半期報告書-第34期(2024/01/01-2024/12/31)

【提出】
2024/08/08 15:14
【資料】
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【項目】
39項目
7.金融商品の公正価値
(1)公正価値ヒエラルキーのレベル別分析
公正価値で測定される金融商品について、測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じた公正価値測定額を、レベル1からレベル3まで分類しております。
レベル1:同一の資産又は負債に関する活発な市場における(無調整の)相場価格により測定した公正価値
レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを使用して測定した公正価値
レベル3:観察可能でないインプットを使用して測定した公正価値
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各報告期間の期首時点で発生したものとして認識しております。
なお、本要約中間連結財政状態計算書上の償却原価で測定している金融商品の帳簿価額は、公正価値と一致又は合理的に近似しているため、金融商品のクラスごとの帳簿価額と公正価値の比較表を省略しております。
また、非経常的に公正価値で測定している金融資産及び金融負債はありません。
前連結会計年度(2023年12月31日)
(単位:千円)

レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
株式344,107-1,351,1691,695,276
投資事業有限責任組合への出資--3,692,6443,692,644
その他--1,000,0001,000,000
合計344,107-6,043,8146,387,921

当中間連結会計期間(2024年6月30日)
(単位:千円)

レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
株式270,186-1,448,3521,718,538
投資事業有限責任組合への出資--3,739,7913,739,791
その他--1,000,0001,000,000
合計270,186-6,188,1436,458,329

レベル3に分類される金融商品は、FVTPLの金融資産及びFVTOCIの金融資産のうち、公正価値を観察不能なインプットを用いて主としてマーケット・アプローチ(類似企業比較法)で算定した金額で評価した金融資産であります。非上場株式の公正価値については、個別案件毎の取引状況を勘案し、類似会社の市場価格に基づく評価技法を用いて測定しております。投資事業有限責任組合への出資は、純資産価値に基づく評価技法等により公正価値を測定しております。
レベル3に分類された金融商品については、公正価値測定の評価方針及び手続きに従い、担当部署が対象資産の評価技法を決定し、公正価値を測定しております。公正価値の測定結果については、適切な責任者が承認しております。
レベル3における公正価値測定に関し、観察可能でない1つ以上のインプットをそれぞれ合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合の公正価値の増減は重要ではありません。
(2)レベル3に分類される経常的な公正価値測定に関する期首残高から期末残高への調整表
① 金融資産
(単位:千円)

前中間連結会計期間
(自 2022年10月1日
至 2023年3月31日)
当中間連結会計期間
(自 2024年1月1日
至 2024年6月30日)
期首残高6,055,9726,043,814
純損益(注)1△66,00716,370
その他の包括利益(注)2△24,77446,980
購入又は取得227,750170,508
その他(注)3△287,554△89,529
期末残高5,905,3876,188,143

② 金融負債
(単位:千円)

前中間連結会計期間
(自 2022年10月1日
至 2023年3月31日)
当中間連結会計期間
(自 2024年1月1日
至 2024年6月30日)
期首残高828,080-
期末残高828,080-

(注)1 FVTPLの金融資産に関するものであり、要約中間連結純損益計算書の金融収益及び金融費用に含まれております。
2 FVTOCIの金融資産に関するものであり、要約中間連結包括利益計算書のその他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動に含まれております。
3 「その他」は主として投資事業有限責任組合からの分配金であります。