有価証券報告書-第58期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

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2018/06/20 15:01
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連結財務諸表注記事項(IFRS)

1.報告企業
㈱リクルートホールディングス(以下、「当社」という。)は日本の会社法に基づいて設立された株式会社であり、日本に所在する企業です。当社の登記されている本社及び主要な事業所の住所は、ホームページ(https://recruit-holdings.co.jp/)で開示しています。当社及びその子会社(以下、「当社グループ」という。)の事業内容及び主要な活動は、「6.事業セグメント」に記載しています。
当社の2018年3月31日に終了する当連結会計年度の連結財務諸表は、2018年6月19日に代表取締役社長兼CEO 峰岸 真澄及び取締役専務執行役員兼CFO 佐川 恵一によって承認されています。
2.作成の基礎
(1) IFRSに準拠している旨及び初度適用に関する事項
当社の連結財務諸表は、IFRSに準拠して作成しています。当社は、連結財務諸表規則第1条の2の「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、連結財務諸表規則第93条の規定を適用しています。
当社グループは、当連結会計年度(2017年4月1日から2018年3月31日まで)からIFRSを適用しており、IFRSへの移行日は2016年4月1日です。当社グループは、IFRSへの移行に当たり、IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」(以下、「IFRS第1号」という。)を適用しています。IFRSへの移行が、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に与える影響は、「33.初度適用」に記載しています。
(2) 測定の基礎
当社の連結財務諸表は、「3.重要な会計方針」に記載しているとおり、公正価値で測定している金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しています。
(3) 機能通貨及び表示通貨
当社の連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示しており、百万円未満の端数を切り捨てています。
(4) 基準書及び解釈指針の早期適用
当社グループは、以下の基準書を早期適用しています。
・IFRS第9号 「金融商品」(2014年改訂)
(5) 未適用の公表済みの基準書及び解釈指針
連結財務諸表の承認日までに公表されている主な基準書は、以下のとおりです。当連結会計年度において当社グループは、これらを早期適用していません。
IFRS第15号の適用が当社の連結財務諸表に与える重要な影響はない見込みです。なお、IFRS第15号の適用にあたり、経過措置として認められている、当基準書の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用する予定です。
IFRS第16号の適用が当社の連結財務諸表に与える影響については検討中であり、現時点では見積もることはできません。
基準書基準書名強制適用時期
(以降開始年度)
当社グループ
適用時期
新設・改訂の概要
IFRS第15号顧客との契約から生じる収益2018年1月1日2019年3月期収益の認識に関する会計処理を改訂
IFRS第16号リース2019年1月1日2020年3月期リースに関する会計処理を改訂


3.重要な会計方針
以下の会計方針は、他に記載がない限り、本連結財務諸表(IFRS移行日の連結財政状態計算書を含む。)に記載されているすべての期間に適用しています。
(1) 連結の基礎
本連結財務諸表は、当社グループの財務諸表及び関連会社の持分相当額を含んでいます。子会社が適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該子会社の財務諸表の調整を行っています。当社グループ内の債権債務残高及び取引高並びに当社グループ内取引によって発生した未実現損益は、連結財務諸表の作成に際して消去しています。
① 子会社
子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。当社グループが投資先への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権利を有し、かつ投資先に対するパワーにより当該リターンに影響を及ぼす能力を有している場合に、その企業を支配していると判断しています。子会社については、当社グループが支配を獲得した日を取得日とし、その日より当社グループが支配を喪失する日まで連結しています。決算日が異なる子会社の財務諸表は、連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しています。支配が継続する子会社に対する当社グループの持分変動については資本取引として会計処理し、非支配持分の調整額と対価の公正価値との差額は、当社の株主に帰属する持分として資本に直接認識しています。支配を喪失した場合には、支配の喪失から生じた利得及び損失は純損益で認識しています。子会社の包括利益については、非支配持分が負の残高となる場合であっても、親会社の所有者と非支配持分に帰属させています。
② 関連会社
関連会社とは、当社グループが重要な影響力を有しているが、支配又は共同支配をしていない企業をいいます。関連会社については、当社グループが重要な影響力を有することとなった日から重要な影響力を喪失する日まで、持分法を適用して会計処理しています。
(2) 企業結合
当社グループは、取得法を適用して各企業結合を会計処理しています。企業結合で移転された対価は、移転した資産、取得企業に発生した被取得企業の旧所有者に対する負債及び取得企業が発行した資本持分の取得日の公正価値の合計額として測定され、該当する場合は条件付対価を含めています。
企業結合により取得した識別可能な資産及び引き受けた負債を、取得日の公正価値で測定しています。
企業結合における取得関連費用は発生時に費用処理しています。
取得日時点における移転された対価、すべての非支配持分の金額及び以前に保有していた被取得企業の資本持分の総額が、識別可能な資産及び引き受けた負債の取得日における正味の金額を超過した差額を、のれんとして認識しています。
企業結合の当初の会計処理が連結決算日までに完了しない場合、当社は、完了していない項目については暫定的な金額で報告しています。その後、新たに入手した支配獲得日時点に存在していた事実と状況について、支配獲得日時点に把握していたとしたら企業結合処理の認識金額に影響を与えていたと判断される場合、測定期間の修正として、支配獲得日に認識した暫定的な金額を遡及的に修正します。測定期間は支配獲得日から最長で1年間としています。
(3) 外国為替レート変動の影響
当社の連結財務諸表は、各社の機能通貨に基づく財務諸表を基礎に作成しています。
外貨建取引は、取引日における直物為替レートを適用することにより、当社グループの各機能通貨に換算しています。外貨建の貨幣性資産及び負債は、決算日の直物為替レートにより機能通貨に換算しています。取得原価で測定している外貨建非貨幣性項目は、当初取引日における為替レートで機能通貨に換算しています。公正価値で測定している外貨建非貨幣性項目は、当該公正価値の測定日における直物為替レートで機能通貨に換算しています。当該換算及び決済により生じる換算差額は純損益として認識しています。
在外営業活動体の資産及び負債は、決算日の直物為替レートにより、収益及び費用は、取引日の直物為替レート又はそれに近似するレートで換算しています。その換算差額はその他の包括利益として認識しています。在外営業活動体が処分された場合には、当該営業活動体に関連する累積換算差額を処分時に純損益として認識しています。
(4) 金融商品
① 金融資産
ア.金融資産の認識、分類及び測定
金融資産は、当社グループが金融商品の契約上の当事者になった時点で認識しています。当社グループは、すべての金融資産を当初認識時に公正価値で測定し、償却原価で測定する金融資産、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産(FVTOCI金融資産)又は純損益を通じて公正価値で測定する金融資産(FVTPL金融資産)に分類しています。
a.償却原価で測定する金融資産
当社グループは、以下の条件を満たす金融資産を、償却原価で測定する金融資産に分類しています。
・契約上のキャッシュ・フローの回収を保有目的とする事業モデルに基づいて、資産を保有していること
・金融資産の契約条件により、特定の日に元本及び元本残高に対する利息の支払いのみのキャッシュ・フローが生じること
償却原価で測定する金融資産は、公正価値に取引費用を加算して当初認識し、当初認識後は実効金利法による償却原価から減損損失を控除した金額で認識しています。また、利息収益及び認識の中止に係る利得又は損失及び減損損失は金融損益として認識しています。
b.FVTOCI金融資産
ⅰ.FVTOCI負債性金融資産
当社グループは、以下の条件を満たす負債性金融資産を、その他の包括利益を通じて公正価値で測定するFVTOCI負債性金融資産に分類しています。
・契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方によって目的が達成する事業モデルに基づいて、資産を保有していること
・金融資産の契約条件により、特定の日に元本及び元本残高に対する利息の支払いのみのキャッシュ・フローが生じること
FVTOCI負債性金融資産は、公正価値にて当初認識し、当初認識後の公正価値の変動(減損損失を除く。)をその他の包括利益において認識し、その累計額は認識の中止を行なう際に純損益に組替調整額として振替えています。また、利息収益、認識の中止に係る利得又は損失及び減損損失は金融損益として認識しています。
ⅱ.FVTOCI資本性金融資産
当社グループは、公正価値で測定する金融資産のうち、当初認識時に事後の公正価値の変動をその他の包括利益に表示するという取消不能な選択をした資本性金融資産については、その他の包括利益を通じて公正価値で測定するFVTOCI資本性金融資産に分類しています。なお、当社グループは、原則としてすべての資本性金融資産をFVTOCI資本性金融資産に指定しています。
FVTOCI資本性金融資産は、公正価値に取引費用を加算して当初認識しています。当初認識後の公正価値の変動及び認識の中止に係る利得又は損失はその他の包括利益として認識し、その累計額はその他の資本の構成要素に認識後、直ちに利益剰余金に振替えています。
FVTOCI資本性金融資産に係る受取配当金は、当該配当金が明らかに投資の取得原価の回収を示している場合を除いて、配当受領権が確定した時点で金融収益として認識しています。
c.FVTPL金融資産
当社グループは、上記の償却原価で測定する金融資産又はFVTOCI負債性金融資産に分類されない負債性金融資産及びデリバティブを、FVTPL金融資産に分類しています。
FVTPL金融資産は、公正価値で当初認識し、当初認識後の公正価値の変動及び売却損益は金融損益として認識しています。
イ.金融資産の減損
当社グループは、償却原価で測定する金融資産又はFVTOCI負債性金融資産について、予想信用損失に基づき損失評価引当金を認識しています。
当社グループは、報告期間の末日ごとに、金融資産に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大しているかどうかを評価しています。金融資産に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合には、当該金融資産に係る損失評価引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定し、著しく増加していない場合には、12ヶ月の予想信用損失に等しい金額で測定しています。信用リスクが著しく増加しているか否かは、デフォルトリスクの変化に基づいて測定しています。
但し、重大な金融要素を含んでいない営業債権については、信用リスクの増減にかかわらず、全期間の予想信用損失を簡便的に過去の信用損失の実績等に基づき測定しています。
ウ.認識の中止
当社グループは、金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅したか、あるいは、金融資産が譲渡され、その金融資産の所有に係るリスク及び経済価値のほとんどすべてが移転した場合に、当該金融資産の認識を中止しています。
移転した金融資産に関して当社グループが創出した又は当社グループが引き続き保有する持分については、別個の資産及び負債として認識しています。
② 金融負債
ア.金融負債の認識、分類及び測定
金融負債は、当社グループが金融商品の契約上の当事者になった時点で認識しています。当社グループは、すべての金融負債を当初認識時に公正価値で測定し、償却原価で測定する金融負債又は純損益を通じて公正価値で測定する金融負債(FVTPL金融負債)に分類しています。
a.償却原価で測定する金融負債
当社グループは、以下のものを除くすべての金融負債を、償却原価で測定する金融負債に分類しています。
・FVTPL金融負債(デリバティブ負債を含む。)
・金融保証契約
・企業結合において認識した条件付対価
償却原価で測定する金融負債は、公正価値に取引費用を減算して当初認識し、当初認識後は実効金利法による償却原価で認識しています。
b.FVTPL金融負債
FVTPL金融負債は、公正価値で当初認識し、当初認識後の変動はヘッジ会計の要件を満たしている場合を除き、金融損益として認識しています。
イ.認識の中止
当社グループは、金融負債の義務が履行されたか、免除された又は失効した場合に当該金融負債の認識を中止しています。
③ 金融商品の相殺
金融資産と金融負債は、認識された金額を相殺する強制可能な法的権利が現時点で存在し、かつ純額ベースで決済する又は資産を実現すると同時に負債を決済する意図が存在する場合にのみ相殺し、連結財政状態計算書において純額で認識しています。
④ デリバティブ及びヘッジ会計
当社グループは、金利及び為替レートの変動によるリスクに対処するため、金利スワップ、通貨スワップ及び先物為替予約等のデリバティブ契約を締結して、ヘッジ会計を適用しています。これらのデリバティブは、契約が締結された日の公正価値で資産又は負債として当初認識しています。
当初認識後の公正価値の変動は、ヘッジ対象及びヘッジ手段がヘッジ会計の要件を満たさない場合は純損益として認識しています。但し、ヘッジ関係がヘッジ会計の要件を満たしている場合において、キャッシュ・フロー・ヘッジのヘッジ手段の利得又は損失のうち有効なヘッジと判定される部分については、その他の包括利益として認識し、その累計額をその他の資本の構成要素として認識しています。その他の資本の構成要素として認識された金額は、ヘッジ対象が純損益として認識される場合に、その影響を相殺するよう純損益に振替えています。
(5) 現金及び現金同等物
現金及び現金同等物は、手許預金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されています。
(6) 有形固定資産
有形固定資産の測定には原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額で測定しています。
取得原価には、資産の取得に直接関連する費用、解体、除却及び原状回復費用の当初見積額を含めています。
減価償却費は、償却可能価額を各構成要素の耐用年数にわたり定額法により算定しています。減価償却方法、耐用年数及び残存価額は各年度末に見直しを行い、変更がある場合には、会計上の見積りの変更として、見積りを変更した期間及び将来に向かって適用しています。
主な耐用年数は、以下のとおりです。
・建物及び構築物:2年~50年
(7) 無形資産
無形資産の測定には原価モデルを採用し、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額で測定しています。
個別に取得した無形資産は、当初認識時に取得原価で測定しています。また、のれんとは別に企業結合で取得した識別可能な無形資産は、支配獲得日の公正価値で測定しています。
自己創設の無形資産については、資産化の要件を満たす開発費用を除き、その支出額はすべて発生した期の費用として計上しています。
耐用年数を確定できる無形資産の償却費は、償却可能価額を耐用年数にわたり定額法により算定しています。償却方法及び耐用年数は各年度末に見直しを行い、変更がある場合には、会計上の見積りの変更として、見積りを変更した期間及び将来に向かって適用しています。なお、耐用年数を確定できない無形資産については償却を行っていません。
主な耐用年数は、以下のとおりです。
・ソフトウエア:5年~7年
・顧客関連資産:2年~15年
(8) リース
① リースの対象
リース契約開始時、その契約がリースであるか否か又はその契約にリースが含まれているか否かを契約の実質を基に判断しています。契約の履行が、特定の資産や資産群の使用に依存し、その契約により、当該資産を使用する権利が与えられる契約の場合、当該資産はリースの対象となります。
② オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リースにおける支払額は、リース期間にわたって定額法により純損益で認識しています。
(9) 有形固定資産及び無形資産の減損
当社グループでは、決算日に有形固定資産及び耐用年数が確定できる無形資産が減損している可能性を示しているか否かを判定し、減損の兆候がある場合には、当該資産の回収可能価額に基づき減損テストを実施しています。
耐用年数が確定できない無形資産及び未だ利用可能でない無形資産は、償却を行わず、減損の兆候の有無にかかわらず年に一度、又は減損の兆候がある場合はその都度、減損テストを実施しています。
回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値と使用価値のいずれか高い方で測定しています。使用価値は、見積将来キャッシュ・フローを貨幣の時間価値及びその資産の固有のリスクを反映した税引前の割引率を用いて現在価値に割り引いて算定しています。
個々の資産又は資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、その帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失を純損益(その他の営業費用)に認識しています。
過年度に減損損失を認識した有形固定資産及び無形資産については、決算日において、減損の戻入れの兆候の有無を判定しています。
減損の戻入れの兆候があり、個々の資産又は資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を上回る場合には、回収可能価額と過年度に減損損失が認識されていなかった場合の償却又は減価償却控除後の帳簿価額とのいずれか低い方を上限として、減損損失の戻入れを認識しています。
(10) のれん
のれんは取得原価から減損損失累計額を控除した価額で測定しています。
のれんは、企業結合によるシナジーから便益を享受できると期待される資金生成単位又は資金生成単位グループに配分しています。当社グループは、各年度の一定の時期及び配分された資金生成単位又は資金生成単位グループに減損の兆候がある場合にはその時点で、減損テストを実施しています。
のれんが配分される資金生成単位又は資金生成単位グループについては、のれんが内部管理目的で監視される単位に基づき決定し、集約前のセグメントの範囲内となっています。
減損テストにおいて資金生成単位又は資金生成単位グループの回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、その差額を減損損失として認識します。減損損失は、資金生成単位又は資金生成単位グループに配分されたのれんの帳簿価額から減額し、次に資金生成単位又は資金生成単位グループにおけるその他の資産の帳簿価額の比例割合に応じて各資産の帳簿価額から減額しています。
のれんの減損損失は純損益(その他の営業費用)に認識し、その後の期間に戻入れは行っていません。
(11) 売却目的保有で保有する非流動資産
継続的使用ではなく、売却により回収が見込まれる資産又は資産グループのうち、1年以内に売却する可能性が非常に高く、かつ現状のままで直ちに売却可能で、当社グループの経営者が売却を確約している場合には、売却目的で保有する非流動資産又は処分グループとして分類しています。
売却目的で保有する非流動資産は減価償却又は償却を行わず、帳簿価額と売却コスト控除後の公正価値のうち、いずれか低い方の金額で測定しています。
(12) 引当金
当社グループは、過去の事象の結果として現在の債務(法的債務又は推定的債務)を有しており、当該債務を決済するために経済的便益を有する資源の流出が必要となる可能性が高く、かつ当該債務の金額について信頼できる見積りが可能である場合に引当金を認識しています。
貨幣の時間価値が重要な場合には、決済のために要すると見積もられた支出額の現在価値で測定しています。現在価値の算定には、貨幣の時間価値の現在の市場評価とその負債に固有のリスクを反映した税引前の割引率を用いています。
(13) 退職後給付
当社グループは、従業員の退職給付制度として、確定拠出制度及び確定給付制度を設けています。
確定拠出型の退職給付に係る費用は、従業員が役務を提供した期間に純損益として認識しています。
確定給付制度については、確定給付制度債務の現在価値及び関連する当期勤務費用並びに過去勤務費用を、予測単位積増方式を使用して制度ごとに個別に算定し、費用として認識しています。
割引率は、将来の毎年度の給付支払い見込み日までの期間を基に割引期間を設定し、割引期間に対応した決算日時点の優良社債の利回りに基づき算定しています。
また、確定給付負債の純額に係る利息の純額は、売上原価又は販売費及び一般管理費として計上しています。
当期に発生した確定給付負債の純額の再測定額はその他の包括利益として認識し、その累計額はその他の資本の構成要素に認識後、直ちに利益剰余金に振替えています。
(14) 資本
① 資本金及び資本剰余金
当社が発行した資本性金融資産は、発行価額を資本金及び資本剰余金に計上し、その発行に直接起因する取引費用(税効果考慮後)は発行価額の割合に応じて資本金及び資本剰余金から控除しています。
② 自己株式
自己株式を取得した場合は、その取得に直接起因する取引費用(税効果考慮後)を含む支払対価を、資本の控除項目として認識しています。自己株式を売却した場合、受取対価を資本の増加として認識しています。
(15) 株式に基づく報酬
当社グループは、株式報酬制度として、持分決済型の株式報酬制度及び現金決済型の株式報酬制度を導入しています。
① 持分決済型のストック・オプション
当社グループは、2016年3月期まで当社の取締役、執行役員及び専門役員(以下、「取締役等」という。)に対するインセンティブプランとして、持分決済型のストック・オプションを付与しています。
当社グループは、ストック・オプションの対価として受領したサービスは費用として認識し、対応する金額を資本の増加として認識しています。当該費用は、付与日におけるストック・オプションの公正価値によって見積っています。公正価値は、オプションの諸条件を考慮し、ブラック・ショールズモデル等を用いて算定しています。
② 持分決済型の役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託
当社グループは、2017年3月期から取締役等へのインセンティブプランとして、持分決済型の役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託を導入しています。
ポイントの付与日における公正価値は、付与日から権利が確定するまでの期間にわたり費用として認識し、対応する金額を資本の増加として認識しています。
③ 現金決済型の株式に基づく報酬制度
当社グループは、現金決済型の株式に基づく報酬制度について、発生した負債を公正価値で測定しています。当該負債の公正価値は、期末日及び決済日に再測定し、公正価値の変動を純損益に認識しています。
(16) 収益認識
当社グループは、主な収益を以下のとおり認識しています。
① 広告掲載サービスによる収益
当社グループは、住宅、結婚、旅行、飲食及び美容等に関する情報を、当社グループが運営するインターネットサイトや情報誌に掲載し、サービス利用・商品購入を検討する個人へ提供することで、顧客より広告掲載料を得ています。
また、新卒社員・中途社員等の採用を希望する顧客に対して、当社グループが運営するインターネットサイトや情報誌への広告掲載により募集から採用までの活動を支援することで、顧客より広告掲載料を得ています。
広告掲載サービスのうち、インターネットへの広告掲載による収益は、ウェブサイト上に広告が掲載される期間にわたって認識しています。また、情報誌への広告掲載サービスによる収益は、情報誌の発行日に認識しています。
② 人材紹介サービスによる収益
当社グループは、社員の中途採用を希望する顧客に対し、求める人材要件を整理した上で、職務経歴・スキル・志向の合った候補者を選定し、転職希望者を紹介する人材紹介サービスを提供しています。当社グループは、紹介した転職希望者の入社をもって、顧客から紹介料を得ています。人材紹介サービスに係る収益は、顧客への入社時点で認識しています。
③ 人材派遣サービスによる収益
当社グループは、事務職、製造業務・軽作業及び各種専門職等の人材を顧客に派遣する人材派遣サービスを提供しています。人材派遣サービスに係る収益は、派遣社員の派遣期間における稼動実績に応じて認識しています。
④ 物品の販売による収益
当社グループは、雑誌等の物品を顧客に販売しています。物品の販売による収益は、物品の所有に伴う重要なリスク及び経済価値が買手に移転し、販売した物品に対して、継続的な関与及び実質的な管理上の支配を保持せず、取引に関連した経済的便益が当社グループに流入する可能性が高く、取引に関連して発生した原価及び収益の額が信頼性を持って測定できる場合に認識しています。
(17) 法人所得税
法人所得税は、当期税金費用及び繰延税金費用の合計金額です。これらは、その他の包括利益又は資本において直接認識される項目から生じる税金及び企業結合から生じる税金を除き、純損益として認識しています。
① 当期税金費用
当期税金費用は、税務当局に対する納付又は税務当局からの還付が予想される金額を、決算日までに制定又は実質的に制定された税率を使用して測定しています。
② 繰延税金費用
繰延税金費用は、決算日における資産及び負債の税務基準額と会計上の帳簿価額との間の一時差異に基づいて算定しています。繰延税金資産は、将来減算一時差異、未使用の繰越税額控除及び税務上の繰越欠損金について、それらを回収できる課税所得が生じると見込まれる範囲において認識しています。繰延税金負債は、原則として、すべての将来加算一時差異について認識しています。
なお、以下の一時差異に対しては、繰延税金資産を認識していません。
・企業結合ではなく、かつ取引時に会計上の利益にも課税所得(税務上の欠損金)にも影響を与えない取引における資産又は負債の当初認識から生じる場合
・子会社及び関連会社に対する投資に係る将来減算一時差異に関して、予測可能な将来に当該一時差異が解消しない可能性が高い場合、又は当該一時差異の使用対象となる課税所得が稼得される可能性が低い場合
また、以下の一時差異に対しては、繰延税金負債を認識していません。
・のれんの当初認識から生じる場合
・企業結合ではなく、かつ取引時に会計上の利益にも課税所得(税務上の欠損金)にも影響を与えない取引における資産又は負債の当初認識から生じる場合
・子会社及び関連会社に対する投資に係る将来加算一時差異に関して、一時差異の解消時期をコントロールすることができ、予測可能な将来に当該一時差異が解消しない可能性が高い場合
繰延税金資産及び負債は、決算日までに制定又は実質的に制定されている税率に基づいて、資産が実現する又は負債が決済される時に適用されると予想される税率を使用して算定しています。
繰延税金資産及び負債は、当期税金資産及び負債を相殺する法律上強制力のある権利を有し、かつ法人所得税が同一の税務当局によって同一の納税主体に課されている場合に相殺しています。
4.重要な会計上の判断、会計上の見積り及び仮定
連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、会計上の見積り及び仮定の設定を行っています。見積り及び仮定は、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づく経営者の最善の判断に基づいています。しかし実際の結果は、その性質上、見積り及び仮定と異なることがあり、将来の不確実な経済条件の変動による影響を受けて、翌期以降の連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しています。これらの見積りの見直しによる影響は、当該見積りを見直した期間及び将来の期間において認識しています。
連結財務諸表で認識する金額に重要な影響を与える見積り及び仮定は、以下のとおりです。
(1) 企業結合により取得した資産及び引き受けた負債の公正価値の見積り
当社グループは、企業結合により取得した識別可能な資産及び引き受けた負債を、取得日の公正価値で測定しています。当該公正価値は、見積将来キャッシュ・フローや割引率等の仮定に基づいて算定されています。これらの仮定は、経営者の最善の見積りにより決定されますが、将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があります。
(2) 金融商品の公正価値の測定方法
特定の金融商品の公正価値は、観察不能なインプットを含む評価技法に基づき算定されています。観察不能なインプットは、将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があります。
(3) 有形固定資産、のれん及び無形資産の減損
当社グループは、有形固定資産、のれん及び無形資産について、「3.重要な会計方針」に従って、減損テストを実施しています。
減損テストにおける回収可能価額は、見積将来キャッシュ・フローや割引率等の仮定に基づいて算定されています。これらの仮定は、経営者の最善の見積りと判断により決定されますが、将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があります。
(4) 引当金
引当金は、将来において債務の決済に要すると見込まれる支出額の報告日における経営者の最善の見積りと判断に基づいて算定されています。
将来において債務の決済に要すると見込まれる支出額は、将来の起こりうる結果を総合的に勘案して算定されていますが、予想しえない事象の発生や状況の変化によって影響を受ける可能性があります。
(5) 確定給付制度債務の評価
当社グループは、退職給付制度として確定給付制度を設けています。当該制度に係る確定給付制度債務の現在価値及び関連する勤務費用等は、割引率や死亡率等の数理計算上の仮定に基づいて算定されています。
これらの仮定は、経営者の最善の見積りと判断により決定されますが、将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があります。
(6) 繰延税金資産の回収可能性
繰延税金資産は、将来減算一時差異、未使用の繰越税額控除及び税務上の繰越欠損金について、それらを回収できる課税所得が生じると見込まれる時期及び金額に基づき算定されています。
課税所得が生じると見込まれる時期及び金額は、経営者の最善の見積りと判断により決定されますが、将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があります。
5.企業結合等
前連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)
(1) Recruit Global Staffing B.V.(2018年1月にUSG People B.V.から社名変更)の株式取得について
① 被取得企業の名称及び説明
被取得企業の名称:Recruit Global Staffing B.V.
被取得企業の事業の内容:総合人材派遣事業
② 取得日
2016年6月1日
③ 取得した議決権付資本持分の割合
98.68%
④ 企業結合の主な理由
当社は、安定的かつ持続的な成長を目指し、国内既存事業の強化と同時に、グローバルな事業基盤の獲得及び拡大を推進しています。
人材派遣事業においては、海外展開の取り組みを加速・拡大するために、オランダを中心に欧州において総合人材派遣事業を展開するRecruit Global Staffing B.V.の株式を取得しました。
⑤ 被取得企業の支配を獲得した方法
現金を対価とする株式取得
⑥ 認識したのれんの構成要因
今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものです。
⑦ 取得対価及びその内訳
(単位:百万円)
対価金額
現金及び現金同等物177,775
合計177,775

⑧ 取得日における資産及び負債の公正価値、非支配持分及びのれん
(単位:百万円)
科目金額
流動資産(注1)56,542
非流動資産(注2)103,680
資産合計160,223
流動負債63,515
非流動負債(注3)59,666
負債合計123,181
純資産37,042
Recruit Global Staffing B.V.に対する非支配持分(注4)797
のれん(注5)141,530
合計177,775

(注1)現金及び現金同等物5,352百万円が含まれています。また、取得した営業債権の公正価値は47,561百万円です。
(注2)無形資産93,881百万円が含まれています。
(注3)長期借入金25,767百万円及び繰延税金負債26,363百万円が含まれています。
(注4)Recruit Global Staffing B.V.の非支配持分の公正価値は、清算時に企業の純資産の比例的な持分に対する権利をその保有者に与えているものについて、識別可能純資産の認識金額に対する持分相当額で測定する方法を採用しています。
(注5)当社は、Recruit Global Staffing B.V.への投資に対する為替リスクをヘッジするために、為替予約を実施していました。当該予定取引は、キャッシュ・フロー・ヘッジとしてヘッジ会計を適用しており、取得日のヘッジ手段の公正価値5,421百万円を、ベーシス・アジャストメントとして当該企業結合に伴い発生したのれんの当初認識額に加算しています。
⑨ 連結損益計算書に認識されている取得日以降の被取得企業の売上収益及び当期利益
連結損益計算書に含まれている、2016年6月1日以降のRecruit Global Staffing B.V.の売上収益は272,236百万円、当期利益4,546百万円です。
⑩ 取得日が連結会計年度の期首であったと仮定した場合の2017年3月31日に終了した連結会計年度における売上収益及び当期利益
Recruit Global Staffing B.V.が2016年4月1日から連結されていたと仮定した場合、連結損益計算書上の売上収益は1,995,411百万円、当期利益は133,813百万円です。
なお、影響の概算額については監査を受けていません。
⑪ 取得関連費用
当該企業結合に係る取得関連費用は1,258百万円であり、移行日である2016年4月1日以前に発生した540百万円については連結財政状態計算書の「利益剰余金」に、2017年3月31日に終了した連結会計年度に発生した718百万円については、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」にそれぞれ計上しています。
(2) ㈱ゆこゆこの株式譲渡について
前連結会計年度において、当社が保有する㈱ゆこゆこの全株式をゆこゆこホールディングス㈱へ譲渡しました。
① 受取対価、支配の喪失を伴う資産及び負債
(単位:百万円)
科目金額
受取対価20,023
支配の喪失を伴う資産及び負債
流動資産311
非流動資産1,027
流動負債771
非流動負債114
子会社株式売却益19,571

(注)子会社株式売却益を連結損益計算書の「その他の営業収益」に計上しています。
② 子会社の売却による収入
(単位:百万円)
科目金額
現金による受取対価20,023
その他873
売却した子会社における現金及び現金同等物△1
子会社の売却による収入20,895

当連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
当連結会計年度に生じた重要な企業結合等はありません。
6.事業セグメント
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているセグメントです。
当社グループは、事業の種類別に「HRテクノロジー事業」、「メディア&ソリューション事業」及び「人材派遣事業」の3つを報告セグメントとしています。
HRテクノロジー事業は、オンライン求人情報専門検索サイト「Indeed」と、これに関連する事業で構成されています。
メディア&ソリューション事業は、販促領域及び人材領域の2つの事業領域で構成されています。
人材派遣事業は、国内派遣及び海外派遣の2つの事業領域で構成されています。
(報告セグメントの変更等に関する事項)
当社グループでは、急速に変化するインターネット事業環境等に対応し、グローバル市場におけるニーズやビジネス機会をいち早く捉え、迅速な意思決定の下で、株主価値及び企業価値の最大化に取り組むことが重要と捉えています。本取り組みの一環として、2016年4月より、「HRテクノロジー」、「メディア&ソリューション」及び「人材派遣」の3つの戦略ビジネスユニット(Strategic Business Unit、以下、「SBU」という。)単位で事業価値の拡大に取り組んでいます。
これら取り組みの更なる強化に向け、当連結会計年度より、前述のSBUが取締役会による経営資源の配分の決定及び業績の評価の単位となったことから、報告セグメントを従来の「販促メディア事業」、「人材メディア事業」、「人材派遣事業」及び「その他事業」の区分から変更しています。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、区分変更後の報告セグメントの区分方法に基づき作成したものを開示しています。
(2) 報告セグメントに関する情報
報告セグメントの利益はEBITDA(営業利益+減価償却費及び償却費±その他の営業収益・費用)です。全社/消去のセグメント利益には、グループ会社に対する経営指導料及び各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれています。全社費用は、主にセグメントに帰属しない一般管理費です。セグメント間の内部売上収益又は振替高は市場実勢価格に基づいています。なお、セグメント資産は、算定していないため、記載を省略しています。
前連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)(単位:百万円)
報告セグメント全社/消去連結
HRテクノロジーメディア&ソリューション人材派遣合計
売上収益
外部顧客からの
売上収益
129,254654,3961,158,2711,941,922-1,941,922
セグメント間の内部
売上収益又は振替高
3,4533,80512,61219,870△19,870-
合計132,707658,2011,170,8831,961,792△19,8701,941,922
セグメント利益又は
セグメント損失(△)
16,704151,52965,652233,886△1,681232,205
減価償却費及び償却費52,425
その他の営業収益24,317
その他の営業費用10,583
営業利益193,513
持分法による
投資損益(△は損失)
4,432
金融収益3,046
金融費用2,062
税引前利益198,929

当連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント全社/消去連結
HRテクノロジーメディア&ソリューション人材派遣合計
売上収益
外部顧客からの
売上収益
213,260674,5391,285,5852,173,385-2,173,385
セグメント間の内部
売上収益又は振替高
5,2725,45413,28624,013△24,013-
合計218,533679,9941,298,8712,197,399△24,0132,173,385
セグメント利益又は
セグメント損失(△)
30,621156,15472,724259,500△1,086258,413
減価償却費及び償却費61,363
その他の営業収益5,760
その他の営業費用11,015
営業利益191,794
持分法による
投資損益(△は損失)
2,918
金融収益5,618
金融費用1,102
税引前利益199,228


(3) 製品及びサービスに関する情報
製品及びサービスの区分が報告セグメントと同一であるため、記載を省略しています。
(4) 地域に関する情報
① 外部顧客への売上収益
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
日本1,099,5751,172,254
米国332,497381,632
その他509,850619,499
合計1,941,9222,173,385

売上収益は、外部顧客の所在地に基づき分類しています。
② 非流動資産(金融資産及び繰延税金資産を除く。)
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
日本132,719148,682162,859
米国155,813156,320144,255
オランダ2,114182,409193,863
その他62,368100,174104,511
合計353,017587,587605,490

(5) 主要な顧客に関する情報
前連結会計年度及び当連結会計年度において、外部顧客への売上収益のうち、連結損益計算書の売上収益の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しています。
7.現金及び現金同等物
現金及び現金同等物の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
現金及び預金256,683270,196333,822
短期投資53,17685,00056,000
合計309,860355,196389,822

(注)現金及び現金同等物は、償却原価で測定する金融資産に分類しています。
8.営業債権及びその他の債権
営業債権及びその他の債権の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
売掛金222,559296,069325,277
その他931925976
貸倒引当金△1,491△2,538△3,138
合計221,998294,456323,116

(注)営業債権及びその他の債権は、償却原価で測定する金融資産に分類しています。
9.その他の金融資産
(1) その他の金融資産の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
資本性金融資産92,55991,79191,461
未収入金22,58721,60217,229
差入保証金15,78616,34518,062
その他3,7187,49811,698
貸倒引当金△2,997△2,494△548
合計131,655134,743137,903
流動資産21,79221,33019,864
非流動資産109,862113,413118,038
合計131,655134,743137,903

(注)資本性金融資産は原則としてその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産、未収入金及び差入保証金は償却原価で測定する金融資産にそれぞれ分類しています。
(2) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
株式等の資本性金融資産は、主に投資先との取引関係の維持強化、経営参加等を目的として保有しており、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定しています。
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の主な銘柄及びそれらの公正価値は以下のとおりです。
移行日 (2016年4月1日)
(単位:百万円)
銘柄公正価値
㈱電通27,853
日本テレビホールディングス㈱11,986
㈱東京放送ホールディングス4,651
㈱テレビ朝日ホールディングス4,239
58.com Inc.2,884
凸版印刷㈱2,710
大日本印刷㈱2,465

前連結会計年度(2017年3月31日)
(単位:百万円)
銘柄公正価値
㈱電通29,776
日本テレビホールディングス㈱12,373
㈱東京放送ホールディングス5,301
㈱テレビ朝日ホールディングス4,418
凸版印刷㈱3,258
大日本印刷㈱2,958
58.com Inc.1,826

当連結会計年度(2018年3月31日)
(単位:百万円)
銘柄公正価値
㈱電通23,022
日本テレビホールディングス㈱12,166
㈱東京放送ホールディングス6,019
㈱テレビ朝日ホールディングス4,874
58.com Inc.3,902
大日本印刷㈱2,709
凸版印刷㈱2,506


保有資産の効率化及び有効活用を図るため、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の売却を行っています。
期中における売却時点の公正価値、累積利得又は損失(税効果考慮前)及び受取配当金は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
売却日時点の公正価値9,888857
累積利得又は損失(税効果考慮前)4,194278
受取配当金1819

10.その他の資産
その他の資産の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
前払費用8,24111,97115,265
未収還付法人所得税5621,89714,543
長期前払費用5,1985,1376,096
その他6,0046,6468,356
合計20,00625,65244,261
流動資産14,45420,41038,159
非流動資産5,5525,2416,102
合計20,00625,65244,261

11.有形固定資産
有形固定資産の帳簿価額の増減、取得原価並びに減価償却累計額及び減損損失累計額は以下のとおりです。
帳簿価額
(単位:百万円)
建物及び構築物工具、器具
及び備品
その他合計
移行日(2016年4月1日)16,84014,8057,86939,515
取得7,6439,2221,39918,265
企業結合による取得1,3414014342,178
減価償却費△3,360△5,685△268△9,314
その他△1,082△323△80△1,486
前連結会計年度(2017年3月31日)21,38218,4209,35549,158
取得10,2479,7771,49121,515
減価償却費△4,897△6,390△368△11,656
その他△315△657△832△1,805
当連結会計年度(2018年3月31日)26,41521,1499,64657,211


取得原価
(単位:百万円)
建物及び構築物工具・器具
及び備品
その他合計
移行日(2016年4月1日)34,69135,5038,37778,572
前連結会計年度(2017年3月31日)45,15744,40511,082100,645
当連結会計年度(2018年3月31日)53,80951,19111,497116,498

減価償却累計額及び減損損失累計額
(単位:百万円)
建物及び構築物工具・器具
及び備品
その他合計
移行日(2016年4月1日)17,85120,69750739,057
前連結会計年度(2017年3月31日)23,77425,9851,72751,487
当連結会計年度(2018年3月31日)27,39330,0411,85159,286

減価償却費は、主に連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に計上しています。
12.のれん及び無形資産
(1) のれん及び無形資産の帳簿価額の増減、取得原価並びに償却累計額及び減損損失累計額は以下のとおりです。
帳簿価額
(単位:百万円)
のれん顧客関連資産ソフトウエアその他合計
移行日(2016年4月1日)169,26435,90870,54532,230307,949
取得-27042,0676,22948,566
企業結合による取得141,89265,8005,29222,800235,784
売却又は処分--△1,345△4△1,349
償却費-△9,985△25,761△7,363△43,110
減損損失△776-△1,360△1,562△3,698
在外営業活動体の換算差額△6,925△2,238△188△951△10,303
その他△181-△51446△649
前連結会計年度(2017年3月31日)303,27389,75488,73551,424533,188
取得--45,0417045,111
企業結合による取得3,4603,105-8317,397
売却又は処分--△1,634△30△1,664
支配喪失による減少--△1,200△0△1,200
償却費-△11,217△30,598△7,891△49,707
減損損失△589-△1,496△1△2,088
在外営業活動体の換算差額6,7994,34618552511,857
その他--△581△135△717
当連結会計年度(2018年3月31日)312,94485,98998,44944,792542,176


取得原価
(単位:百万円)
のれん顧客関連資産ソフトウエアその他合計
移行日(2016年4月1日)202,29256,933182,59557,332499,154
前連結会計年度(2017年3月31日)334,725120,916229,77683,892769,310
当連結会計年度(2018年3月31日)345,389127,220271,22980,705824,544

償却累計額及び減損損失累計額
(単位:百万円)
のれん顧客関連資産ソフトウエアその他合計
移行日(2016年4月1日)33,02821,024112,04925,101191,204
前連結会計年度(2017年3月31日)31,45231,161141,04032,467236,121
当連結会計年度(2018年3月31日)32,44441,230172,77935,912282,368

無形資産のソフトウエアは、主に自己創設ソフトウエアです。
無形資産の償却費は、主に連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に計上しています。
(2) 重要なのれん及び無形資産
のれんのうち、重要なものは、Recruit Global Staffing B.V.の株式取得により発生したのれん(前連結会計年度137,935百万円、当連結会計年度149,804百万円)及びIndeed, Inc.に関連するのれん(移行日88,920百万円、前連結会計年度88,533百万円、当連結会計年度85,411百万円)です。
のれん以外の無形資産のうち、重要なものは、Recruit Global Staffing B.V.の株式取得により発生した顧客関連資産(前連結会計年度60,272百万円、当連結会計年度60,681百万円)です。当連結会計年度における平均残存償却期間は、12年です。
(3) のれん及び耐用年数を確定できない無形資産の減損テスト
のれん及び耐用年数を確定できない無形資産の回収可能価額は使用価値により算定しており、のれんの使用価値の見積りには、税引前の加重平均資本コストを基礎として算出した割引率(前連結会計年度7.95%~27.10%、当連結会計年度7.97%~26.36%)を使用しています。
使用価値の算定には、資金生成単位又は資金生成単位グループにおいて経営者によって承認された事業計画に基づき、5年間の税引前キャッシュ・フロー予測等を使用しており、事業計画が対象としている期間を超える期間については、継続価値を算定しています。事業計画は、業界の将来の趨勢に関する経営者の評価と過去のデータを反映したものであり、外部情報及び内部情報に基づき作成しています。継続価値の算定には、各資金生成単位の成長率(前連結会計年度1.22%~4.92%、当連結会計年度0%~2.46%)を使用しています。
のれん及び耐用年数を確定できない無形資産を配分した資金生成単位又は資金生成単位グループにおいて、減損テストに用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、重要な減損が発生する可能性は低いと判断しています。
13.リース
(1) リースの概要
当社グループは、オフィスビル等を賃借して使用しています。リース契約には更新オプションを含むものがありますが、エスカレーション条項を含む重要なリース契約はありません。また、リース契約によって課された重要な制限(追加借入及び追加リースに関する制限等)はありません。
(2) 解約不能オペレーティング・リースの将来最低支払リース料
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
1年以内6,58311,69319,466
1年超5年以内15,87526,29246,376
5年超7,4828,42534,759
合計29,94146,412100,602


14.法人所得税
(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
繰延税金資産
繰越欠損金5012,55640,287
従業員給付に係る負債34,08034,63238,575
繰延収益9,77610,18410,974
その他20,56026,37417,475
繰延税金資産合計64,91973,747107,313
繰延税金負債
子会社及び関連会社に対する投資33,37732,75476,197
有形固定資産、のれん及び無形資産21,89444,92332,504
その他12,86515,92816,194
繰延税金負債合計68,13793,606124,895
繰延税金資産(△負債)の純額△3,218△19,859△17,582

(注)当社グループは、繰延税金資産の認識に当たり、将来加算一時差異、将来課税所得及びタックスプランニングを考慮しています。
繰延税金資産及び繰延税金負債の増減の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
繰延税金資産(△負債)の純額
期首残高△3,218△19,859
純損益を通じて認識5,6654,102
その他の包括利益において認識△2,867426
企業結合による取得△26,363△1,053
その他(注)6,925△1,197
期末残高△19,859△17,582

(注)その他には在外営業活動体の換算差額が含まれています。
(2) 連結財政状態計算書上で繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異等
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
将来減算一時差異299,484309,781213,877
繰越欠損金34,05962,07669,415

連結財政状態計算書上で繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の失効期限別内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
1年以内11,6701,584
1年超5年以内4,3982,7763,583
5年超及び無期限29,65957,62964,247
合計34,05962,07669,415

(3) 法人所得税費用の内訳
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
当期税金費用67,33451,000
繰延税金費用△5,665△4,102
合計61,66946,898

(注)当連結会計年度において、米国を中心とした税制改正の影響により、繰延税金費用が4,855百万円減少しています。
(4) 法定実効税率と実際負担税率の調整表
(単位:%)
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
法定実効税率30.930.9
(調整)
子会社の適用税率との差異3.72.8
持分法による投資損益△0.7△0.4
税額控除△1.6△0.4
税制改正による税率変更等の影響0.1△2.4
子会社及び関連会社に対する投資に係る税効果△2.2△7.7
その他0.80.7
実際負担税率31.023.5

(注)当社は、主に法人税、住民税及び損金算入される事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は前連結会計年度及び当連結会計年度において30.9%となっています。但し、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されています。
15.営業債務及びその他の債務
営業債務及びその他の債務の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
買掛金48,46755,94760,435
未払費用84,65298,464123,481
その他20,15419,53520,255
合計153,274173,947204,172

(注)営業債務及びその他の債務は、償却原価で測定する金融負債に分類しています。
16.社債及び借入金
社債及び借入金の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度(2017年3月31日)当連結会計年度
(2018年3月31日)
平均利率(%)
(注1)
返済期限
社債(注2)-49,84349,8710.142024年3月8日
借入金15,044161,744133,204△0.192033年2月1日
小計15,044211,587183,075--
流動負債15,04424,96724,068
非流動負債-186,620159,007
合計15,044211,587183,075

(注1)「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率であり、金利通貨スワップによりヘッジした後の実質金利を記載しています。
(注2)社債の内訳は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
会社名銘柄発行年月日移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
利率(%)担保償還期限
当社第1回無担保社債2017年
3月9日
-29,90629,9250.09無担保2022年
3月9日
当社第2回無担保社債2017年
3月9日
-19,93719,9460.22無担保2024年
3月8日
合計---49,84349,871---

17.その他の負債
その他の負債の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
繰延収益32,71034,45634,118
未払消費税等13,41528,23333,489
未払賞与20,55927,40435,464
未払有給休暇22,25738,79541,539
その他35,49058,40563,271
合計124,432187,295207,883
流動負債112,030169,551190,145
非流動負債12,40117,74317,738
合計124,432187,295207,883

18.引当金
引当金の内訳及び増減は、以下のとおりです。
当連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
ポイント引当金
(注1)
資産除去債務
(注2)
その他合計
期首残高6,9413,5862,78513,313
増加額5,5471,2571,0427,848
目的使用による減少額△6,556△47△1,408△8,012
戻入れ△733△103△330△1,168
その他3108497
期末残高5,2024,7022,17312,078
流動5,2021361,6957,034
非流動-4,5654785,043
合計5,2024,7022,17312,078

(注1)当社グループは、販売促進を目的としてポイントを発行し、会員へ付与したポイントの利用に備えて、将来利用されると見込まれる金額をポイント引当金として計上しています。会員によるポイントの利用金額又は時期については、不確実性があります。
(注2)当社グループが使用するオフィスの賃貸借契約等に伴う原状回復義務に備えて、過去の実績及び第三者の見積もり等に基づき将来支払うと見込まれる金額を計上しています。原状回復に係る支出は、主に1年以上経過した後になることが見込まれていますが、将来の事業計画等により影響を受けます。
19.従業員給付
(1) 退職後給付
当社グループは、退職給付制度として、退職一時金制度、確定給付企業年金制度及び確定拠出年金制度を設けています。
退職一時金制度は、外部積立を行わず、内部積立のみをもって一時金を支払う非積立型の制度です。
退職一時金は各社の就業規則等の退職金規程に基づき給与や勤務期間、勤続した各年に獲得したポイント、その他条件に基づいた金額が支払われます。
当社グループの一部の子会社は、確定給付企業年金制度を設けており、勤続した各年に獲得したポイントに基づいた一時金又は年金が支給されます。確定給付企業年金制度において、法令及び規約を遵守し、加入者のために忠実に積立金の管理及び運用に関する業務を遂行する責任を負っています。
① 確定給付制度から生じた連結財務諸表上の金額
連結財政状態計算書で認識した確定給付負債の純額の金額は以下のとおりです。
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
確定給付制度債務の現在価値
(制度資産あり)
2,4374,8535,478
制度資産の公正価値1,1373,4733,564
小計1,2991,3801,913
確定給付制度債務の現在価値
(制度資産なし)
42,72041,96843,867
小計44,01943,34945,781
連結財政状態計算書の金額
確定給付負債の純額44,01943,34945,781

確定給付制度債務の加重平均デュレーションは以下のとおりです。
(単位:年)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
加重平均デュレーション10.711.09.5


② 確定給付制度債務の調整表
確定給付制度債務の現在価値の変動は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
期首の確定給付制度債務の現在価値45,15846,822
当期勤務費用5,0566,079
利息費用150173
給付支払額△4,282△4,320
数理計算上の差異(注)△1,342△64
過去勤務費用(△利得)-670
企業結合により引き受けた債務2,662-
その他△580△15
期末の確定給付制度債務の現在価値46,82249,346

(注)確定給付制度債務に係る数理計算上の差異は、財務上の仮定の変化等により発生しています。
③ 制度資産の調整表
制度資産の公正価値の変動は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
期首の制度資産の公正価値1,1373,473
制度への拠出232187
企業結合により引き受けた制度資産2,177-
その他△74△95
期末の制度資産の公正価値3,4733,564

制度資産の公正価値の種類別内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
株式613735676
債券389464407
現金及び現金同等物323732
生命保険の一般勘定-2,1232,322
その他103111125
合計1,1373,4733,564


④ 将来キャッシュ・フローへの影響
主要な数理計算上の仮定(加重平均)は以下のとおりです。
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
割引率0.2%0.3%0.4%

感応度分析
数理計算上の仮定が変化した場合の期末の確定給付制度債務の現在価値の変動は以下のとおりです。
この分析は、その他の変数が一定との前提を置いていますが、実際には独立して変化するとは限りません。
なお、マイナスは確定給付制度債務の現在価値の減少を、プラスは確定給付債務の現在価値の増加を表しています。
(単位:百万円)
基礎率の変化移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
割引率0.5%の上昇△2,508△2,026△2,075
0.5%の低下1,5502,4462,014

⑤ 確定拠出制度への影響
前連結会計年度及び当連結会計年度における当社グループの確定拠出年金制度の拠出に係る費用計上額は、そ
れぞれ50,365百万円、53,547百万円です。連結損益計算書の売上原価並びに販売費及び一般管理費に計上して
います。
(2) 従業員給付費用
前連結会計年度及び当連結会計年度における連結損益計算書の売上原価並びに販売費及び一般管理費に含まれる従業員給付費用の合計額は、それぞれ1,222,431百万円、1,373,446百万円です。
20.資本金及びその他の資本項目
(1) 資本金
授権株式数(株)
(無額面普通株式)
発行済株式数(株)
(無額面普通株式)
移行日(2016年4月1日)2,000,000,000565,320,010
期中増減--
前連結会計年度(2017年3月31日)2,000,000,000565,320,010
期中増減(注)4,000,000,0001,130,640,020
当連結会計年度(2018年3月31日)6,000,000,0001,695,960,030

(注)当連結会計年度の授権株式数及び発行済株式数の増加は、2017年7月1日を効力発生日とした普通株式1株につき3株の割合での株式分割によるものです。
(2) 自己株式
株数(株)
移行日(2016年4月1日)584,200
期中増減(注1)7,874,360
前連結会計年度(2017年3月31日)8,458,560
期中増減(注2)16,954,007
当連結会計年度(2018年3月31日)25,412,567

(注1)前連結会計年度における自己株式数の増加は、主に、取締役会決議による自己株式の取得によるものです。
(注2)当連結会計年度における自己株式数の増加は、主に、2017年7月1日を効力発生日とした普通株式1株につき3株の割合での株式分割によるものです。
(3) 資本剰余金
会社法では、株式の発行に対しての払込み又は給付の2分の1以上を資本金に組み入れ、残りは資本剰余金に含まれている資本準備金に組み入れることが規定されています。資本準備金は株主総会の決議により、資本金に組み入れることができます。
(4) 利益剰余金
会社法では、剰余金の配当により減少する剰余金の額の10分の1を、資本準備金及び利益準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで資本準備金又は利益準備金として積み立てることが規定されています。積み立てられた利益準備金は、欠損填補に充当することができ、また株主総会の決議をもって、利益準備金を取り崩すことができます。
21.配当金
配当金の支払額は以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)
決議株式の種類配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額
(円)
基準日効力発生日
2016年5月13日
取締役会
(注)
普通株式28,236502016年3月31日2016年6月22日

(注)1株当たり配当額については、2017年7月1日付の株式分割を考慮していません。
当連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
決議株式の種類配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額
(円)
基準日効力発生日
2017年5月12日
取締役会
(注1、2)
普通株式36,213652017年3月31日2017年6月21日
2017年11月14日
取締役会
(注3)
普通株式18,388112017年9月29日2017年12月8日

(注1)1株当たり配当額については、2017年7月1日付の株式分割を考慮していません。
(注2)配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金17百万円が含まれています。
(注3)配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金13百万円が含まれています。
配当の効力発生日が翌連結会計年度となるものは以下のとおりです。
決議株式の種類配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額
(円)
基準日効力発生日
2018年5月15日
取締役会
(注)
普通株式20,060122018年3月31日2018年6月20日

(注)配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金13百万円が含まれています。
22.販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
販売手数料44,15344,353
販売促進費44,00642,974
広告宣伝費108,709138,150
従業員給付費用264,686316,506
業務委託料83,68289,307
賃借料37,15241,424
減価償却費及び償却費51,71360,555
その他76,52783,960
合計710,631817,233


23.その他の営業収益
その他の営業収益の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
子会社株式売却益22,1873,489
その他2,1292,271
合計24,3175,760

24.その他の営業費用
その他の営業費用の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
減損損失4,4382,250
事業統合関連費用1,4401,294
有形固定資産及び無形資産除却損1,6731,754
子会社株式売却損-2,265
その他3,0303,450
合計10,58311,015

25.その他の包括利益
その他の包括利益の各項目の内訳とそれらに係る税効果額(非支配持分を含む。)は以下のとおりです。
(単位:百万円)
区分前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
税効果前税効果税効果考慮後税効果前税効果税効果考慮後
純損益に振替えられることのない項目:
その他の包括利益を通じて測定
する金融資産の公正価値の純変動
当期発生額7,307△2,1785,129△1,251359△892
期中増減7,307△2,1785,129△1,251359△892
確定給付型退職給付制度の
再測定額
当期発生額1,343△420923△326107△219
期中増減1,343△420923△326107△219
持分法によるその他の包括利益
に対する持分相当額
当期発生額188-188731-731
期中増減188-188731-731
純損益にその後に振替えられる可能性のある項目:
在外営業活動体の換算差額
当期発生額△11,5077△11,4992,614772,691
当期利益への組替調整2△02253△78175
期中増減△11,5046△11,4972,868△12,867
キャッシュ・フロー・ヘッジの
公正価値の変動額の有効部分
当期発生額18,165△5,56112,604△2,882882△2,000
当期利益への組替調整△17,2675,287△11,9793,010△9212,088
期中増減898△274624128△3988
その他の包括利益合計△1,765△2,867△4,6322,1494262,576


26.1株当たり利益
(1) 基本的1株当たり当期利益の金額及び算定上の基礎は以下のとおりです。
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
基本的1株当たり当期利益(円)81.3390.79
(算定上の基礎)
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円)136,654151,667
親会社の普通株主に帰属しない金額(百万円)--
基本的1株当たり当期利益の計算に使用する
当期利益(百万円)
136,654151,667
普通株式の加重平均株式数(千株)1,680,3291,670,462

(2) 希薄化後1株当たり当期利益の金額及び算定上の基礎は以下のとおりです。
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
希薄化後1株当たり当期利益(円)81.1990.60
(算定上の基礎)
希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益
基本的1株当たり当期利益の計算に使用する
当期利益(百万円)
136,654151,667
当期利益調整額(百万円)--
希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する
当期利益(百万円)
136,654151,667
希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する普通株式
の加重平均株式数
基本的1株当たり当期利益の計算に使用する普通株式
の加重平均株式数(千株)
1,680,3291,670,462
希薄化性潜在普通株式の影響(千株)2,8993,534
希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する
普通株式の加重平均株式数(千株)
1,683,2291,673,997

(注)当社は、2017年7月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っています。
前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、基本的1株当たり当期利益の金額及び希薄化後1株当たり当期利益の金額を算定しています。
27.株式報酬
(1) ストック・オプション制度
① ストック・オプション制度の概要
当社はストック・オプション制度を採用しており、当社の取締役、執行役員及び専門役員(以下、「取締役等」という。)に対してストック・オプションを付与しています。
ストック・オプションは、当社の株主総会において承認された内容に基づき、当社の取締役会で決議された対象者に対して新株予約権として付与されています。
新株予約権の新株予約権者は、新株予約権を行使することができる期間内において、取締役等のいずれの地位も喪失した日から10日を経過する日までに限り、新株予約権を行使することができます。権利行使期間は割当契約に定められた期間であり、その期間内に新株予約権が行使されない場合は、当該新株予約権は失効します。
当社のストック・オプション制度は、持分決済型の株式報酬として会計処理されています。
なお、当社は2014年7月31日付で普通株式1株につき10株の、2017年7月1日付で普通株式1株につき3株の株式分割を行っています。各連結会計年度のストック・オプションについては、当該株式分割調整後の数値を記載しています。
当連結会計年度に存在する株式報酬契約は以下のとおりです。
種類2013年度2014年度2015年度
付与日2013年8月31日2014年12月26日2015年9月25日
付与数普通株式 1,002,000株普通株式 876,000株普通株式 967,800株
契約年数20年20年20年
決済方法持分決済持分決済持分決済

② 株式に基づく報酬費用
連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれている、ストック・オプション制度による費用計上額は、前連結会計年度及び当連結会計年度ともに該当ありません。
③ ストック・オプションの数の変動及び加重平均行使価格
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
オプション数加重平均行使価格(円)オプション数加重平均行使価格(円)
期首発行済残高2,720,4001.002,595,0001.00
付与----
行使125,4001.00309,3001.00
失効----
満期消滅----
期末発行済残高2,595,0001.002,285,7001.00
期末現在の行使可能残高2,595,0001.002,285,7001.00

期中に行使されたストック・オプションの行使日における加重平均株価は、前連結会計年度1,111円、当連結会計年度2,008円であり、加重平均残存契約年数は、前連結会計年度17.5年、当連結会計年度16.5年です。
(2) 業績連動型株式報酬制度
① 業績連動型株式報酬制度の概要
当社は、取締役等へのインセンティブプランとして、2017年3月期より株式報酬制度(以下、「本制度」という。)を導入しています。
本制度は、取締役等の報酬と当社の株式価値との連動性をより明確にし、中長期的な業績向上と企業価値増大への貢献意識を高めることを目的としています。本制度は、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託と称される仕組みを採用しており、役位及び業績目標達成度等に応じて当社株式及び当社株式の換価処分金相当額の金銭を取締役等に交付又は給付する制度です。
本制度は、持分決済型の株式報酬として会計処理されています。
② 株式に基づく報酬費用
連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれている、業績連動型株式報酬制度による費用計上額は、前連結会計年度において1,175百万円、当連結会計年度において1,026百万円です。
③ 業績連動型株式報酬制度に基づき期中に付与された当社株式の公正な評価単価の測定方法
期中に付与された当社株式の加重平均公正価値は、以下の前提条件に基づき、算定しています。
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
付与日2016年12月1日2017年6月1日
付与数(株)(注1)849,918507,804
付与日の公正価値(円)(注1、2、3)1,3842,089
権利確定条件(注4)(注4)

(注1)当社は、2017年7月1日付で普通株式1株につき3株の株式分割を行っています。
付与数及び付与日の公正価値は株式分割後の株式数に換算して記載しています。
(注2)株式付与については、その公正価値の評価に際して、観察可能な市場価格を基礎として測定しています。
(注3)予想配当は、公正価値の測定に織り込んでいません。
(注4)付与日以降、権利確定日まで継続して勤務していることが権利確定条件となっています。
28.金融商品
(1) 資本管理
資本管理に関する詳細は、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の分析 ⅲ 資本の財源及び資金の流動性」に記載のとおりです。
(2) 財務上のリスク管理
当社グループは、経営活動を行う過程において、財務上のリスク(信用リスク・流動性リスク・為替リスク・金利リスク・価格リスク)に晒されています。そのため、財務上のリスクのモニタリングを行い、リスクを回避又は低減するための対応を必要に応じて実施しています。
また、当社グループは、デリバティブ取引を為替リスク又は金利リスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針です。
(3) 信用リスク管理
当社グループの営業債権である受取手形及び売掛金並びに信用保証に係る債権は、顧客の信用リスクに晒されています。
当社グループは、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図るため、新規取引先等の審査を行っています。また、営業債権及び信用保証に係る債権については、取引先ごとに期日及び残高の管理を行い、主要な取引先については、状況を定期的にモニタリングしています。また、カウンターパーティーリスクを軽減するために、格付の高い金融機関とのみ取引を行っています。
なお、当社グループでは特定の相手先に対する過度に集中した信用リスクはありません。
保証債務を除き、当社グループの信用リスクに対する最大エクスポージャーは連結財政状態計算書に表示される金融資産の減損後の帳簿価額です。
① 貸倒引当金の調整表
(単位:百万円)
貸倒引当金信用保証に係る債権及びその他の債権営業債権
12ヶ月の
予想信用損失
信用保証に係る債権及びその他の債権全期間の
予想信用損失
信用リスクが著しく
増大した資産
信用減損金融資産
移行日(2016年4月1日)3342612,1121,780
増加額702173592,746
減少額(目的使用)△23△35△837△1,007
減少額(戻入)△33△113△65△1,041
振替△0△112113-
その他△123--431
前連結会計年度(2017年3月31日)2242171,6822,909
増加額4122051402,787
減少額(目的使用)△126△18△351△1,508
減少額(戻入)△197△126△30△868
振替3△7269-
支配喪失による減少△15△205△1,510△0
その他3--62
当連結会計年度(2018年3月31日)304--3,382

② 信用リスク・エクスポージャーの評価
信用保証に係る債権
信用保証に係る債権に重要性はありません。
営業債権及びその他の債権
単独の相手先又はその相手先が所属するグループについて、過度に集中した信用リスクを有していません。
(4) 流動性リスク管理
当社グループは、各社が適宜に資金繰り計画を作成及び更新し、収支の状況に応じた手元流動性を確保すること等により、流動性リスクを管理しています。また、当社グループは、資金余剰の連結子会社から資金を預かり、資金不足の連結子会社へ貸し出しをするグループファイナンスを行い、資金の集中・管理を行っています。
金融負債の期日別残高は以下のとおりであり、契約上のキャッシュ・フローは利息支払額を含んだ割引前のキャッシュ・フローを記載しています。
移行日(2016年4月1日)(単位:百万円)
帳簿価額契約上の
キャッシュ・フロー
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
(デリバティブ以外の金融負債)
営業債務及び
その他の債務
153,274153,274153,050223----
社債及び借入金15,04415,17515,175-----
(デリバティブ)
デリバティブ負債3,3643,3643,364-----
合計171,683171,814171,591223----

前連結会計年度(2017年3月31日)(単位:百万円)
帳簿価額契約上の
キャッシュ・フロー
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
(デリバティブ以外の金融負債)
営業債務及び
その他の債務
173,947173,947173,9452----
社債及び借入金211,587212,90225,19725,05625,03125,00754,98257,626
(デリバティブ)
デリバティブ負債--------
合計385,535386,850199,14325,05825,03125,00754,98257,626

当連結会計年度(2018年3月31日)(単位:百万円)
帳簿価額契約上の
キャッシュ・フロー
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
(デリバティブ以外の金融負債)
営業債務及び
その他の債務
204,172204,172203,620552----
社債及び借入金183,075190,14326,11425,75525,39625,03754,65133,187
(デリバティブ)
デリバティブ負債3,6623,662665665665665665332
合計390,911397,978230,40026,97326,06225,70355,31733,520

(注)キャッシュ・フローが発生すると見込まれる期間及び純損益に影響を与える期間は同一です。
(5) 為替リスク
① 為替リスク管理
当社グループの活動は、為替レートの急激な変動によるリスクに晒されています。
なお、一部の外貨建債権債務については、個別の案件ごとに為替の変動リスクをヘッジしています。
② 為替感応度分析
各報告期間において、円が米ドルに対して1%増加した場合の、当社グループの純損益に与える影響額は、以下のとおりです。計算に当たり使用した通貨以外の通貨は変動しないものと仮定しています。なお、機能通貨建ての金融商品並びに在外営業活動体の資産及び負債を円貨に換算する際の影響は含んでいません。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
税引前利益
米ドル△63818

(6) 金利リスク
① 金利リスク管理
借入金の使途は、運転資金及び投資資金であり、大部分が変動金利であるため金利の変動リスクに晒されています。借入金に係る金利の変動リスクについては、スワップ取引等を利用して利息の一部を固定化しています。
(7) 価格リスク
① 価格リスク管理
当社グループは、資本性金融商品から生じる市場価格の変動リスクに晒されています。
資本性金融商品については、定期的に市場価格や発行体の財務状況等を把握し、発行体との関係性を勘案しながら保有状況を継続的に見直しています。
② 価格感応度分析
各連結会計年度末において、活発な市場のある資本性金融資産の公正価値が一律10%下落した場合のその他の包括利益に与える影響額(税効果考慮前)は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
その他の包括利益(税効果考慮前)△6,747△6,600


(8) デリバティブ及びヘッジ会計
① リスク管理方針
当社グループでは為替リスクや金利リスクをヘッジするために、デリバティブを利用しています。デリバティブは実需を伴う取引に限定し、投機目的では保有していません。当社グループは、市場リスクに対してナチュラルヘッジを活用できない場合に、リスク管理方針に基づきヘッジ指定を行い、ヘッジ会計を適用しています。
事業活動上で発生する金利リスクや為替リスクを軽減するために、キャッシュ・フロー・ヘッジを適用しています。また、ヘッジ対象とヘッジ手段の重要な条件が一致しているか、あるいは、密接に合致しているかについての定性的評価、あるいはヘッジ対象とヘッジ手段の価値が同一のリスクにより価値変動を相殺しあう関係にあることの定量的評価を通じて、ヘッジ対象とヘッジ手段の間の経済的関係の存在を確認しています。
非有効部分の発生が見込まれるヘッジ関係については、定量的な手法で非有効金額を算定しています。当社グループは有効性の高いヘッジを行っており、非有効部分の金額に重要性はありません。
ヘッジ会計を適用するデリバティブは、リスク管理方針の下に管理を行い、リスクの一部もしくは全部に対してヘッジ会計を適用しています。
② デリバティブの定量情報(ヘッジ会計適用分)
(単位:百万円)
ヘッジ手段移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
想定元本帳簿価額想定元本帳簿価額想定元本帳簿価額
為替リスク為替予約173,287312----
金利リスク/為替リスク金利通貨スワップ--97,33443882,359△3,662
合計173,28731297,33443882,359△3,662

連結財政状態計算書において、デリバティブから生じた資産は「その他の金融資産」、負債は「その他の金融負債」に計上しています。
公正価値は取引金融機関から提示された価格に基づいて算定しています。
キャッシュ・フロー・ヘッジのキャッシュ・フローが発生すると見込まれる期間は、1年から6年であり、純損益に影響を与えることになると見込まれる期間はほぼ同時であると予測されます。
③ ヘッジ会計の適用による連結損益計算書及び連結包括利益計算書に与える影響
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
キャッシュ・
フロー・ヘッジ
剰余金に認識した
ヘッジ損益
キャッシュ・
フロー・ヘッジ
剰余金から純損益に
リサイクルした金額
キャッシュ・
フロー・ヘッジ
剰余金に認識した
ヘッジ損益
キャッシュ・
フロー・ヘッジ
剰余金から純損益に
リサイクルした金額
為替リスク6,612△5,987--
金利リスク/為替リスク5,992△5,992△2,0002,088
合計12,604△11,979△2,0002,088

キャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金から純損益にリサイクルした金額は、連結損益計算書の「金融収益」又は「金融費用」に計上しています。
29.公正価値測定
(1) 公正価値の測定方法
資産
現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権については、短期間で決済されるものであり、帳簿価額が公正価値に近似しています。
その他の金融資産の公正価値は以下を除き、資産の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しており、帳簿価額は公正価値に近似しています。
① 資本性金融資産
資本性金融資産のうち活発な市場が存在する銘柄の公正価値は、市場価格に基づいて算定しています。活発な市場が存在しない銘柄の公正価値は、主に割引キャッシュ・フロー法に基づく評価技法及び知識のある自発的な当事者間での最近の独立第三者間取引の利用に基づく評価技法を用いて評価しています。
② デリバティブ資産
デリバティブ資産の公正価値は、取引金融機関から提示された価格に基づいて算定しています。
負債
営業債務及びその他の債務、短期借入金については、短期間で決済されるものであり、帳簿価額が公正価値に近似しています。
長期借入金の公正価値は、元利金の合計額を、新規に同様に借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しています。
社債の公正価値は、市場価格を参照して算定しています。
その他の金融負債の公正価値は以下を除き、負債の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しており、帳簿価額は公正価値に近似しています。
① デリバティブ負債
デリバティブ負債の公正価値は、取引金融機関から提示された価格に基づいて算定しています。
(2) 公正価値ヒエラルキー
当社グループにおける公正価値の測定レベルは、市場における観察可能性に応じて次の3つに区分しています。
レベル1:活発に取引される市場で公表価格により測定された公正価値
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接、又は間接的に使用して算定された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算定された公正価値
公正価値測定に複数のインプットを使用している場合には、その公正価値測定の全体において重要な最も低いレベルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しています。
前連結会計年度及び当連結会計年度においてレベル1、2及び3の間の重要な振替はありません。なお、当社グループは、各ヒエラルキー間の振替を、振替を生じさせた事象が発生した報告期間の末日において認識しています。
① 経常的に公正価値測定で測定する金融資産及び負債のレベル別の内訳
各連結会計年度における金融商品の公正価値ヒエラルキーのレベル別の内訳は、次のとおりです。
移行日 (2016年4月1日)
(単位:百万円)
帳簿価額レベル1レベル2レベル3
金融資産
資本性金融資産92,55969,251-23,308
デリバティブ資産312-312-
金融資産合計92,87269,25131223,308
金融負債
デリバティブ負債3,364-3,364-
金融負債合計3,364-3,364-

前連結会計年度 (2017年3月31日)
(単位:百万円)
帳簿価額レベル1レベル2レベル3
金融資産
資本性金融資産91,79167,471-24,320
デリバティブ資産438-438-
金融資産合計92,23067,47143824,320
金融負債
デリバティブ負債----
金融負債合計----


当連結会計年度 (2018年3月31日)
(単位:百万円)
帳簿価額レベル1レベル2レベル3
金融資産
資本性金融資産91,46166,012-25,449
デリバティブ資産412-412-
金融資産合計91,87466,01241225,449
金融負債
デリバティブ負債3,662-3,662-
金融負債合計3,662-3,662-

レベル1の資本性金融資産は、主に活発な市場が存在する株式です。
レベル2のデリバティブ資産及びデリバティブ負債は、主に金利スワップ、通貨スワップ及び先物為替予約等のデリバティブ金融商品です。
レベル3の資本性金融資産は、主に活発な市場が存在しない非上場株式等です。
公正価値ヒエラルキーレベル3に区分される経常的な公正価値測定について、期首残高から期末残高への調整表は次のとおりです。
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
期首残高23,30824,320
その他の包括利益(注)△72723
購入4,0653,078
売却△2,052△220
その他△274△1,752
期末残高24,32025,449

(注)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、「その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動」に含まれています。
② 償却原価で測定する金融資産及び金融負債
各連結会計年度における償却原価で測定する金融資産及び金融負債の帳簿価額と公正価値は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当連結会計年度
(2018年3月31日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
社債--49,84349,95349,87149,989

上記の表には、償却原価で測定する金融資産及び金融負債のうち、帳簿価額が公正価値と近似するものを含めていません。なお、長期借入金は、主に変動金利によるものであり、市場金利が反映されるため、帳簿価額が公正価値に近似しています。
長期借入金の公正価値ヒエラルキーはレベル3に該当しています。
社債の公正価値ヒエラルキーはレベル2に該当しています。
30.関連当事者取引
(1) 関連当事者との取引
関連当事者との取引(連結財務諸表において消去されたものを除く。)については、重要な取引等がないため、記載を省略しています。
(2) 経営幹部に対する報酬
当社の取締役に対する報酬は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
種類前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
当連結会計年度
(自 2017年4月1日
至 2018年3月31日)
短期報酬379318
退職後給付225
株式報酬445347
合計826690

31.主要な子会社
当社の主要な子会社は「第1 企業の概況 4 関係会社の状況 連結子会社」に記載のとおりです。
32.後発事象
株式取得による会社等の買収
当社は、米国未上場企業Glassdoor, Inc.の発行済全株式を、当社の子会社RGF OHR USA Merger Sub Inc.を通じて現金を対価として取得することを決定し、最終契約書を2018年5月9日付で締結しました。本買収の概要は以下のとおりです。
(1) 買収の概要
① 相手企業の名称及び取得した事業の内容
相手企業の名称 Glassdoor, Inc.(以下、「Glassdoor」という。)
事業の内容 求人企業の口コミ及び給与情報に関する膨大なデータを有するオンライン求人サイトの運営
② 買収の目的
当社は、人材事業領域におけるインターネット・テクノロジーを活用した事業変革の可能性を追求するために、グローバルオンラインHRプラットフォームとして成長する求人検索サイトを運営するIndeedを2012年に買収しました。中期的に、米国及びグローバル市場においてIndeedの既存事業の拡大とM&Aを通じてHRテクノロジー事業を積極的に拡大する戦略を掲げています。
この成長戦略に沿って、世界でも最大級の規模と成長性を誇る求人サイトを運営するGlassdoorの発行済全株式を取得することを決定しました。求職者と求人企業が各々直面している様々な問題の解決を目指してGlassdoorとIndeedが協働することで、更なる成長を実現する事業機会を創出したいと考えています。当社は、オンライン求人検索、オンライン求人情報アグリゲーション、求職者と求人企業のマッチング、そして求職者による求人企業の口コミ情報によって、求職者の仕事探しを更に強力にサポートし、オンラインHR領域におけるポジションを確固たるものとします。
③ 取得日
2019年3月期第2四半期中(2018年7月1日より9月30日までの期間)
④ 買収の法的形式
株式の取得
⑤ 買収後企業の名称
買収後企業の名称に変更なし
⑥ 取得した議決権比率
取得後の議決権比率 100%
⑦ 支払資金の調達方法
当社グループの手元現金により充当予定
(2) 被取得企業の取得価額
Glassdoorの株式の取得価額 12億米ドル(約1,272億円)
(3) 発生するのれんの金額及び発生原因並びに企業結合日に受け入れる資産及び負債の額
現在算定中
33.初度適用
当社グループは、当連結会計年度からIFRSに準拠した連結財務諸表を開示しています。日本基準に準拠して作成された直近の連結財務諸表は、2017年3月31日に終了した1年間に関するものであり、移行日は2016年4月1日です。
日本基準からIFRSへの移行が、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に及ぼす影響は、以下の調整表及び調整に関する注記に記載しています。なお、調整表の「表示組替」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼさない項目を、「認識及び測定の差異」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼす項目を含めて表示しています。
IFRS第1号は、IFRSを初めて適用する企業に対し、原則としてIFRSを遡及的に適用することを求めています。但し、IFRS第1号では、IFRSで要求される基準の一部について遡及して適用することを禁じています。当社グループは、「見積り」、「金融資産及び金融負債の認識の中止」、「ヘッジ会計」及び「非支配持分」について、IFRS移行日より将来に向かってIFRSを適用しています。また、IFRSで要求される基準の一部について、遡及適用の免除を認めています(IFRS第1号の免除規定)。これらの規定に基づき、IFRSへ移行したことによる影響額は、IFRS移行日における利益剰余金、又はその他の資本の構成要素で調整しています。
当社グループが日本基準からIFRSへ移行するに当たり、免除規定を適用した基準は以下のとおりです。
・IFRS移行日より前に発生した企業結合に対してはIFRS第3号「企業結合」を遡及適用していません。
・IFRS移行日より前の在外営業活動体への投資に係る累積為替換算差額に対してIAS第21号「外国為替レート変動の影響」を適用せず、移行日において、零としています。
・保有している金融商品に対してはIFRS第9号「金融商品」を適用して、IFRS移行日時点の状況に基づき、資本性金融資産を、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する区分にしています。
移行日(2016年4月1日)の資本に対する調整
(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
資産の部資産
流動資産流動資産
現金及び預金257,74152,581△461309,860現金及び現金同等物
受取手形及び売掛金222,288△1,5341,245221,998営業債権及びその他の
債権
有価証券53,176△32,14776321,792その他の金融資産
繰延税金資産23,264△23,264
その他37,524△23,1558414,454その他の流動資産
貸倒引当金△4,2564,256
流動資産合計589,739△23,2641,632568,106流動資産合計
固定資産非流動資産
有形固定資産
建物及び構築物
(純額)
9,76722,6647,08239,515有形固定資産
土地7,743△7,743
その他(純額)14,921△14,921
無形固定資産
のれん213,051-△43,787169,264②⑩のれん
ソフトウエア70,93877,604△9,858138,684無形資産
その他77,604△77,604
投資その他の資産
投資有価証券120,854△84,817△1,83834,199持分法で会計処理
されている投資
110,145△282109,862その他の金融資産
繰延税金資産11,75723,264△2,15832,864繰延税金資産
退職給付に係る資産38,971△3,4215,552その他の非流動資産
その他34,588△34,588
貸倒引当金△288288
固定資産合計560,94223,264△54,264529,942非流動資産合計
資産合計1,150,681-△52,6311,098,049資産合計


(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
負債及び資本
負債の部負債
流動負債流動負債
支払手形及び買掛金60,10494,933△1,763153,274営業債務及び
その他の債務
1年以内返済予定の
長期借入金
15,00044015,044社債及び借入金
未払費用85,354△79,1652656,453その他の金融負債
未払法人税等40,050△1,38056739,237未払法人所得税
賞与引当金24,728△24,728
その他56,758△52,560144,212引当金
58,47753,553112,030④⑥その他の流動負債
流動負債合計281,997△4,38052,637330,253流動負債合計
固定負債非流動負債
その他4,568△4,4003,6693,837その他の金融負債
2382,9723,210引当金
退職給付に係る負債28,7501,80813,46044,019退職給付に係る負債
繰延税金負債49,69318△13,62936,082繰延税金負債
労災補償引当金8,6716,715△2,98512,401その他の非流動負債
固定負債合計91,6834,3803,48899,553非流動負債合計
負債合計373,680-56,125429,806負債合計
純資産の部資本
親会社の所有者に
帰属する持分
資本金10,000--10,000資本金
資本剰余金53,756--53,756資本剰余金
利益剰余金596,305-1,883598,188利益剰余金
自己株式△495--△495自己株式
その他の包括利益累計額110,7122,137△110,5432,306③⑧その他の資本の
構成要素
新株予約権2,137△2,137
-△108,660663,755親会社の所有者に
帰属する持分合計
非支配株主持分4,585-△974,487非支配持分
純資産合計777,000-△108,757668,243資本合計
負債純資産合計1,150,681-△52,6311,098,049負債及び資本合計


前連結会計年度(2017年3月31日)の資本に対する調整
(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
資産の部資産
流動資産流動資産
現金及び預金261,34284,3349,520355,196現金及び現金同等物
受取手形及び売掛金305,336△2,506△8,373294,456営業債権及びその他の
債権
有価証券85,000△63,577△9121,330その他の金融資産
繰延税金資産25,079△25,079
その他42,330△22,90798720,410その他の流動資産
貸倒引当金△4,6564,656
流動資産合計714,431△25,0792,042691,394流動資産合計
固定資産
有形固定資産非流動資産
建物及び構築物
(純額)
18,12724,0856,94549,158有形固定資産
土地7,758△7,758
その他(純額)16,326△16,326
無形固定資産
のれん282,555-20,718303,273②⑩のれん
ソフトウエア88,940151,900△10,926229,914無形資産
顧客関連資産95,307△95,307
その他56,593△56,593
投資その他の資産
投資有価証券121,800△83,114△1,05837,627持分法で会計処理
されている投資
112,679733113,413その他の金融資産
繰延税金資産11,76625,079△3,96532,879繰延税金資産
その他36,377△29,936△1,1995,241その他の非流動資産
貸倒引当金△371371
固定資産合計735,18325,07911,245771,508非流動資産合計
資産合計1,449,614-13,2881,462,903資産合計


(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
負債及び資本
負債の部負債
流動負債流動負債
支払手形及び買掛金68,029108,618△2,699173,947営業債務及び
その他の債務
1年以内返済予定の
長期借入金
24,957879△86924,967社債及び借入金
未払費用97,891△94,9451513,097その他の金融負債
未払法人税等35,218△2,87550432,847未払法人所得税
賞与引当金26,022△26,022
その他107,285△97,843△3289,114引当金
109,39860,152169,551④⑥その他の流動負債
流動負債合計359,404△2,79156,912413,524流動負債合計
固定負債非流動負債
社債50,000137,366△745186,620社債及び借入金
長期借入金137,366△137,366
その他16,573△15,4148011,960その他の金融負債
1,1153,0834,198引当金
退職給付に係る負債29,2141,80512,32843,349退職給付に係る負債
繰延税金負債69,973193△17,42852,739繰延税金負債
労災補償引当金8,54115,091△5,88817,743その他の非流動負債
固定負債合計311,6702,791△7,849306,612非流動負債合計
負債合計671,074-49,062720,137負債合計
純資産の部資本
親会社の所有者に
帰属する持分
資本金10,000--10,000資本金
資本剰余金52,874-△34452,529資本剰余金
利益剰余金653,490-60,564714,055利益剰余金
自己株式△31,640--△31,640自己株式
その他の包括利益累計額86,0622,042△95,474△7,369③⑧その他の資本の
構成要素
新株予約権2,042△2,042
-△35,254737,575親会社の所有者に
帰属する持分合計
非支配株主持分5,710-△5205,190非支配持分
純資産合計778,540-△35,774742,765資本合計
負債純資産合計1,449,614-13,2881,462,903負債及び資本合計


前連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)の包括利益に対する調整
(単位:百万円)
日本基準表示科目日本基準表示組替認識及び
測定の差異
IFRS注記IFRS表示科目
売上高1,839,987-101,9341,941,922⑥⑨
売上収益
売上原価979,110-72,4001,051,510④⑤
⑥⑨
売上原価
売上総利益860,876-29,534890,411売上総利益
販売費及び一般管理費733,669-△23,037710,631①②

⑤⑦
⑨⑩
販売費及び一般管理費
23,76854824,317その他の営業収益
11,051△46710,583その他の営業費用
営業利益127,20712,71753,588193,513営業利益
営業外収益6,631△6,631
営業外費用2,120△2,120
特別利益28,570△28,570
特別損失11,028△11,028
3,8236094,432持分法による投資損益
(△は損失)
7,609△4,5633,046金融収益
2,096△332,062金融費用
税金等調整前当期純利益149,260-49,668198,929税引前当期利益
法人税等63,197-△1,52761,669法人所得税費用
当期純利益86,063-51,196137,260当期利益
その他の包括利益その他の包括利益
純損益に振替えられることのない項目
その他有価証券評価
差額金
2,121-3,0075,129その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動
退職給付に係る調整額912-10923確定給付型退職給付制度の再測定額
188-188持分法によるその他の包括利益に対する持分相当額
1883,0186,240小計
純損益にその後に振替えられる可能性のある項目
為替換算調整勘定△27,482△2,74118,726△11,497在外営業活動体の
換算差額
繰延ヘッジ損益2,157-△1,533624キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の有効部分
持分法適用会社に
対する持分相当額
△2,5532,553
△18817,193△10,873小計
その他の包括利益合計△24,844-20,211△4,632税引後その他の包括利益
包括利益61,219-71,408132,627当期包括利益


調整に関する注記
(1) 表示組替
表示組替の主な内容は以下のとおりです。
・日本基準における現金及び預金のうち、預入期間が3ヶ月超の定期預金を、IFRSにおいてはその他の金融資産(流動)に含めて表示しています。
・日本基準における有価証券のうち、取得日から満期日までの期間が3ヶ月以内の短期投資を、IFRSにおいては現金及び現金同等物に含めて表示しています。
・IFRSの表示規定に基づき、金融資産及び金融負債を別掲しています。
・繰延税金資産及び繰延税金負債については、非流動資産及び非流動負債に組み替えています。
・日本基準においては区分掲記していた新株予約権について、IFRSにおいてはその他の資本の構成要素に含めて表示しています。
・日本基準において、営業外収益、営業外費用、特別利益及び特別損失に表示していた項目について、IFRSにおいては財務関連項目を金融収益及び金融費用に、それ以外の項目をその他の営業収益、その他の営業費用及び持分法による投資損益に表示しています。
(2) 認識及び測定の差異
① 減価償却
当社グループは、日本基準の下では有形固定資産(リース資産を除く。)の減価償却方法について、主として定率法を採用していましたが、IFRSでは定額法を採用しています。
② のれん
当社グループは、日本基準の下では減損の兆候がある場合にのみ減損の要否の判断を行っていましたが、IFRSでは毎期減損テストを実施しています。
移行日において減損テストを行った結果、のれんの回収可能価額が帳簿価額を下回ったことにより、のれんの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、33,055百万円の減損損失を認識しています。回収可能価額は使用価値により算定しており、減損損失を認識したのれんの使用価値の見積りには、税引前の加重平均資本コストを基礎として算出した割引率(13.83%~31.55%)を使用しています。減損損失を認識したのれんのうち、重要なものはQuandoo GmbHに関連する資金生成単位によるものであり、当該のれん全額について22,858百万円の減損損失を認識しています。
使用価値の算定には、各資金生成単位において経営者によって承認された事業計画に基づき、5年間の税引前キャッシュ・フロー予測等を使用しており、事業計画が対象としている期間を超える期間については、継続価値を算定しています。事業計画は、業界の将来の趨勢に関する経営者の評価と過去のデータを反映したものであり、外部情報及び内部情報に基づき作成しています。継続価値の算定には、各資金生成単位の成長率(2.00%~4.92%)を使用しています。
また、日本基準の下ではのれんをその効果が発現すると合理的に見積もられる期間にわたり規則的に償却していましたが、IFRSでは移行日以降の償却を停止しています。これにより、前連結会計年度において、販売費及び一般管理費が53,533百万円減少しています。
③ 資本性金融資産
当社グループは、日本基準の下では非上場の資本性金融資産を原則として取得原価で測定していますが、IFRSでは原則として公正価値により測定するため、その他の金融資産(非流動)が変動しています。
また、日本基準の下で、資本性金融資産の売却損益及び減損損失を純損益として認識していましたが、IFRSにおいてその他の包括利益を通じて公正価値で測定することを指定した金融資産については、公正価値の変動額をその他の包括利益として認識し、利益剰余金に振替えています。
④ 未消化の有給休暇
当社グループは、日本基準の下では会計処理が求められていなかった未消化の有給休暇について、IFRSでは負債を認識しています。
⑤ 確定給付制度に関する退職給付債務
当社グループは、日本基準の下では、数理計算上の差異は発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により按分した額を発生の翌連結会計年度から費用処理し、過去勤務費用は発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により按分した額を発生した連結会計年度から費用処理していましたが、IFRSでは、数理計算上の差異は発生時にその他の包括利益で認識し、過去勤務費用は発生時に純損益で認識しています。
また、退職給付の計算について、IFRSの規定に基づいた再計算を行っており、退職給付債務の期間配分方法等により生じた差異について、利益剰余金に調整が反映されています。
⑥ 売上収益
当社グループは、日本基準の下ではインターネットへの広告掲載による収益を、ウェブサイト上に広告が掲載された時点で一括で認識していましたが、IFRSではウェブサイト上に広告が掲載された時点で繰延収益として負債に計上し、広告が掲載される期間にわたって収益を認識しています。
また、日本基準の下では割引チケット共同購入サイト「ポンパレ」のチケット販売取引について、売上収益及び売上原価を総額で表示していましたが、IFRSでは純額で表示しています。
⑦ 企業結合に係る条件付支払条項
当社グループは、日本基準の下では取得原価に含めていた従業員等に対する企業結合後の継続勤務を条件とした対価について、IFRSでは、企業結合とは別個の取引に該当する従業員に対する報酬として会計処理しています。
また、日本基準の下では株式譲渡契約に基づきエスクロー口座に拠出した対価を支払が確定するまで投資その他の資産に計上していましたが、IFRSでは支配獲得日に企業結合の取得原価として会計処理しています。
⑧ 在外営業活動体の換算差額
当社グループは、IFRS第1号に規定されている免除規定を選択し、在外営業活動体に係る累積換算差額の残高を、移行日においてすべて利益剰余金に振替えています。
⑨ Recruit Global Staffing B.V.に関連する企業結合
当社グループは、2016年6月1日にRecruit Global Staffing B.V.を取得し、子会社としています。日本基準の下では当該企業結合における取得日について、2016年6月30日をみなし取得日としていましたが、IFRSでは2016年6月1日を支配獲得日としています。
また、日本基準の下では、Recruit Global Staffing B.V.に関連する企業結合について、2016年6月30日時点で取得原価の配分が完了しておらず、その時点で入手可能な合理的な情報に基づく暫定的な会計処理により算定された金額にて、のれんを認識・測定していましたが、IFRSでは、その後確定した会計処理を支配獲得日に遡及して反映させており、のれんが61,988百万円減少し、無形資産及び繰延税金負債がそれぞれ88,089百万円及び26,100百万円増加しています。
⑩ 報告期間の統一
当社グループは、日本基準の下では決算日が親会社と異なる連結子会社について、親会社の決算日との差異が3ヶ月を超えない場合には、子会社の財務諸表を基礎として親会社の決算日との間に生じた重要な取引に関する調整を行って連結していましたが、IFRSでは親会社の決算日において実施した仮決算に基づく財務諸表を作成して連結しています。
この結果、主として移行日において為替レートの変動によりのれんが10,731百万円減少しています。また、Recruit Global Staffing B.V.の報告期間の統一により、売上収益、売上原価並びに販売費及び一般管理費が以下のとおり増加しています。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2016年4月1日
至 2017年3月31日)
売上収益108,452
売上原価87,063
販売費及び一般管理費18,235

⑪ 繰延税金資産及び繰延税金負債に対する調整
主として日本基準からIFRSへの調整に伴い一時差異が発生したこと等により、繰延税金資産及び繰延税金負債の金額を調整しています。
(3) 利益剰余金に対する調整
(単位:百万円)
移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
① 減価償却4,0154,389
② のれん△33,05520,914
③ 資本性金融資産29,35830,540
④ 未消化の有給休暇△20,428△23,136
⑤ 確定給付制度に関する退職給付債務△16,977△14,900
⑥ 売上収益△31,490△33,038
⑦ 企業結合に係る条件付支払条項△6,395△5,190
⑧ 在外営業活動体の換算差額70,07770,077
その他△9,380△8,493
税効果による影響16,16019,402
利益剰余金に対する調整額1,88360,564

(4) キャッシュ・フローに対する調整
日本基準からIFRSへの移行によるキャッシュ・フローに対する影響は、主に、連結子会社の報告期間を統一したことによるもの、みなし取得日の取扱いの有無により企業結合に係る会計処理を行った日が相違することによるものの他、企業結合に係る条件付支払の一部の取扱いの相違によるものです。
  • 有価証券報告書-第58期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

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