却費1,0225691451981,9334362,369
金融費用13939628446△68379
減損損失---6565-65

(注)1.報告セグメントの利益の金額の調整額△4,158百万円には、セグメント間取引消去△2,739百万円、各報告セグメントに配分していない全社収益3,511百万円及び全社費用△4,929百万円が含まれております。全社収益は主に本社機能から生ずる金融収益であり、全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント間収益には、リカーリング型事業から生じる収益、その他の収益及び金融収益に関するものが含まれております。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の税引前利益と調整を行っております。
4.減価償却費及び償却費の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社の減価償却費であります。
5.金融費用の調整額△68百万円は、セグメント間取引消去△344百万円、各報告セグメントに配分していない全社の支払利息等277百万円であります。
6.セグメント資産及び負債については、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象とはなっていないため記載しておりません。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
報告セグメント調整額
(注)1
連結
フィナンシャルテクノロジー事業マーケティングテクノロジー事業インキュベーションテクノロジー事業ロングタームインキュベーション事業
百万円百万円百万円百万円百万円百万円百万円
収益
外部収益
リカーリング型事業から生じる収益9,57013,042-2,33324,945-24,945
営業投資有価証券に関する収益--11,031-11,031-11,031
その他の収益2144291,1881,6333161,949
金融収益010130233559
持分法による投資
利益
94△1892,4102,495-2,495
外部収益計9,66613,04911,4825,93140,12735140,478
セグメント間収益85281213237△237-
収益計9,75113,07711,6035,93340,36411440,478
セグメント利益4,11873510,2642,65317,769△3,45214,317
その他の項目
減価償却費及び償却費1,4198591572752,7109263,637
金融費用121133249404△93311
減損損失-----231231

(注)1.報告セグメントの利益の金額の調整額△3,452百万円には、セグメント間取引消去△2,848百万円、各報告セグメントに配分していない全社収益4,059百万円及び全社費用△4,663百万円が含まれております。全社収益は主に本社機能から生ずる金融収益であり、全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント間収益には、リカーリング型事業から生じる収益、その他の収益及び金融収益に関するものが含まれております。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の税引前利益と調整を行っております。
4.減価償却費及び償却費の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社の減価償却費であります。
5.金融費用の調整額△93百万円は、セグメント間取引消去△395百万円、各報告セグメントに配分していない全社の支払利息等302百万円であります。
6.減損損失の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社の減損損失であります。
7.セグメント資産及び負債については、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象とはなっていないため記載しておりません。
(3)製品及びサービスに関する情報
製品及びサービスの区分が報告セグメントと同一であるため、記載を省略しております。
(4)地域別に関する情報
① 外部顧客への収益の地域別情報
本邦の外部顧客への売上収益が連結損益計算書の売上収益の大部分を占めるため、記載を省略しております。
② 非流動資産(金融資産及び繰延税金資産を除く)
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
百万円百万円
日本30,67329,584
米国4,9184,771
その他1313
合計35,60534,368

(注)非流動資産は、当社グループ各社の所在地を基礎としております。
(5)主要な顧客に関する情報
外部顧客への売上収益のうち、連結損益計算書の売上収益の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。