半期報告書-第36期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2024/11/12 16:52
【資料】
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【項目】
33項目
(重要な後発事象)
(自己株式の取得及び消却)
当社は、2024年10月31日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式を取得すること、及び会社法第178条の規定に基づき自己株式の消却を行うことを以下のとおり決議いたしました。
1.自己株式の取得及び消却を行う理由
株主還元の充実を図るとともに、資本効率の向上および経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を可能とするため。
2.取得に係る事項の内容
(1) 取得対象株式の種類 当社普通株式
(2) 取得する株式の総数 210,000株(上限)
(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 0.51%)
※株式付与ESOP信託及び役員向け株式交付信託が保有する当社の株式1,421,389株は、控除する自己株式に含めておりません。
(3) 株式の取得価額の総額 300,000,000円(上限)
(4) 取得期間 2024年11月1日から2025年1月31日まで
(5) 取得方法 東京証券取引所における市場買付
3.消却に係る事項(予定)の内容
(1) 消却する株式の種類 当社普通株式
(2) 消却する予定の株式数 上記により取得した自己株式の全株式数
(3) 消却予定日 2025年1月31日
(新規事業の開始)
当社は、2024年10月31日開催の取締役会において、北海道ニセコ地区で高級ヴィラの開発プロジェクトを開始することを決議いたしました。
1.新規事業開始の趣旨・背景及び概要
これまで当社グループは、再生可能エネルギーを中心とした国内インフラ投資を推進してまいりました。北海道は国内随一の再生可能エネルギーのポテンシャルを持つことから、今後は洋上風力、水素、蓄電池、海底直流送電網といったインフラ投資が加速的に進んでいくものと考えています。また北海道は、データセンターや半導体産業の集積を背景に、広大な大地を有効に活用した、AIに関する実証・実装の先進地となるポテンシャルも有しています。
更に北海道は豊かな観光資源にも恵まれ、特に日本百名山に数えられる羊蹄山を中心としたニセコ地区は、上質なパウダースノーが楽しめることから国内外の富裕層に人気が高く、2030年以降に予定されている北海道新幹線の延伸や高速道路開通、外資系ラグジュアリーホテルの開発などにより、世界でも有数のスノーリゾートとしてさらに期待が高まっています。
このような背景から当社グループは、北海道ニセコ地区の、羊蹄山の雄大な眺望と四季折々の美しい自然が楽しめる非日常的な空間に、国内外の富裕層をターゲットとした高級ヴィラを開発いたします。
2.新規事業開始の時期
2025年3月期において、ヴィラの設計を完了、翌期2025年4月から建築工事を着工し、2026年秋に竣工を予定しております。
3.当該新規事業が営業活動に及ぼす重要な影響
上記のとおり、2026年秋の竣工を予定していることから、2025年3月期の業績に与える影響は軽微です。なお、当該事業による総支出額は、58億円(消費税込み)を見込んでおります。