有価証券報告書-第32期(2024/11/01-2025/10/31)
(経営成績等の状況の概要)
(1)経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復が続きました。個人消費は物価上昇により慎重さがみられるものの、旅行・外食などのサービス分野が底堅く推移し、設備投資も省力化・デジタル化需要に支えられました。一方、エネルギー・食料価格の上昇や円安に伴うコスト増が企業収益や消費者マインドに影響しました。海外では、米国の高金利や通商政策、中国の不動産市場調整、中東情勢の不安定化など外部環境の不確実性が続き、こうした動向が輸出や企業収益を通じて国内景気に下押し圧力を及ぼしました。
当社グループの主力事業である介護業界においては、わが国の高齢化が進展するなかで、在宅介護・施設介護の双方でサービス需要が着実に増加し、事業環境は堅調に推移しました。その一方で、労働需給の逼迫が続き、人財の確保と定着が依然として大きな課題となっています。また、介護人財の不足が一層深刻化するなか、現場の業務負担軽減や生産性向上を図るため、ICT・DXの活用、教育研修体制の強化、処遇改善による就業環境の整備など、持続的なサービス提供体制の構築が求められる状況となりました。
このような状況の中、当社グループは、介護人財の安定的な確保と活用、生産性の改善、サービス品質の持続的な維持・強化を重点課題として、事業基盤の強化に取り組みました。
人財領域では、「インクルーシブカンパニー(多様な人財が活躍できる企業)」の実現を中核テーマに掲げ、国籍や世代、雇用形態を問わず働きやすい環境づくりを推進しております。その取り組みの一つとして、独自の評価制度「チャレンジキャリア制度」を活用し、職員の挑戦機会と専門性向上の仕組みを整えました。また、定年制度の撤廃やパートタイマーの無期雇用化といった既存制度については、継続的な運用と充実を図りつつ、外国籍人財の採用・育成をさらに進め、より多様な人財が活躍できる体制の強化を進めております。
離職防止に向けては、従来から実施してきた従業員意識調査について、今期は新たにツールや運用体制を整備し、継続的に職員の声を把握できる仕組みに強化しました。これにより、業務負担や人間関係、環境面での課題に対する早期フォローを可能とし、職場環境の改善につながる体制を整備しております。また、現場管理職層の配置を拡充し、事業所運営をより安定的に支える体制整備を進めております。
ICT・DXの推進では、業務負担の軽減や生産性の向上を目的に、記録・情報共有の効率化を進めたほか、グループウェアの独自開発・運用を拡大し、業務の標準化と可視化を進展させました。営業・マーケティング面では、需要構造の変化を踏まえた営業力の向上を図り、利用者の獲得およびサービス稼働の最大化に取り組んでおります。
加えて、介護報酬改定において重視される生産性向上や自立支援、地域連携などの評価軸に対応するため、運営体制の強化を進めております。また、外国人財については、特定技能制度をはじめとする受け入れ制度の動向に合わせ、採用・育成の取り組みを継続・拡大するとともに、幅広い国・地域からの受け入れ体制の整備を進め、多様な人財が活躍できる基盤の強化に取り組みました。
こうした施策を継続的に推進するため、中期経営計画を策定し、持続的な成長に向けた戦略基盤の整備も進めております。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は481億58百万円(前年同期比6.1%増)、営業利益7億84百万円(前年同期は4億60百万円の営業損失)、経常利益5億43百万円(前年同期は2億39百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億84百万円(前年同期比38.0%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。なお、セグメント別の各金額は、セグメント間取引等相殺消去前の金額によっております。
① 在宅系介護事業
当事業については、当連結会計年度において、愛知県に2拠点、大阪府に2拠点、滋賀県に1拠点、岡山県に1拠点、山口県に1拠点(当社として初の出店となります)の計7拠点を出店いたしました。出店は緻密な市場分析に基づき早期黒字化を志向し、収益性と地域補完性を重視したM&Aを積極化し利益に貢献しております。併せて、標準化の徹底でサービスの質の均一化・底上げを進め、各種加算の適正取得を通じて処遇改善に努めております。
これにより、当連結会計年度の売上高は150億37百万円(前年同期比1.1%増)、セグメント利益は31億26百万円(同18.9%増)となりました。
② 施設系介護事業
当事業については、当連結会計年度において、東京都に2拠点、大阪府に1拠点、京都府に1拠点、宮城県に1拠点の計5拠点を出店いたしました。流入経路の拡充と稼働最大化に向けた入居促進部の新設(外部経路の活用・見学対応体制の強化)の効果もあり、入居ペースは持ち直しの動きが続き、入居率は前年同期比/前四半期比で改善しております。一方、食材費(原材料費)や水道光熱費等の販売費及び一般管理費の高止まりが続いておりますが、調達の最適化やエネルギー費対策等により費用を抑制したことで、当セグメントの利益は大幅に改善いたしました。
これにより、当連結会計年度の売上高は255億85百万円(前年同期比8.2%増)、セグメント利益は16億51百万円(同342.5%増)となりました。
③ その他
その他の事業については、当連結会計年度において、障がい者(児)通所支援事業にて2拠点、ダイニング事業にて1拠点、訪問看護事業にて2拠点、障がい者就労支援事業にて1拠点の計6拠点を出店いたしました。前連結会計年度に開設した障がい事業および保育事業を中心に、売上及び利益伸長に注力いたしました。
これにより、当連結会計年度の売上高は113億28百万円(前年同期比8.8%増)、セグメント利益は7億58百万円(同9.3%減)となりました。
地域別在宅系介護事業所数の推移
地域別施設系介護事業所数の推移
その他の事業所数の推移
(2)財政状態の状況
① 資産
当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べ6億38百万円減少し、310億30百万円となりました。
② 負債
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ4億2百万円減少し、265億38百万円となりました。
③ 純資産
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ2億35百万円減少し、44億91百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ10億88百万円増加し、41億65百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、21億71百万円(前年同期は7億9百万円の収入)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益6億68百万円、減価償却費13億77百万円、支払利息4億87百万円、減損損失3億9百万円による資金の増加、及び利息の支払額4億86百万円、売上債権の増加額2億44百万円による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により得られた資金は、1億39百万円(前年同期は10億19百万円の支出)となりました。これは主として、関係会社株式の売却による収入3億15百万円、投資有価証券の売却による収入2億68百万円による資金の増加、及び無形固定資産の取得による支出1億60百万円、有形固定資産の取得による支出1億47百万円による資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、11億97百万円(前年同期は7億82百万円の収入)となりました。これは主として、長期借入れによる収入24億50百万円による資金の増加、及び長期借入金の返済による支出25億91百万円、リース債務の返済による支出8億74百万円、配当金の支払額2億29百万円による資金の減少によるものであります。
(4)生産、受注及び販売の実績
① 仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 「その他」の仕入の主な内容は、福祉用具、食材及び介護用品、並びに教材の仕入等に係るものであります。
2 セグメント間取引については、相殺消去しております。
② 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
③ 生産、受注の状況
該当事項はありません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社グループは、連結財務諸表作成にあたって、適切な会計方針を選択し、減損会計における将来キャッシュ・フローの見積りを始めとする、固有の見積りや判断が必要な事象については過去の実績等を勘案して合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるためこれらの見積りと異なる場合があります。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」をご参照ください。
なお、当社グループが採用した会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)6 会計方針に関する事項」をご参照ください。
(2)財政状態
当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べ6億38百万円減少し、310億30百万円となりました。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ10億92百万円増加し、132億85百万円となりました。これは主として、現金及び預金の増加10億88百万円、売掛金の増加2億44百万円、及びその他の流動資産の減少2億39百万円によるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ17億30百万円減少し、177億44百万円となりました。これは主として、リース資産(純額)の減少9億50百万円、投資有価証券の減少7億92百万円、及び建物(純額)の減少2億53百万円によるものであります。
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ4億2百万円減少し、265億38百万円となりました。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ6億53百万円増加し、126億12百万円となりました。これは主として、未払法人税等の増加1億80百万円、預り金の増加1億73百万円、及び1年以内返済予定の長期借入金の増加1億13百万円によるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ10億55百万円減少し、139億26百万円となりました。これは主として、リース債務の減少8億33百万円、及び長期借入金の減少2億55百万円によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ2億35百万円減少し、44億91百万円となりました。これは主として、親会社株主に帰属する当期純利益を3億84百万円計上する一方、配当金を2億29百万円支払ったことによる利益剰余金の減少、その他有価証券評価差額金の減少4億16百万円によるものであります。
(3)経営成績
① 売上高
当連結会計年度は、在宅系介護事業セグメントにおいて、既存事業所の売上拡大に加え、加算報酬の取得を進めたことにより売上高が拡大いたしました。施設系介護事業セグメントにおいては、流入経路の拡充と稼働最大化に向けた入居促進部の新設(外部経路の活用・見学対応体制の強化)の効果もあり、入居ペースに持ち直しの動きが見られたことから売上高が拡大いたしました。また、その他のセグメントにおいては、ダイニングや障がい者(児)通所支援事業の新規開設に加えて、前期開設の保育園の利用者増加などから売上高が拡大いたしました。その結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べて27億61百万円増加し、481億58百万円となりました。
② 売上原価
当連結会計年度は、在宅系介護事業セグメントにおいて、事業運営効率の向上により新規開設に伴う人件費増加をカバーしたことで、人件費が減少いたしました。一方で、施設系介護事業セグメントにおいては、新規施設開設に伴う従業員数増加、人財確保に要するコスト増による人件費増加、食材費・水道光熱費等の高騰により、売上原価が増加いたしました。また、その他のセグメントにおいても、ダイニングや障がい者(児)通所支援事業等で新規に出店したことから、これら事業所に係る人件費を始めとする固定費の増加により、売上原価が増加いたしました。その結果、当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度に比べて12億99百万円増加し、370億36百万円となりました。以上により、売上総利益は前連結会計年度に比べて14億61百万円増加し、111億21百万円となりました。
③ 販売費及び一般管理費
当連結会計年度は、管理部門及び事業支援部門において、人財獲得、入居者獲得に向けて様々な施策に取り組んだことなどから人件費が増加したことに加えて、自社開発システムの償却費が増加いたしました。一方で、在宅系介護事業セグメント、施設系介護事業セグメント、及びその他のセグメントにおいては、事業運営効率の向上により、販売費及び一般管理費が減少いたしました。その結果、当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べて2億15百万円増加し、103億36百万円となりました。以上により、営業損益は前連結会計年度に比べて12億45百万円増加し、7億84百万円の営業利益となりました。
④ 営業外損益
当連結会計年度の営業外収益は、前連結会計年度に比べて6億24百万円減少し、3億11百万円となり、また、当連結会計年度の営業外費用は、前連結会計年度に比べて1億61百万円減少し、5億53百万円となりました。営業外収益減少は主に、前期に保育園を3拠点開設したことに伴い受領した補助金が剥落し、補助金収入が6億1百万円減少したことであります。以上により、経常損益は前連結会計年度に比べて7億82百万円増加し、経常利益5億43百万円となりました。
⑤ 特別損益
当連結会計年度は、減損損失を3億9百万円計上しております。以上により、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べて1億5百万円増加し、3億84百万円となりました。
(4)経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループでは、長期的・継続的な企業価値の向上及び株主資本の効率的活用が重要であると認識しており、売上高伸長率、売上高経常利益率並びにROE(自己資本利益率)を主要な経営指標として位置づけております。
当社グループは、介護事業の市場拡大基調が継続するとの予測に基づき、売上高及び市場占有率拡大を優先することが経営指標の持続的向上に寄与するとの判断から、積極的に事業所の開設を進めてまいりました。このような方針の下、当連結会計年度の売上高伸長率は6.1%となりました。また、売上高経常利益率は、前連結会計年度比1.7ポイント改善し1.1%、ROE(自己資本利益率)は、前連結会計年度比3.0ポイント改善し8.4%となりました。売上高の伸長は続いており、ROEと売上高経常利益率のいずれも改善いたしました。在宅系介護事業セグメントでは稼働時間の増加、施設系介護事業セグメントでは空床率及び入院率の低減を図ることによって、これらの指標を一層向上させるべく努めてまいります。
(5)資本の財源及び資金の流動性に関する情報
当連結会計年度に係るキャッシュ・フローにつきましては、「経営成績等の状況の概要 (3)キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。
当社グループの資金需要のうち、主なものは、新規開設に係る設備資金(主に、介護施設備品、障がい者(児)支援事業所の内装等の初期投資)と人件費であります。人件費については自己資金、新規開設に係る設備資金については金融機関からの借入金により賄い、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
(1)経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復が続きました。個人消費は物価上昇により慎重さがみられるものの、旅行・外食などのサービス分野が底堅く推移し、設備投資も省力化・デジタル化需要に支えられました。一方、エネルギー・食料価格の上昇や円安に伴うコスト増が企業収益や消費者マインドに影響しました。海外では、米国の高金利や通商政策、中国の不動産市場調整、中東情勢の不安定化など外部環境の不確実性が続き、こうした動向が輸出や企業収益を通じて国内景気に下押し圧力を及ぼしました。
当社グループの主力事業である介護業界においては、わが国の高齢化が進展するなかで、在宅介護・施設介護の双方でサービス需要が着実に増加し、事業環境は堅調に推移しました。その一方で、労働需給の逼迫が続き、人財の確保と定着が依然として大きな課題となっています。また、介護人財の不足が一層深刻化するなか、現場の業務負担軽減や生産性向上を図るため、ICT・DXの活用、教育研修体制の強化、処遇改善による就業環境の整備など、持続的なサービス提供体制の構築が求められる状況となりました。
このような状況の中、当社グループは、介護人財の安定的な確保と活用、生産性の改善、サービス品質の持続的な維持・強化を重点課題として、事業基盤の強化に取り組みました。
人財領域では、「インクルーシブカンパニー(多様な人財が活躍できる企業)」の実現を中核テーマに掲げ、国籍や世代、雇用形態を問わず働きやすい環境づくりを推進しております。その取り組みの一つとして、独自の評価制度「チャレンジキャリア制度」を活用し、職員の挑戦機会と専門性向上の仕組みを整えました。また、定年制度の撤廃やパートタイマーの無期雇用化といった既存制度については、継続的な運用と充実を図りつつ、外国籍人財の採用・育成をさらに進め、より多様な人財が活躍できる体制の強化を進めております。
離職防止に向けては、従来から実施してきた従業員意識調査について、今期は新たにツールや運用体制を整備し、継続的に職員の声を把握できる仕組みに強化しました。これにより、業務負担や人間関係、環境面での課題に対する早期フォローを可能とし、職場環境の改善につながる体制を整備しております。また、現場管理職層の配置を拡充し、事業所運営をより安定的に支える体制整備を進めております。
ICT・DXの推進では、業務負担の軽減や生産性の向上を目的に、記録・情報共有の効率化を進めたほか、グループウェアの独自開発・運用を拡大し、業務の標準化と可視化を進展させました。営業・マーケティング面では、需要構造の変化を踏まえた営業力の向上を図り、利用者の獲得およびサービス稼働の最大化に取り組んでおります。
加えて、介護報酬改定において重視される生産性向上や自立支援、地域連携などの評価軸に対応するため、運営体制の強化を進めております。また、外国人財については、特定技能制度をはじめとする受け入れ制度の動向に合わせ、採用・育成の取り組みを継続・拡大するとともに、幅広い国・地域からの受け入れ体制の整備を進め、多様な人財が活躍できる基盤の強化に取り組みました。
こうした施策を継続的に推進するため、中期経営計画を策定し、持続的な成長に向けた戦略基盤の整備も進めております。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は481億58百万円(前年同期比6.1%増)、営業利益7億84百万円(前年同期は4億60百万円の営業損失)、経常利益5億43百万円(前年同期は2億39百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億84百万円(前年同期比38.0%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。なお、セグメント別の各金額は、セグメント間取引等相殺消去前の金額によっております。
① 在宅系介護事業
当事業については、当連結会計年度において、愛知県に2拠点、大阪府に2拠点、滋賀県に1拠点、岡山県に1拠点、山口県に1拠点(当社として初の出店となります)の計7拠点を出店いたしました。出店は緻密な市場分析に基づき早期黒字化を志向し、収益性と地域補完性を重視したM&Aを積極化し利益に貢献しております。併せて、標準化の徹底でサービスの質の均一化・底上げを進め、各種加算の適正取得を通じて処遇改善に努めております。
これにより、当連結会計年度の売上高は150億37百万円(前年同期比1.1%増)、セグメント利益は31億26百万円(同18.9%増)となりました。
② 施設系介護事業
当事業については、当連結会計年度において、東京都に2拠点、大阪府に1拠点、京都府に1拠点、宮城県に1拠点の計5拠点を出店いたしました。流入経路の拡充と稼働最大化に向けた入居促進部の新設(外部経路の活用・見学対応体制の強化)の効果もあり、入居ペースは持ち直しの動きが続き、入居率は前年同期比/前四半期比で改善しております。一方、食材費(原材料費)や水道光熱費等の販売費及び一般管理費の高止まりが続いておりますが、調達の最適化やエネルギー費対策等により費用を抑制したことで、当セグメントの利益は大幅に改善いたしました。
これにより、当連結会計年度の売上高は255億85百万円(前年同期比8.2%増)、セグメント利益は16億51百万円(同342.5%増)となりました。
③ その他
その他の事業については、当連結会計年度において、障がい者(児)通所支援事業にて2拠点、ダイニング事業にて1拠点、訪問看護事業にて2拠点、障がい者就労支援事業にて1拠点の計6拠点を出店いたしました。前連結会計年度に開設した障がい事業および保育事業を中心に、売上及び利益伸長に注力いたしました。
これにより、当連結会計年度の売上高は113億28百万円(前年同期比8.8%増)、セグメント利益は7億58百万円(同9.3%減)となりました。
地域別在宅系介護事業所数の推移
| 区分 | 2024年10月期末 | 2025年10月期末 | 増減 | |
| 大阪府 | 訪問介護 | 84 | 85 | 1 |
| 居宅介護支援 | 30 | 29 | △1 | |
| デイサービス | 8 | 9 | 1 | |
| その他 | 1 | 0 | △1 | |
| 兵庫県 | 訪問介護 | 28 | 28 | 0 |
| 居宅介護支援 | 6 | 6 | 0 | |
| デイサービス | 1 | 1 | 0 | |
| その他 | 1 | 1 | 0 | |
| 京都府 | 訪問介護 | 9 | 9 | 0 |
| 居宅介護支援 | 1 | 1 | 0 | |
| デイサービス | 2 | 2 | 0 | |
| その他 | 4 | 4 | 0 | |
| 奈良県 | 訪問介護 | 3 | 3 | 0 |
| 滋賀県 | 訪問介護 | 4 | 5 | 1 |
| 東京都 | 訪問介護 | 56 | 56 | 0 |
| 居宅介護支援 | 33 | 31 | △2 | |
| デイサービス | 5 | 5 | 0 | |
| 神奈川県 | 訪問介護 | 6 | 6 | 0 |
| 千葉県 | 訪問介護 | 1 | 1 | 0 |
| 居宅介護支援 | 1 | 1 | 0 | |
| 埼玉県 | 訪問介護 | 5 | 5 | 0 |
| 居宅介護支援 | 2 | 2 | 0 | |
| 愛知県 | 訪問介護 | 8 | 9 | 1 |
| 居宅介護支援 | 3 | 3 | 0 | |
| デイサービス | 3 | 4 | 1 | |
| その他 | 3 | 3 | 0 | |
| 三重県 | 訪問介護 | 1 | 1 | 0 |
| 福岡県 | 訪問介護 | 8 | 8 | 0 |
| 居宅介護支援 | 4 | 4 | 0 | |
| デイサービス | 4 | 4 | 0 | |
| その他 | 1 | 1 | 0 | |
| 岡山県 | 訪問介護 | 1 | 2 | 1 |
| 広島県 | 訪問介護 | 3 | 3 | 0 |
| 山口県 | 訪問介護 | 0 | 1 | 1 |
| 宮城県 | 訪問介護 | 4 | 4 | 0 |
| 居宅介護支援 | 1 | 1 | 0 | |
| 合計 | 335 | 338 | 3 | |
地域別施設系介護事業所数の推移
| 区分 | 2024年10月期末 | 2025年10月期末 | 増減 | |
| 大阪府 | 有料老人ホーム | 12 | 12 | 0 |
| グループホーム | 20 | 20 | 0 | |
| 兵庫県 | 有料老人ホーム | 11 | 11 | 0 |
| グループホーム | 14 | 14 | 0 | |
| 京都府 | 有料老人ホーム | 3 | 3 | 0 |
| グループホーム | 14 | 15 | 1 | |
| 東京都 | 有料老人ホーム | 16 | 17 | 1 |
| グループホーム | 17 | 18 | 1 | |
| 千葉県 | 有料老人ホーム | 3 | 3 | 0 |
| グループホーム | 2 | 2 | 0 | |
| 神奈川県 | 有料老人ホーム | 3 | 3 | 0 |
| グループホーム | 4 | 4 | 0 | |
| 埼玉県 | 有料老人ホーム | 3 | 3 | 0 |
| グループホーム | 3 | 3 | 0 | |
| 愛知県 | 有料老人ホーム | 4 | 4 | 0 |
| グループホーム | 6 | 6 | 0 | |
| 福岡県 | グループホーム | 4 | 4 | 0 |
| 広島県 | 有料老人ホーム | 1 | 1 | 0 |
| グループホーム | 3 | 3 | 0 | |
| 宮城県 | グループホーム | 1 | 2 | 1 |
| 合計 | 144 | 148 | 4 | |
その他の事業所数の推移
| 区分 | 2024年10月期末 | 2025年10月期末 | 増減 | |
| 大阪府 | 訪問看護 | 7 | 7 | 0 |
| 障がい者(児)通所支援 | 17 | 16 | △1 | |
| 認可保育所 | 11 | 11 | 0 | |
| 介護人財の教育 | 9 | 9 | 0 | |
| ダイニング | 13 | 12 | △1 | |
| その他 | 10 | 11 | 1 | |
| 兵庫県 | 訪問看護 | 2 | 1 | △1 |
| 障がい者(児)通所支援 | 2 | 3 | 1 | |
| 介護人財の教育 | 3 | 3 | 0 | |
| ダイニング | 12 | 11 | △1 | |
| その他 | 2 | 1 | △1 | |
| 京都府 | 訪問看護 | 2 | 2 | 0 |
| 介護人財の教育 | 2 | 2 | 0 | |
| ダイニング | 3 | 3 | 0 | |
| その他 | 1 | 1 | 0 | |
| 奈良県 | 介護人財の教育 | 1 | 1 | 0 |
| 滋賀県 | 介護人財の教育 | 1 | 1 | 0 |
| 東京都 | 訪問看護 | 1 | 1 | 0 |
| 障がい者(児)通所支援 | 4 | 4 | 0 | |
| 認可保育所 | 7 | 6 | △1 | |
| 介護人財の教育 | 7 | 7 | 0 | |
| ダイニング | 18 | 17 | △1 | |
| その他 | 6 | 6 | 0 | |
| 神奈川県 | 介護人財の教育 | 1 | 1 | 0 |
| ダイニング | 3 | 3 | 0 | |
| 千葉県 | 介護人財の教育 | 2 | 2 | 0 |
| ダイニング | 3 | 3 | 0 | |
| 埼玉県 | 介護人財の教育 | 1 | 1 | 0 |
| ダイニング | 3 | 3 | 0 | |
| 愛知県 | 介護人財の教育 | 4 | 4 | 0 |
| ダイニング | 4 | 4 | 0 | |
| 岐阜県 | 介護人財の教育 | 1 | 1 | 0 |
| 福岡県 | 訪問看護 | 1 | 1 | 0 |
| 介護人財の教育 | 1 | 1 | 0 | |
| 広島県 | 介護人財の教育 | 1 | 1 | 0 |
| ダイニング | 1 | 1 | 0 | |
| 合計 | 167 | 162 | △5 | |
(2)財政状態の状況
① 資産
当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べ6億38百万円減少し、310億30百万円となりました。
② 負債
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ4億2百万円減少し、265億38百万円となりました。
③ 純資産
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ2億35百万円減少し、44億91百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ10億88百万円増加し、41億65百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、21億71百万円(前年同期は7億9百万円の収入)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益6億68百万円、減価償却費13億77百万円、支払利息4億87百万円、減損損失3億9百万円による資金の増加、及び利息の支払額4億86百万円、売上債権の増加額2億44百万円による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により得られた資金は、1億39百万円(前年同期は10億19百万円の支出)となりました。これは主として、関係会社株式の売却による収入3億15百万円、投資有価証券の売却による収入2億68百万円による資金の増加、及び無形固定資産の取得による支出1億60百万円、有形固定資産の取得による支出1億47百万円による資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、11億97百万円(前年同期は7億82百万円の収入)となりました。これは主として、長期借入れによる収入24億50百万円による資金の増加、及び長期借入金の返済による支出25億91百万円、リース債務の返済による支出8億74百万円、配当金の支払額2億29百万円による資金の減少によるものであります。
(4)生産、受注及び販売の実績
① 仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) | |
| 仕入高(千円) | 前年同期比(%) | |
| 在宅系介護事業 | 74,288 | 99.0 |
| 施設系介護事業 | 292,889 | 113.0 |
| その他 | 1,750,704 | 130.2 |
| 合計 | 2,117,882 | 126.2 |
(注)1 「その他」の仕入の主な内容は、福祉用具、食材及び介護用品、並びに教材の仕入等に係るものであります。
2 セグメント間取引については、相殺消去しております。
② 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) | |
| 販売高(千円) | 前年同期比(%) | |
| 在宅系介護事業 | 15,037,688 | 101.1 |
| 施設系介護事業 | 25,585,582 | 108.2 |
| その他 | 7,534,891 | 109.6 |
| 合計 | 48,158,162 | 106.1 |
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2023年11月1日 至 2024年10月31日) | 当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 大阪府国民健康保険団体連合会 | 9,397,555 | 20.7 | 9,348,609 | 19.4 |
| 東京都国民健康保険団体連合会 | 5,911,897 | 13.0 | 6,236,351 | 12.9 |
③ 生産、受注の状況
該当事項はありません。
(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
当社グループは、連結財務諸表作成にあたって、適切な会計方針を選択し、減損会計における将来キャッシュ・フローの見積りを始めとする、固有の見積りや判断が必要な事象については過去の実績等を勘案して合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるためこれらの見積りと異なる場合があります。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」をご参照ください。
なお、当社グループが採用した会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)6 会計方針に関する事項」をご参照ください。
(2)財政状態
当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べ6億38百万円減少し、310億30百万円となりました。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ10億92百万円増加し、132億85百万円となりました。これは主として、現金及び預金の増加10億88百万円、売掛金の増加2億44百万円、及びその他の流動資産の減少2億39百万円によるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ17億30百万円減少し、177億44百万円となりました。これは主として、リース資産(純額)の減少9億50百万円、投資有価証券の減少7億92百万円、及び建物(純額)の減少2億53百万円によるものであります。
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ4億2百万円減少し、265億38百万円となりました。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ6億53百万円増加し、126億12百万円となりました。これは主として、未払法人税等の増加1億80百万円、預り金の増加1億73百万円、及び1年以内返済予定の長期借入金の増加1億13百万円によるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ10億55百万円減少し、139億26百万円となりました。これは主として、リース債務の減少8億33百万円、及び長期借入金の減少2億55百万円によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ2億35百万円減少し、44億91百万円となりました。これは主として、親会社株主に帰属する当期純利益を3億84百万円計上する一方、配当金を2億29百万円支払ったことによる利益剰余金の減少、その他有価証券評価差額金の減少4億16百万円によるものであります。
(3)経営成績
① 売上高
当連結会計年度は、在宅系介護事業セグメントにおいて、既存事業所の売上拡大に加え、加算報酬の取得を進めたことにより売上高が拡大いたしました。施設系介護事業セグメントにおいては、流入経路の拡充と稼働最大化に向けた入居促進部の新設(外部経路の活用・見学対応体制の強化)の効果もあり、入居ペースに持ち直しの動きが見られたことから売上高が拡大いたしました。また、その他のセグメントにおいては、ダイニングや障がい者(児)通所支援事業の新規開設に加えて、前期開設の保育園の利用者増加などから売上高が拡大いたしました。その結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べて27億61百万円増加し、481億58百万円となりました。
② 売上原価
当連結会計年度は、在宅系介護事業セグメントにおいて、事業運営効率の向上により新規開設に伴う人件費増加をカバーしたことで、人件費が減少いたしました。一方で、施設系介護事業セグメントにおいては、新規施設開設に伴う従業員数増加、人財確保に要するコスト増による人件費増加、食材費・水道光熱費等の高騰により、売上原価が増加いたしました。また、その他のセグメントにおいても、ダイニングや障がい者(児)通所支援事業等で新規に出店したことから、これら事業所に係る人件費を始めとする固定費の増加により、売上原価が増加いたしました。その結果、当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度に比べて12億99百万円増加し、370億36百万円となりました。以上により、売上総利益は前連結会計年度に比べて14億61百万円増加し、111億21百万円となりました。
③ 販売費及び一般管理費
当連結会計年度は、管理部門及び事業支援部門において、人財獲得、入居者獲得に向けて様々な施策に取り組んだことなどから人件費が増加したことに加えて、自社開発システムの償却費が増加いたしました。一方で、在宅系介護事業セグメント、施設系介護事業セグメント、及びその他のセグメントにおいては、事業運営効率の向上により、販売費及び一般管理費が減少いたしました。その結果、当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べて2億15百万円増加し、103億36百万円となりました。以上により、営業損益は前連結会計年度に比べて12億45百万円増加し、7億84百万円の営業利益となりました。
④ 営業外損益
当連結会計年度の営業外収益は、前連結会計年度に比べて6億24百万円減少し、3億11百万円となり、また、当連結会計年度の営業外費用は、前連結会計年度に比べて1億61百万円減少し、5億53百万円となりました。営業外収益減少は主に、前期に保育園を3拠点開設したことに伴い受領した補助金が剥落し、補助金収入が6億1百万円減少したことであります。以上により、経常損益は前連結会計年度に比べて7億82百万円増加し、経常利益5億43百万円となりました。
⑤ 特別損益
当連結会計年度は、減損損失を3億9百万円計上しております。以上により、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べて1億5百万円増加し、3億84百万円となりました。
(4)経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループでは、長期的・継続的な企業価値の向上及び株主資本の効率的活用が重要であると認識しており、売上高伸長率、売上高経常利益率並びにROE(自己資本利益率)を主要な経営指標として位置づけております。
当社グループは、介護事業の市場拡大基調が継続するとの予測に基づき、売上高及び市場占有率拡大を優先することが経営指標の持続的向上に寄与するとの判断から、積極的に事業所の開設を進めてまいりました。このような方針の下、当連結会計年度の売上高伸長率は6.1%となりました。また、売上高経常利益率は、前連結会計年度比1.7ポイント改善し1.1%、ROE(自己資本利益率)は、前連結会計年度比3.0ポイント改善し8.4%となりました。売上高の伸長は続いており、ROEと売上高経常利益率のいずれも改善いたしました。在宅系介護事業セグメントでは稼働時間の増加、施設系介護事業セグメントでは空床率及び入院率の低減を図ることによって、これらの指標を一層向上させるべく努めてまいります。
(5)資本の財源及び資金の流動性に関する情報
当連結会計年度に係るキャッシュ・フローにつきましては、「経営成績等の状況の概要 (3)キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。
当社グループの資金需要のうち、主なものは、新規開設に係る設備資金(主に、介護施設備品、障がい者(児)支援事業所の内装等の初期投資)と人件費であります。人件費については自己資金、新規開設に係る設備資金については金融機関からの借入金により賄い、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。