訂正有価証券報告書-第13期(平成27年12月1日-平成28年11月30日)

【提出】
2019/02/01 15:06
【資料】
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【項目】
119項目

事業内容

当社グループは、当社(ファーストブラザーズ株式会社)及び連結子会社7社(ファーストブラザーズ投資顧問株式会社、ファーストブラザーズキャピタル株式会社、ユニモマネジメント株式会社、エフビー企業投資株式会社及びその他3社)及び持分法適用関連会社1社により構成されており、投資運用事業及び投資銀行事業を行っております。
当社グループにおける事業セグメントは次のとおりであります。これらの事業は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に記載のセグメントの区分と同一であります。
(1)投資運用事業
投資運用事業は、主に不動産又は不動産信託受益権を投資対象として私募ファンドの形式で機関投資家である顧客の資産運用(アセットマネジメント)を行う事業であり、投資戦略の企画・立案、アクイジション(投資案件の取得)、投資期間中の運用、ディスポジション(投資案件の売却)、運用業務の受託、プロパティマネジメント業務等を行っております。
(2)投資銀行事業
投資銀行事業は、当社グループの自己資金の運用、並びに、当社グループの有する知識や経験を活かした各種アドバイザリー業務を行う事業であり、当社グループの組成する私募ファンドへの共同投資(セイムボート投資)、安定収益源となる賃貸不動産等への投資、既存事業のプラットフォームや強みを活用した収益機会の拡大としてのその他の投資及び各種アドバイザリーサービス等を行っております。
① 自己勘定投資(自己資金による投資)
(ア) 顧客との共同投資(セイムボート投資)
投資運用事業において運用するファンドに対して、顧客との共同投資(セイムボート投資)を行っております。
(イ) 不動産投資
安定的な収入を得ることを目的として、規模が小さい等の理由によりファンドでの取得対象となりにくい物件のうち、将来に亘って高い利回りを得ることが期待できる賃貸不動産等に対して投資を行っております。不動産の取得後においては、様々なバリューアップ施策により不動産から獲得するキャッシュ・フローの最大化を図ります。また、好条件の買い手が現れた場合や、より優良な投資案件が発掘された場合等、適切なタイミングにおいては機動的に売却し、保有資産の入替えを行っております。
(ウ) その他の投資
事業のポートフォリオを多様化し収益機会を拡大することを目的として、当社グループの強みを活かすことのできる様々な分野において投資を行っております。具体的な分野としては、再生可能エネルギー関連分野やベンチャー企業等があります。
② 各種アドバイザリーサービス
当社グループがこれまでに実現してきた、資産のオフバランス化や不動産証券化スキームの構築、ファイナンスのアレンジメント等の経験に基づき、信託受益権取引の媒介、事業再生支援やM&Aに係る助言等、顧客のニーズに応じた様々なサービスを行っております。
[主なグループ会社関係図]
0101010_001.pngFBAM:ファーストブラザーズ投資顧問株式会社
FBC:ファーストブラザーズキャピタル株式会社
UNIMO:ユニモマネジメント株式会社
FB企業投資:エフビー企業投資株式会社