有価証券報告書-第21期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/28 16:00
【資料】
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【項目】
163項目
(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
当社は監査役会設置会社で常勤監査役1名(社外監査役)、非常勤監査役2名(社外監査役)の3名で構成されております。常勤監査役の須藤邦博氏は経理及び経営管理の知識が豊富であり、財務及び会計に関する相当程度の知見を有するものであります。非常勤監査役の安本隆晴氏は公認会計士の資格を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有するものであります。非常勤監査役の大久保圭氏は弁護士の資格を有しており、法律に関する相当程度の知見を有するものであります。
当事業年度において当社は監査役会を原則月1回開催しており(他に臨時5回開催)、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。
監査役会(17回開催)
出席回数出席率
常勤監査役 須 藤 邦 博17回100%
非常勤監査役 安 本 隆 晴17回100%
非常勤監査役 大 久 保 圭17回100%

監査役会における主な検討事項は、監査報告書の作成、監査の方針、監査計画並びに監査役の役割分担、監査事項、会計監査人の評価・再任・解任及び報酬の同意等であります。なお、監査役は取締役会に出席して意見を述べるほか、取締役の職務執行を監視・監督しております。その他、常勤監査役は経営会議等の社内の重要な会議に出席しております。また、内部監査室と必要の都度相互の情報交換を行い、会計監査人からは四半期毎に適宜監査状況を聴取し監査結果の報告を受けるなど、緊密な連携を図っております。
当連結会計年度における主な重点監査項目は以下のとおりであります。
・顧客にとって成長パートナー企業となることを実現するための施策
・リスク管理体制・CSR(社会的責任)経営の推進
・海外子会社の調査並びに経営課題の取組み状況の監視・検証
・経営目標推進のフォロー
常勤監査役は、実査立ち合い、計算書類や重要書類の閲覧、主要な関係部署から情報入手するなど組織的・継続的監査を担当するとともに、適時、各監査役と情報共有を図り、各監査役の活動が合理的・効果的に進められるよう努めております。また、内部統制システムの構築・運用の状況を日常的に監視・検証しております。
② 内部監査の状況
当社の内部監査は、内部監査室が実施しております。内部監査室は監査役に対して月1回、定期的な活動報告を行うとともに、監査役と連携を図り、適切な意思疎通及び効果的な監査業務を遂行しております。
また、取締役会に対しては、監査計画及び監査結果を報告しており、監査結果に基づいて業務改善に向けた協議を行う等、実効性のある監査となるよう相互間の連携強化を図っております。
監査役、内部監査室及び会計監査人の相互連携については、監査の独立性と適正性を監視しながら、定期的に行われる業務報告等を含め、必要に応じて情報交換会を開催することで連携を図り、監査の実効性と効率性の向上に努めております。
③ 会計監査の状況
(a) 監査法人の名称
三優監査法人
(b) 継続監査期間
6年間
(c) 業務を執行した公認会計士
指定社員 業務執行社員 米林 喜一
指定社員 業務執行社員 増田 涼恵
指定社員 業務執行社員 工藤 博靖
(d) 監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士3名、米国公認会計士2名、その他4名となります。
(e) 監査法人の選定方針と理由
当社の監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。
また、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定めるいずれかの項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき監査役会が、会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会におきまして、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。
当社の監査役会が三優監査法人を会計監査人と選定した理由は、監査実績や監査の品質管理体制、独立性及び専門性に加え、会計監査の継続性を総合的に勘案した結果、適任と判断したためであります。
(f) 監査役及び監査役会による監査法人の評価
監査役及び監査役会は、会計監査人に対して評価を行い、有効なコミュニケーションをとっており、適時適切に意見交換や監査状況を把握しております。また、監査役及び監査役会は、会計監査人から専門性、独立性、監査計画、監査結果等の報告を受けるとともに、品質管理体制の整備状況の説明を受け、会計監査人による会計監査が適正に行われていることを確認しております。その結果、三優監査法人は会計監査人として適格であると判断しております。
④ 監査報酬の内容等
(a) 監査公認会計士等に対する報酬の内容
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
提出会社163,169-149,212-
連結子会社----
163,169-149,212-

(注)1 当社と会計監査人との間の監査契約において、会社法に基づく監査及び金融商品取引法に基づく監査の
監査報酬等の額を明確に区分しておらず、実質的にも区分できませんので、報酬等の額にはこれらの合計額を記載しております。
2 当社の連結子会社であるFRONTEO USA, Inc.は、当社の会計監査人と同一のネットワークファーム(BDOメンバーファーム)の監査を受けており、会計監査人の報酬等の額には当該監査報酬を含めております。
3 前事業年度における上記報酬等の額以外に、前々事業年度に係る追加報酬の額が3,000千円あります。
(b) 監査公認会計士等と同一のネットワークファーム(BDOメンバーファーム)に対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
(c) その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
(前連結会計年度)
該当事項はありません。
(当連結会計年度)
該当事項はありません。
(d) 監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬について、会計監査人から提示される監査計画、監査内容、監査日程等を勘案して、その適切性・妥当性及び見積提案を検討し、監査役会の同意を得て最終決定しております。
(e) 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、取締役会、社内関係部署及び会計監査人からの必要な資料の入手や報告の聴取を通じて、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務執行状況、報酬の見積りの算出根拠等を検討し、審議した結果、これらについて適切であると判断したため、会計監査人の報酬等の額について同意を行っております。