農業を取り巻く環境は、世界的には人口増加や新興国の経済成長等に伴って農作物需要が拡大しており、中長期的にも成長が継続するものと思われますが、新型コロナウイルス感染症の農業及び農薬市場における影響を十分に注視していく必要があります。
このような中、当社の状況は、新型コロナウイルス感染症の影響により一部製品の販売や製造に遅れが生じておりますが、海外向けダコニール関連剤や緑化関連剤の出荷が好調に推移したことで、当第3四半期累計期間の売上高は83億28百万円(前年同四半期比66百万円増)となりました。利益面につきましては、フィリピン事業を中心に販売価格の改定を進めていることや横浜工場の稼働安定化もあって利益率が改善していることに加え、新型コロナウイルス感染症対策として国内外出張や会食等の自粛を行っていることから旅費交通費を中心に活動経費が減少し、営業利益は9億12百万円(前年同四半期比4億84百万円増)となりました。さらに、中国出資企業からの受取配当金5億83百万円を計上したことで、経常利益は15億1百万円(前年同四半期比6億68百万円増)、四半期純利益は11億61百万円(前年同四半期比3億85百万円増)となりました。
なお、当社の販売する製品は、農繁期に備え、冬季から春季にかけて出荷が集中する傾向にあります。そのため、第3四半期会計期間(10月1日から12月31日まで)、第4四半期会計期間(1月1日から3月31日まで)に売上が集中する傾向にあります。
2021/02/04 9:59