有価証券報告書-第23期(平成29年1月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2018/03/27 15:11
【資料】
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【項目】
125項目
(10) 【従業員株式所有制度の内容】
取締役に対する業績連動型株式報酬制度の導入
当社は、平成27年2月10日開催の取締役会において、役員報酬制度の見直しを行い、取締役の報酬と当社の業績及び株式価値との連動性をより明確にし、取締役が株価上昇によるメリットのみならず、株価下落によるリスクまでも株主の皆様と共有することで、中長期的に継続した業績の向上と企業価値の増大への貢献意識を高めることを目的として、新たな業績連動型株式報酬制度(以下、「本制度」といいます。)を導入することを決議するとともに、本制度に関する議案を平成27年3月25日開催の第20回定時株主総会において決議いたしました。
1.制度の概要
業績連動型株式報酬制度としては、「株式給付信託(BBT(=Board Benefit Trust))」(以下、「BBT 信託」といいます。)と称される仕組みを採用いたします。BBT 信託は、当社が拠出する金銭を原資として当社株式が信託を通じて取得され、当社の取締役に対して、当社取締役会が定める役員株式給付規程に従って、業績達成度等に応じて当社株式が信託を通じて給付される業績連動型の株式報酬制度です。なお、当社の取締役が当社株式の給付を受ける時期は、原則として取締役の退任時といたします。
① 名称:株式給付信託(BBT)
② 委託者:当社
③ 受託者:みずほ信託銀行株式会社
④ 受益者:取締役を退任した者のうち役員株式給付規程に定める受益者要件を満たす者
⑤ 信託管理人:当社と利害関係のない第三者(弁護士又は公認会計士)
⑥ 信託の種類:金銭信託以外の金銭の信託(他益信託)
⑦ 本信託契約の締結日:平成27年7月2日
⑧ 金銭を信託する日:平成27年7月2日
⑨ 信託の期間:平成27年7月2日から信託が終了するまで(特定の終了期日は定めず、本制度が継続する限り信託は継続します。)
2.制度により取得した株式の総数
75万株
3.制度による受益権その他権利を受けることができる者の範囲
取締役を退任した者のうち役員株式給付規程に定める受益者要件を満たす者
従業員に対する株式給付信託(J-ESOP)の導入
当社は、平成27年6月24日開催の取締役会において、一定以上の職責を担う従業員に対し、経営参画意識を高めること及び従業員が企業価値の増大を通じて株主の皆様と価値を共有するとともに、中長期報酬として優秀な人材の確保にも寄与することを目的として、自社の株式を給付するインセンティブ・プラン「株式給付信託(J-ESOP)」(以下、「J-ESOP」といいます。)の導入を決議いたしました。
1.制度の概要
本制度は、予め当社が定めた従業員株式給付規程に基づき、一定の要件を満たした当社従業員に対し当社株式を給付する仕組みです。
当社は、従業員に対し会社業績及び個人の貢献度等に応じてポイントを付与し、一定の条件により受給権を取得したときに当該付与ポイントに相当する当社株式を給付します。従業員に対し給付する株式については、予め信託設定した金銭により将来分も含め取得し、信託財産として分別管理するものとします。
① 名称:株式給付信託(J-ESOP)
② 委託者:当社
③ 受託者:みずほ信託銀行株式会社
④ 受益者:従業員株式給付規程の定めにより財産給付を受ける権利が確定した者
⑤ 信託の種類:金銭信託以外の金銭の信託(他益信託)
⑥ 信託契約日:平成27年7月2日
⑦ 信託設定日:平成27年7月2日
⑧ 信託の期間:平成27年7月2日から信託が終了するまで(特定の終了期日は定めず、制度が継続する限り信託は継続します。)
2.制度により取得した株式の総数
30万株
3.制度による受益権その他権利を受けることができる者の範囲
従業員株式給付規程の定める受益者要件を満たす者