有価証券報告書-第19期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/03/26 16:17
【資料】
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【項目】
90項目
※2 減損損失
前連結会計年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
場所用途種類金額
東京都千代田区-のれん91,680千円

当社の連結子会社であるQCS株式会社の株式取得時に超過収益力を前提にのれんを計上しておりましたが、業績が当初予定していた事業計画を下回って推移していることから、新たに事業計画を見直しした結果、のれんの帳簿価額を回収可能価額まで減額いたしました。当該事象によるのれんの減少額は91,680千円であり、当連結会計年度に減損損失として特別損失に計上しております。
なお。回収可能価額は、使用価値により算定しており、使用価値は将来キャッシュ・フローを10.0%で割り引いて算定しております。
当連結会計年度(自 平成30年1月1日 至 平成30年12月31日)
当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
場所用途種類金額
東京都千代田区自社利用資産
(スマホマルチ決済サービス)
ソフトウェア
ソフトウェア仮勘定
50,507千円
27,215千円

当社グループは、管理会計上の区分を最小の単位とし、グルーピングを行っております。
当連結会計年度において、すでにサービスを提供しておりますスマホマルチ決済サービスについて、収入については順調に伸びているものの、該当サービスの置かれている事業環境が大きく変化していることからその不確実性と、長期的な視点でさらなる投資が必要であるとの判断から、短期的な将来キャッシュ・フローがマイナスであると見積もられたため、減損損失(77,723千円)を特別損失として計上しております。
なお、回収可能価額は使用価値により算定しており、営業活動から生じる将来キャッシュ・フローを一定の割引率で割り引いて算定しております。ただし、営業活動から生じる将来キャッシュ・フローがマイナスである資産についてはゼロとして評価しております。