四半期報告書-第27期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

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2018/02/14 11:37
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、拡大する世界経済を背景にその恩恵が徐々に広がるとともに、政府・日銀による継続的な経済対策や金融政策の効果から雇用情勢の改善をはじめとした景気回復基調で推移しました。一方で、雇用環境の改善が賃金の上昇を伴わず、また、物価上昇の懸念もあることから、個人消費は伸び悩んでおり、依然として先行き不透明な状態が継続しております。
介護業界におきましては、国内の高齢化がさらに進み、介護サービスの需要は高まっているもののサービスを担う人材の十分な確保が難しく、引き続き介護事業者の大きな経営課題になっております。また、平成30年4月に介護報酬と診療報酬の同時改定を控えており、業界を取り巻く環境は依然厳しい状況が続くと想定されます。
このような状況の下、当社グループは、当期を中長期的な成長に向けた投資の一年と位置付け、国内外において当社グループの「介護からエンゼルケアまで」一貫したサービスを提供するためのさらなる基盤の構築を図ってまいりました。
国内の既存事業では、当社グループの特色である東京23区を中心としたドミナント戦略を継続して推進し、引き続き既存事業所の稼働率向上を図ってまいりました。介護事業では平成29年6月に東京都北区に「訪問入浴コトニア赤羽」を新たに開設し、平成29年10月に東京都大田区に事業を休止していたショートステイを「通い」、「宿泊」、「訪問」を組み合わせた地域密着型の介護サービスである「小規模多機能型居宅介護西蒲田」としてリニューアルいたしました。また、同じく平成29年10月に東京都世田谷区弦巻にデイサービス、訪問入浴、居宅介護支援の各事業所が入る複合型在宅介護施設を移転開設いたしました。エンゼルケア事業では平成29年7月に「エンゼルケア立川事業所」、平成29年11月に山形県東置賜郡に「エンゼルケア米沢事業所」を新たに開設いたしました。
海外の既存事業では、中国上海市に設立した完全子会社の「上海福原護理服務有限公司」(以下、「上海福原」と記載)のエンゼルケアサービスにおいて、平成29年5月に上海市閔行区殯儀館(以下、殯儀館を「葬儀場」と記載)、平成29年9月には上海市奉賢区葬儀場にて、葬儀場内でのエンゼルケアサービスの提供を開始いたしました。上海市には15ヶ所の国営葬儀場が存在しますが、現状では1つの葬儀場に1つのエンゼルケア事業者しか入れないことから、現在、「上海福原」が3拠点での実績を着実に積み上げ、スピーディーに他の国営葬儀場へのサービス導入を図り、シェアの拡大を図ってまいります。
また、平成29年8月には中国北京市に当社の特定子会社である「北京福原順欣養老管理有限公司」を現地企業との合弁会社として設立いたしました。すでに上海市にてサービスを提供している「上海福原」と同様に、北京市においても日本式介護の普及を図るべく、介護事業とエンゼルケア事業を推進してまいります。
その他におきましては、平成29年4月に人材事業会社である「株式会社ケアサービスヒューマンキャピタル」を国内の完全子会社として設立いたしました。介護業界全体の課題であり差別化要因でもある介護人材の採用と育成に向けて、採用力の向上とともに、来期からの人材紹介業の立ち上げ準備を進めております。
介護事業の主力であるデイサービスは稼働率が向上いたしましたが、サービス付き高齢者向け住宅事業の当社ブランドである「フォーライフ」では新規入居者の獲得数が減少し、入居率が低下いたしました。また、平成29年4月に設立した「株式会社ケアサービスヒューマンキャピタル」及び平成29年8月に中国北京市に設立した海外子会社の「北京福原順欣養老管理有限公司」の設立により、販売費及び一般管理費が増加いたしました。また、特別損失として、平成29年10月に開設した複合型介護施設への移設に伴う事業所閉鎖損失及び固定資産除却損を計上しております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は6,470百万円(前年同四半期比1.7%増)、営業利益は139百万円(前年同四半期比30.5%増)、経常利益は129百万円(前年同四半期比23.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は67百万円(前年同四半期比18.1%減)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 介護事業
当事業におきましては、前期に行った事業所の統廃合の影響により売上高は微増となったものの、主力であるデイサービスは稼働率が向上し、合理化及び人員配置の最適化による経費圧縮により、前年同四半期比で増益となりました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,673百万円(前年同四半期比0.4%増)、セグメント利益は575百万円(前年同四半期比18.9%増)となりました。
② エンゼルケア事業
当事業におきましては、主力のエンゼルケアサービスの施行件数は前年同四半期比で増加し、増収増益となりました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,376百万円(前年同四半期比9.8%増)、セグメント利益は268百万円(前年同四半期比18.5%増)となりました。
③ サービス付き高齢者向け住宅事業
当事業におきましては、地域に根差した営業展開と入居者の獲得を続けておりますが、前年同四半期と比べて、新規入居者の獲得数が減少し、入居率が低下いたしました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は420百万円(前年同四半期比7.3%減)セグメント利益は2百万円(前年同四半期比91.2%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末より20百万円増加し、2,831百万円となりました。
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、2,102百万円(前連結会計年度末2,058百万円)となり、44百万円増加しました。売掛金の増加69百万円が主な要因であります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、729百万円(前連結会計年度末752百万円)となり、23百万円減少しました。無形固定資産の減少20百万円が主な要因であります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、1,036百万円(前連結会計年度末1,009百万円)となり、26百万円増加しました。買掛金の増加31百万円、未払費用の増加51百万円、流動負債その他の増加108百万円、未払法人税等の減少96百万円、賞与引当金の減少79百万円が主な要因であります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、440百万円(前連結会計年度末479百万円)となり、38百万円減少しました。長期借入金の減少21百万円、固定負債その他の減少27百万円が主な要因であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、1,354百万円(前連結会計年度末1,321百万円)となり、32百万円増加しました。配当金25百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益67百万円、非支配株主持分の減少8百万円が主な要因であります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。

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