有価証券報告書-第27期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)

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2019/03/29 15:29
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(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済政策や日銀による金融緩和策を背景に、企業収益の回復や雇用環境の改善が継続し、緩やかな景気回復基調で推移しました。
一方で、欧米の政策動向による海外経済の不確実性への懸念などから、依然として先行き不透明な状況が続いております。
不動産業界におきましては、賃貸及び売買市場に関しては、雇用環境と企業業績の改善を背景に好調だった前期の水準を維持しております。また、投資不動産市場に関しては、資金調達方法の多様化や投資対象物件のバリュエーションが拡大していることなどを背景に投資資金が流入する状況が継続しており、引き続き良好な環境にあると考えられます。
インターネット業界におきましては、インターネット広告市場がスマートフォン関連広告を中心とする広告支出の拡大に伴い、堅調に推移しております。また、ブロックチェーンや人工知能などの先端IT技術の研究によって、日常社会への活用と普及が進むことにより、更なる需要の拡大が期待されております。
こうした環境下、当社グループは、
・ フットサル施設の運営及び当該施設を活用した事業を行う「スポーツ事業」
・ 不動産を手段とした資産形成、資産運用のための不動産販売業務、並びに不動産の有効活用、購入、売却のコンサルティング業務を行う「不動産事業」
・ システム・ソリューション開発業務、マーケティング・プロモーション業務、Webアプリ開発業務を行う「Web事業」
の3つの事業を展開してまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
イ 財政状態
当連結会計年度末の総資産は712,751千円(前期比99.0%増)、負債合計151,291千円(前期比33.5%増)、純資産合計561,460千円(前期比129.3%増)、自己資本比率は78.5%となりました。
ロ 経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高1,613,734千円(前期比58.2%減)、営業利益29,524千円(前期比73.1%減)、経常利益25,019千円(前期比77.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益403千円(前期比99.6%減)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(スポーツ事業)
スポーツ事業に関しましては、東山田店においては、イベント収入は増加したものの、施設売上の減少等により減収減益となり、つかしん店においては、スクール会員数が増加しスクール売上が増加したものの、施設売上が減少したことにより減収減益となりました。
その結果、売上高は97,966千円(前期比5.6%減)、営業利益は24,308千円(前期比1.7%減)となりました。
(不動産事業)
不動産事業に関しましては、引き続き一棟物不動産販売事業を主たる業務とし、同時に区分所有不動産販売事
業、区分所有不動産仲介事業等を行っておりましたが、前期第2四半期より一棟物不動産仲介事業等についても
強化し、人員増強を含めた経営資源の積極投入を行いました。しかし、特に当期下期において、金融機関の投資用不動産に対する融資態度の変化に伴い、不動産評価や担保掛目の引き下げなど、顧客に対する融資条件が強化されたことにより、結果、取引成約件数が減少し、想定取引件数を達成できませんでした。
その結果、売上高は1,380,962千円(前期比61.8%減)、営業利益は74,662千円(前期比47.9%減)となりました。
(Web事業)
Web関連事業に関しましては、システム・ソリューション開発業務においては、美容医療分野を対象とした開発の継続と、第2四半期より開始したブロックチェーン技術を用いた分散型評価経済プラットフォームの開発に関する新規受注活動を継続しており、マーケティング・プロモーション業務、及び不動産分野を対象とするWebアプリ開発業務においては、不動産管理会社、及び投資用不動産オーナーを対象としたクラウド賃貸管理システム(商品名称 AssetGenius)を開発し、平成30年8月より商業運用を開始いたしました。
その結果、売上高は134,805千円(前期比6.5%減)、営業利益は75,839千円(前期比16.6%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ55,860千円増加し、202,839千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
営業活動による資金の減少は316,302千円(前期は139,869千円の収入)、投資活動による資金の減少は9,107千円(前期は75,417千円の支出)、財務活動による資金の増加は381,270千円(前期は17,637千円の収入)となりました。
③仕入、受注および販売の実績
イ 仕入実績
当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成30年1月1日
至 平成30年12月31日)
金額(千円)前年同期比(%)
不動産事業986,535△68.9
合計986,535△68.9

(注)1 金額は、仕入価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
ロ 受注実績
該当事項はありません。
ハ 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 平成30年1月1日
至 平成30年12月31日)
金額(千円)前年同期比(%)
スポーツ事業97,966△5.6
不動産事業1,380,962△61.8
Web事業134,805△6.5
合計1,613,734△58.2

(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
相手先前連結会計年度当連結会計年度
販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)
マーケティングアドバイザーズ株式会社--274,29617.0
個人(不動産購入者)538,92413.9--
GPS合同会社473,48212.3--
個人(不動産購入者)449,88811.6--

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計基準は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。
連結財務諸表の作成において、損益または資産の状況に影響を与える見積りおよび判断は、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づいた合理的と考えられるさまざまな要因を考慮したうえで行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績および財政状態の分析
イ 経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績は、売上高1,613,734千円(前期比58.2%減)、営業利益29,524千円(前期比73.1%減)、経常利益25,019千円(前期比77.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益403千円(前期比99.6%減)となりましたが、セグメント別の分析は次のとおりであります。
(スポーツ事業)
スポーツ事業に関しましては、東山田店においては、イベント収入は増加したものの、施設売上の減少等により減収減益となり、つかしん店においては、スクール会員数が増加しスクール売上が増加したものの、施設売上が減少したことにより減収減益となりました。
その結果、売上高は97,966千円(前期比5.6%減)、営業利益は24,308千円(前期比1.7%減)となりました。
(不動産事業)
不動産事業に関しましては、引き続き一棟物不動産販売事業を主たる業務とし、同時に区分所有不動産販売事
業、区分所有不動産仲介事業等を行っておりましたが、前期第2四半期より一棟物不動産仲介事業等についても
強化し、人員増強を含めた経営資源の積極投入を行いました。しかし、特に当期下期において、金融機関の投資用不動産に対する融資態度の変化に伴い、不動産評価や担保掛目の引き下げなど、顧客に対する融資条件が強化されたことにより、結果、取引成約件数が減少し、想定取引件数を達成できませんでした。
その結果、売上高は1,380,962千円(前期比61.8%減)、営業利益は74,662千円(前期比47.9%減)となりました。
(Web事業)
Web関連事業に関しましては、システム・ソリューション開発業務においては、美容医療分野を対象とした開発の継続と、第2四半期より開始したブロックチェーン技術を用いた分散型評価経済プラットフォームの開発に関する新規受注活動を継続しており、マーケティング・プロモーション業務、及び不動産分野を対象とするWebアプリ開発業務においては、不動産管理会社、及び投資用不動産オーナーを対象としたクラウド賃貸管理システム(商品名称 AssetGenius)を開発し、平成30年8月より商業運用を開始いたしました。
その結果、売上高は134,805千円(前期比6.5%減)、営業利益は75,839千円(前期比16.6%減)となりました。
ロ 財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末の総資産は712,751千円となり、前連結会計年度末に比べ354,548千円増加いたしました。その主な要因は、現金及び預金が55,860千円増加、売掛金が56,562千円増加、販売用不動産が163,631千円増加、前渡金が30,410千円増加、長期預け金が73,000千円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は151,291千円となり、前連結会計年度末に比べ37,946千円増加いたしました。その主な要因は、短期借入金が69,200千円増加、未払費用が15,661千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は561,460千円となり、前連結会計年度末に比べ316,601千円増加し、自己資本比率は78.5%となりました。その主な要因は、新株予約権の行使により資本金が173,328千円、資本剰余金が173,328千円増加し、新株予約権が30,434千円減少したこと及び、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が403千円増加したことによるものであります。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(4)資本の財源および資金の流動性についての分析
①キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ55,860千円増加し、202,839千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は316,302千円(前期は139,869千円の収入)となりました。主な要因としては、税金等調整前当期純利益22,165千円に減価償却費11,363千円を加味した上で、売上債権の増加56,562千円、たな卸資産の増加163,631千円、前渡金の増加30,410千円、長期預け金の増加73,000千円、その他の流動負債の減少21,943千円、法人税等の支払額18,181千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は9,107千円(前期は75,417千円の支出)となりました。主な要因としては、有形固定資産の取得による支出6,273千円、無形固定資産の取得による支出3,047千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は381,270千円(前期は17,637千円の収入)となりました。主な要因としては、短期借入れによる収入178,056千円、短期借入金の返済による支出110,800千円、新株予約権の行使による株式の発行による収入314,272千円があったことによるものであります。
②資金需要と調達
当社グループの資金需要のうち主なものは、不動産の購入代金及び販売費及び一般管理費の営業費用であります。営業費用のうち主なものは、人件費、地代家賃であります。
資金調達については、新株予約権の行使による株式の発行による収入及び金融機関からの短期借入による収入が大半を占めておりますが、今後は営業活動によるキャッシュ・フローの増加を図ってまいります。
(5)戦略的現状と見通し
当社グループでは、引き続き「不動産事業」及び「Web事業」を戦略的事業分野として位置付け、経営資源を重点的に投入してまいります。
不動産事業に関しましては、当連結会計年度より高額所得者層を対象に資産形成、資産運用を目的とする提案型の不動産販売事業として一棟物の不動産物件の取得販売業務を強化しており、当社の主力事業分野として、来年度以降の連結売上高、連結利益への寄与を期待しております。同事業に対しては、人員の補強を主とする戦略的投資を継続いたします。
Web事業については、美容医療分野における広告業務(ポータルサイト運営)の実績と経験を踏まえて、隣接する他の事業分野でもインターネットを媒体とした広告事業、販売促進事業の展開を企図しております。加えて、上記不動産事業と連携し、不動産の仕入業務、販売業務への寄与を目的としたWebアプリケーションの開発も企画しております。
スポーツ事業に関しましては、現状の収益基盤の維持、拡大に努めるとともに、今後、事業規模の拡大や収益性の改善に関する抜本的な施策の実施可能性について検討、協議を行ってまいります。
以上の通り、当社グループにおきましては、引き続き「選択と集中」をテーマとし、事業ポートフォリオと経営資源の最適化を図ることにより、事業効率と収益性の向上を目指してまいります。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
今後の日本経済の見通しにつきましては、引き続き緩やかな回復傾向が期待されるものの、個人消費や民間設備投資の伸び悩み、またグローバルな地政学的リスクの増大等の不安定要因により、景気の先行きについては、不透明な状況が続いていると認識しております。
このような環境の中、当社グループにおいては、安定的に収益が見込まれ今後も成長性が期待される「Web事業」及び「不動産事業」に、引き続き、経営資源を注力してまいります。
また、「スポーツ事業」に関しましては、ジュニア層を中心にスクール事業における新規顧客獲得に努め、安定的な収益の維持を図ってまいります。

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