四半期報告書-第20期第1四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)

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2015/02/09 15:41
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有報資料

文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の概況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済対策や日本銀行の金融緩和策を背景に、企業収益に改善の動きが見られるなど、景気は緩やかな回復基調にあるものの、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動により、個人消費の落ち込みが長期化しており、先行き不透明な状況となっております。
ソフトウェア業界におきましては、市場競争が激化する中、企業のソフトウェア投資は緩やかに回復し、受注ソフトウェアを中心に改善が見られるなど、全体としては底堅く推移しております。
当社グループが事業を展開しております医療情報システム業界におきましては、平成26年度診療報酬改定率が全体で+0.1%となるものの、消費税率引き上げに伴う医療機関のコスト増補填分を除いた実質ではマイナス改定となり、医師や看護師の不足・偏在化が続くなど、医療機関を取り巻く環境は厳しい状況が続いております。一方、医療・介護の総合的な確保のための事業を支援するため、医療介護総合確保推進法に基づき、各都道府県に「地域医療介護総合確保基金」(医療分:904億円、介護分:724億円)が設置され、ICTを活用した医療情報連携ネットワーク事業等、ICTの活用が期待される事業計画も出始めております。また、医療の質向上や効率化に寄与する統合系医療情報システムの普及が進む中、今後も同基金を活用した医療ICT関連事業の推進、とりわけ電子カルテシステムや地域医療連携システムの普及推進が期待されております。
このような状況の中、当社グループの主力事業である電子カルテシステム事業におきましては、地域における医療課題の解決を図るため、平成21年度から平成24年度補正予算によって各都道府県に設置された「地域医療再生基金」対象事業の計画期間が、平成26年3月末をもって概ね終了したことや、消費税率の引き上げ等から、医療機関においては、医療情報システムへの投資に対し一時的に動向を見守る状況となりました。また、第1四半期連結会計期間に見込んでいた新規ユーザーの売上が第2四半期連結会計期間に一部ずれ込むこととなりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高1,299百万円(前年同期比26.6%減)となりました。利益面におきましては、売上高の減少により固定費を吸収できず、売上総利益173百万円(前年同期比54.8%減)、営業損失83百万円(前年同期営業利益167百万円)、経常損失65百万円(前年同期経常利益183百万円)となり、繰延税金資産の一部が減少したことによる法人税等調整額の計上等の結果、四半期純損失は131百万円(前年同期四半期純利益100百万円)となりました。また、受注状況につきましては、受注高1,131百万円(前年同期比25.2%減)、受注残高2,716百万円(前年同期比11.0%増)となりました。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
[電子カルテシステム事業]
電子カルテシステム事業は、「MI・RA・Isユーザーフォーラム[1]」の活動等を通じてユーザーニーズの把握に努め、製品の機能強化に取り組むとともに、品質マネジメントシステムの構築を継続的に推進し、顧客満足度の向上並びに製品・サービスの品質確保を図ってまいりました。主力の電子カルテシステム「MI・RA・Is/PX」などの医療情報システムの販売が堅調に推移いたしました。健康・医療ソリューション「Health Clover(ヘルスクローバー)[2]」につきましては、医療現場のニーズに応えるべく、さらなる機能拡張やサービス充実を図り、「電子カルテ/地域医療連携ソリューション」とともに、政府諸施策を見据えながら販売活動に取り組んでまいりました。また、医療情報システムの受託開発につきましては、地域中核病院を中心に継続的に日本電気㈱から受注し開発・導入作業を行ってまいりました。
当社グループの大半を占める電子カルテシステム事業の業績につきましては、前記の状況により、受注高1,115百万円(前年同期比26.0%減)、受注残高2,716百万円(前年同期比11.0%増)、売上高1,279百万円(前年同期比26.9%減)、セグメント損失48百万円(前年同期セグメント利益186百万円)となりました。
[その他]
その他におきましては、高齢者向け安否/安心連絡システム「安タッチ(あんタッチ)[3]」を中心に、高齢者向け医療・健康関連システムの提供を推進してまいりました。また、全世代に発信するヘルスケア関連情報サイト「Mocosuku(もこすく)[4]」のサービス領域拡大を図るとともに、ユーザーニーズを捉えた記事を配信し、記事内容にマッチした誘導リンクを配置することにより、アクセス数の増加、ひいてはサイト価値の向上につなげるべく取り組んでまいりました。
なお、「Mocosuku」を運営する㈱Mocosuku(旧商号:㈱CEリブケア)につきましては、サイトのサービス領域拡大のため、平成26年11月に増資を実施しております。
その他の業績につきましては、事業拡大の準備段階でもあり、受注高16百万円(前年同期比223.4%増)、受注残高なし(前年同期受注残高なし)、売上高20百万円(前年同期比4.6%増)、セグメント損失10百万円(前年同期セグメント損失20百万円)となりました。
[1] MI・RA・Isユーザーフォーラム ㈱シーエスアイの電子カルテシステム「MI・RA・Isシリーズ」のユーザーが主体となって運営している情報交換の場であり、より使いやすく、充実したシステムへと発展することを目指し、研究会や見学会などの活動を定期的に行っている。
[2] Health Clover(ヘルスクローバー) 医療機関の情報システムと患者・その家族の携帯電話・モバイル情報端末を結ぶ相互コミュニケーションサービス。医療機関からは各種案内や健康コンテンツ等の提供を行う。患者は診療予約ができる。また、電子カルテシステムと連携し、処方履歴の参照等も可能となる。
[3] 安タッチ(あんタッチ) 高齢者向け安否連絡システム。高齢者がiPadの画面ボタンをタッチするだけで、離れて暮らす家族等へ、安否情報(日々の見守り情報)をメールで連絡することができる。
[4] Mocosuku(もこすく) ヘルスケア関連情報サイト。「妊娠と出産」に関する情報のほか、「家族と暮らし」「健康と病気」など、「(Mo)もっと (co)幸福に (su)健やかに (ku)暮らす」ことを望む全ての人に、役立つ情報を提供している。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は5,070百万円となり、前連結会計年度末に比べ379百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が400百万円減少したことによるものです。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は1,532百万円となり、前連結会計年度末に比べ194百万円減少いたしました。これは主に未払法人税等が218百万円減少したことによるものです。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は3,538百万円となり、前連結会計年度末に比べ184百万円減少いたしました。これは主に四半期純損失131百万円の計上及び剰余金の配当71百万円によるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の金額は、14,182千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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