このような情勢の中、当社グループは、引き続き既存事業の収益モデル再構築とWebコミュニケーションシステムの開発を中心とする新規事業(XR事業及びその他の事業)の推進に努めてまいりました。当第2四半期連結累計期間においては、One to One 事業及びメディア事業が売上を伸ばした一方、占いコンテンツ事業の売上不振及びゲームコンテンツ事業からの実質撤退(※)により、売上高は前年同期比で横ばいとなりました。営業利益においては、売上高減少による減少の他、各事業のシステム開発に係るソフトウェアの償却費負担の先行が利益を押下げる要因となっておりますが、メディア事業及びOne to One 事業の成長が下支えとなり、営業利益8百万円を計上しております。
以上の結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高895百万円(前年同期比0.7%減)、営業利益8百万円(前年同期比4.5%減)、経常利益6百万円(前年同期比47.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益6百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失30百万円)となりました。
なお、2020年3月18日開催の取締役会決議に基づく魅仕坊(上海)互聯網科技有限公司の清算手続が、2021年2月に結了したことに伴い、在外子会社清算に伴う為替換算調整勘定取崩損3百万円を特別損失として計上しております。
2021/04/09 16:13