四半期報告書-第17期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)

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2016/02/05 12:41
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有報資料

(1)業績の状況
当第3四半期累計期間のわが国経済は、政府主導による経済政策等により、景気は全体として緩やかな回復基調となりましたが、中国経済の減速懸念や欧州などの不安定な情勢により、依然として先行きが不透明な状況で推移しております。
このような状況下において当社は、方針を「開発力強化と事業化加速」と定め、オープンイノベーション、最新の技術の事業化及びグローバル化を進めることにより、研究受託事業の拡充と診断事業を強化し、当事業年度の売上高440百万円(前年比123.1%)を目指しております。
これらの結果、当第3四半期累計期間の売上高は、98百万円(前年同四半期比68.9%)となりました。利益面では、営業損失190百万円(前年同四半期131百万円)、経常損失190百万円(前年同四半期150百万円)、また、当第3四半期会計期間に実施した事務所及び研究施設の移転に伴い、特別損失の「事務所移転費用」を23百万円計上したこと等により、第3四半期純損失は214百万円(前年同四半期151百万円)となりました。
なお、第1四半期会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、当第3四半期累計期間の前年同期比較については前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較をしております。
セグメント別の状況は次のとおりであります。
① 研究受託事業
研究受託事業におきましては、大学や研究機関、製薬・食品会社等を主要な顧客としてDNAチップ関連の解析や統計処理、カスタムチップの設計等を行っております。主なサービスは、マイクロアレイを使用した受託解析サービスと次世代シークエンス解析サービスがあります。
ⅰ. 受託解析サービス
マイクロアレイを使用した受託解析サービスでは製薬・食品会社等の顧客に積極的な提案型営業を行うとともに、大学病院、研究機関等の顧客にはきめ細かなフォローを推進しております。また、「エクソソーム解析受託」や「再生医療研究分野に向けた間葉系幹細胞の品質評価解析サービス(C3チェックサービス)」等新規サービスメニューの拡充を図っております。
ⅱ.次世代シークエンス解析サービス
次世代シークエンス解析サービスにおきましては、顧客の目的に合わせた実験デザインの提案、データ解析及びサポートに力を入れております。
いずれのサービスにつきましても、他社との差別化を意識し、クオリティの高い内容をお客様に提供すべく取り組んでおります。
当第3四半期累計期間の売上高は主要顧客である大学や研究機関等の予算消化の遅れ等を反映し、95百万円(前年同四半期比69.6%)、セグメント損失は77百万円(前年同四半期は36百万円の損失)となりました。
② 診断事業
診断事業におきましては、「免疫年齢サービス」(免疫細胞の加齢遺伝子の働き具合から体内年齢を予測するサービス)の拡充、及び「DiVA-EGFRチェックサービス」(肺がん患者を対象とした組織由来DNA変異検出サービス)を開始いたしました。「リウマチェック」(関節リウマチの薬剤効果予測検査)の多剤効果予測検査サービスにつきましては、多剤効果予測の特許申請、論文の投稿、先進医療の申請等、サービス開始に向け取組んでおります。現在論文の投稿を完了し、専門誌への掲載を残すところとなっており、近日中にサービスを開始する予定です。
国内販売につきましては、当事業年度に開始した「免疫年齢サービス」の拡充、及び「DiVA-EGFRチェックサービス」の拡販に向けた営業活動に注力しております。
その他、キュービクス社の「マイクロアレイ血液検査サービス」の取扱いを平成27年9月より開始しました。
また、当事業年度期首より海外担当部署を新設し、海外展開の取組みを実施しております。
現在、ハイブリ先生、T-BONE等当社で取扱っている商品を中心に、東南アジアエリアの販売代理店と連携した営業活動に注力しております。
当第3四半期累計期間の売上高は、3百万円(前年同四半期比54.5%)、セグメント損失は78百万円(前年同四半期は41百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期累計期間末における総資産は761百万円で、前事業年度末に比べ135百万円減少しております。主な要因は次のとおりであります。
(流動資産)
当第3四半期累計期間末における流動資産の残高は686百万円で、前事業年度末に比べ206百万円減少しております。
有価証券が100百万円増加した一方、現金及び預金が283百万円、受取手形及び売掛金が60百万円それぞれ減少したことが主な要因であります。
(固定資産)
当第3四半期累計期間末における固定資産の残高は74百万円で、前事業年度末に比べて70百万円増加しております。
事務所及び研究施設の移転等よる有形固定資産49百万円及び投資その他の資産に含まれる敷金22百万円の増加が主な要因であります。
(流動負債)
当第3四半期累計期間末における流動負債の残高は138百万円で、前事業年度末に比べ78百万円増加しております。
前受金が84百万円増加した一方、買掛金が16百万円減少したことが主な要因であります。
(固定負債)
当第3四半期累計期間末における固定負債の残高は3百万円で、前事業年度末に比べ微増であります。
(純資産)
当第3四半期累計期間末における純資産の残高は618百万円で、前事業年度末に比べて214百万円減少しております。
四半期純損失により利益剰余金が214百万円減少したことにります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は、24百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)従業員数
当第3四半期累計期間において、従業員数の重要な変動はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期累計期間における生産、受注及び販売の実績は、著しい変動はありません。
(7)主要な設備
当第3四半期累計期間において、事務所及び研究施設の移転等に伴い建物が39百万円、工具、器具及び備品12百万円がそれぞれ増加しております。
(8)提出会社が将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況を解消し、又は改善するための対応策
当社は、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、当第3四半期累計期間におきましても営業損失190百万円、経常損失190百万円、四半期純損失214百万円をそれぞれ計上しておりますが、これを改善するために次のような取組みを継続しております。
目標売上高の確保
研究受託メニューを拡充させるとともに、診断事業及び海外展開の加速化を図るため、診断事業本部と海外事業部を新設し、売上目標を440百万円に設定し、下記施策に取組んでおります。
1 営業力強化(外部連携強化)
事業開発本部・診断事業本部(新設)の販促強化
2 診断事業加速のための投資
診断支援サービス研究開発強化
3 新規メニュー開発による差別化
市場ニーズに合わせたメニューの拡充と大型案件獲得

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