四半期報告書-第31期第2四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/05/06 15:21
【資料】
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【項目】
36項目
7.金融商品の公正価値
(1)公正価値ヒエラルキーのレベル別分析
公正価値で測定される金融商品について、測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じた公正価値測定額を、レベル1からレベル3まで分類しております。
レベル1:同一の資産又は負債に関する活発な市場における(無調整の)相場価格により測定した公正価値
レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを使用して測定した公正価値
レベル3:観察可能でないインプットを使用して測定した公正価値
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各報告期間の期首時点で発生したものとして認識しております。
なお、本要約四半期連結財政状態計算書上の金融商品の帳簿価額は、公正価値と一致又は合理的に近似しているため、金融商品のクラスごとの帳簿価額と公正価値の比較表を省略しております。
また、非経常的に公正価値で測定している金融資産及び金融負債はありません。
前連結会計年度(2020年9月30日)
(単位:千円)

レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
株式37,000-608,435645,435
投資事業有限責任組合への出資--1,607,7971,607,797
債券--215,008215,008
合計37,000-2,431,2402,468,240

金融負債
デリバティブ-32,114-32,114
合計-32,114-32,114

当第2四半期連結会計期間(2021年3月31日)
(単位:千円)

レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
株式33,760-798,793832,553
投資事業有限責任組合への出資--1,752,7051,752,705
債券--226,769226,769
合計33,760-2,778,2662,812,026

金融負債
デリバティブ-23,928-23,928
合計-23,928-23,928

デリバティブである為替予約等の公正価値は、金融機関より入手した見積価格を用いて算定した金額で評価しているため、レベル2に分類しております。
レベル3に分類される金融商品は、FVTPLの金融資産及びFVTOCIの金融資産のうち、活発な市場における公表価格が入手できない金融資産であります。レベル3に分類される資産については公正価値測定の評価方針及び手続きに従い、担当部署が対象資産の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。公正価値の測定結果については、適切な責任者が承認しております。
レベル3における公正価値測定に関し、観察可能でない1つ以上のインプットをそれぞれ合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合の公正価値の増減は重要ではありません。
(2)レベル3に分類される経常的な公正価値測定に関する期首残高から期末残高への調整表
(単位:千円)

前第2四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日
至 2020年3月31日)
当第2四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日
至 2021年3月31日)
期首残高1,846,3932,431,240
純損益(注)148,67473,201
その他の包括利益(注)2△90,679191,307
購入755,559199,156
売却△51,649-
その他△53,477△116,638
期末残高2,454,8212,778,266

(注)1 FVTPLの金融資産に関するものであり、要約四半期連結純損益計算書の金融収益及び金融費用に含まれております。
2 FVTOCIの金融資産に関するものであり、要約四半期連結包括利益計算書のその他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動に含まれております。