有価証券報告書-第38期(平成27年9月21日-平成28年2月29日)

【提出】
2016/05/25 16:30
【資料】
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【項目】
116項目

コーポレート・ガバナンスの状況

(1) 【コーポレート・ガバナンスの状況】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社グループは、食品の専門スーパーマーケットとして、絶対価値を有する商品の開発・公正な取引を目指し、当社グループのステーク・ホルダーであるお客様・お取引先・株主・従業員に高品質・高い満足度のサービスを提供することを目標としております。そのため、おいしくて価値ある商品ときめ細かなサービスを提供して地域社会に貢献し、お客様に必要とされる店づくりに努めてまいります。
地域社会に奉仕するスーパーマーケットとしての企業価値の一層の向上に努めるとともに、その責務を遂行し、株主の皆様をはじめとするステーク・ホルダーの方々の支持および信頼を確立するために、コーポレート・ガバナンスは最も重要な経営課題の一つと位置づけております。
② 会社の機関の内容及び内部統制システムの整備状況等
イ 会社の機関の基本説明
・取締役会
当社の取締役会は、計7名の取締役で構成されており(本報告書提出日現在)、定例取締役会を基本的に月2回開催、必要に応じて随時臨時取締役会を開催し、経営上重要な事項について審議、決定するとともに、各部の予算の進捗状況、課題、問題点等の報告を行い的確かつ機動的に対応し、経営の効率化、健全化を継続的に進めております。また、社外取締役による客観的な意見をいただくことにより、上記記載の内容がより有効に機能するように努めております。
また、取締役会に監査役が出席することにより、取締役会への監督機能の強化を図っております。
・監査役会
当社は監査役制度を採用しております。監査役会は、社外監査役2名を含む3名(本報告書提出日現在)で構成されております。
また、各監査役は取締役の業務の執行状況に関し適宜監査を行っており、取締役会その他の重要な会議に出席するほか、必要に応じ、外部監査人との意見交換を実施しております。
ロ 内部統制システムの整備状況
内部統制については、内部統制組織および統制手段を相互に関連させ、内部統制が作用する仕組みを構築しております。
統制手段としては、社内規程・マニュアル等の整備を図り、業務実施に際しての適正な管理を実施しております。
ハ 内部監査及び監査役監査の状況
専任の内部監査室を設置し、内部監査専任者1名が本社および営業店舗の業務監査を実施しております。また、必要に応じて監査役および外部監査人と連携し、監査を実施するとともに、内部統制システムの充実を図り技術的な内部監査機能の見直しを監査役と協力して推進しております。
監査役は、監査役会において決定された監査方針および監査計画に基づき、監査役監査を実施しております。取締役会その他重要な会議に出席するほか、必要に応じて、外部監査人との意見交換を実施しております。
ニ 会計監査の状況
会社法および金融商品取引法の会計に関する監査のため、平成28年1月6日付の監査契約に基づき、有限責任 あずさ監査法人の監査を受けております。
業務を執行した公認会計士の氏名、所属する監査法人名及び継続監査年数
公認会計士の氏名等所属する監査法人名継続監査年数
指定有限責任社員
業務執行社員
和泉 年昭有限責任 あずさ監査法人―(注)
指定有限責任社員
業務執行社員
谷 宏子

(注) 継続監査年数につきましては、7年以下でありますので、記載を省略しております。
監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 6名
その他 6名
ホ 社外取締役及び社外監査役との関係
当社は、社外取締役を選任しておりませんが、取締役のうち4名は、営業統括部門、管理統括部門でそれぞれ、当社の親会社であります株式会社イズミや同社の関連子会社にて、その専門的知見と監督者として実績を重ねられており、豊富な経験を有しております。また、社内でも専門スタッフによる内部監査体制や、社内外の内部通報体制を整備、運用し、潜在リスクや不正行為等の是正に努めるなど、法令遵守はもとより、衛生管理、安全、環境、人権等、様々な観点から、透明かつ公正なガバナンスを目指す体制を整えております。当社は、社外取締役の重要性は認識しておりますが、株式会社イズミと資本業務提携を進めるなかで社外取締役を設置すること、現在の経営規模、体制を総合的に判断し、社外取締役を設置しておりません。今後、当社といたしましては、経営における社外取締役の役割について、十分な議論と検証を重ね、設置の必要性があると判断する場合には、具体的な検討を行ってまいりたいと存じます。
当社は、社外監査役として2名を選任しております。監査役の坂川正至氏は、管理部門において、その専門的知見と監督者として実績を重ねられ、豊富な経験を有しており、監査役の松田はるみ氏は税理士であります。
社外監査役と当社との間に人的関係、資本的関係または取引関係およびその他の利害関係はありません。
へ リスク管理体制の整備の状況
当社は、リスク管理を取り組むべき重要な経営課題と認識しております。
日常的なリスク管理については、管理本部が中心となり実施するとともに、各部署への指導を行っております。また、当社の事業活動に重要な影響を及ぼす恐れのある経営リスクについては、経営企画本部が中心となり、経営会議において、個別の事業案件毎にリスクの把握・分析を行い、リスク管理を行っております。
ト 提出会社の子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況
当社グループの業務の適正について、当社の経営理念、行動規範に基づいた倫理、法令遵守、定款遵守の周知徹底をし、コンプライアンス対する知識の習得、意識の向上を促進するための研修、教育体制の支援を行っております。
③ 役員報酬の内容
当年度に支払った役員報酬は以下のとおりであります。
イ 取締役
取締役(11名)31,880千円
(うち、社外取締役-名)( - 千円)

ロ 監査役
監査役(6名)4,760千円
(うち、社外監査役4名)( 1,575千円)

④ 取締役の定款
当社の取締役は3名以上15名以内とする旨定款に定めております。
⑤ 取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨および選任決議は累積投票によらない旨を定款に定めております。
⑥ 株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、特別決議の定足数をより確実に充足できるようにして、株主総会が円滑に運営できるようにするものであります。
⑦ B種種類株式
当社は、店舗改装及び新規出店等による店舗競争力の強化と財務体質の安定化を目的として、機動的かつ効率的な経営を推進するために、前述の「第4提出会社の状況 1株式等の状況 (1)株式の総数等 ②発行済株式」に記載しておりますB種種類株式を発行しております。